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12月の6日が誕生日!ということで去年の今頃から巻ごとのハグリッドを取り上げて来ましたが今週はいよいよ第7巻「死の秘宝」のハグリッドをお届けします。プリベット通り4番地からトンクス邸へハリーを送り届ける任務を負うことになったハグリッドだったのですが・・・(全3項目)

3-1.シリウスのバイクで・・・
今回のハリーのプリベット通り4番地から「隠れ穴」への移動は当初はマッド・アイ・ムーディが付添い姿くらましで行う予定だったのですが魔法法執行部の部長パイアス・シックネスが寝返ったため・・・

呪文をかける必要のない輸送手段「箒」「セストラル」そして「ハグリッドのバイク」で行われることになったのでした。ハリーの移動はハグリッドのバイクで行われることになったのでした。

どうしてハリーの移動をハグリッドのバイクにしたのか?についてマッド・アイはハリーは箒の名手だからあえて箒に乗らせない方法で輸送するのだと説明したのでした。

こうしてかつてはシリウスの乗り物だったバイクのサイドカーに乗ってプリベット通り4番地を出たハリーだったのですが14人の一行は出発直後に死喰い人集団に取り囲まれてしまったのでした。

叫び声が上がり緑色の閃光があたり一面にきらめいてバイクは引っくり返りました。ハグリッドはバイクを元の姿勢に戻すと急速で前進し囲みを突き破ってフードを被った死喰い人を蹴散らしたのでした。

「ハグリッド。戻らなきゃ。戻らなきゃ!」

エンジンの轟音を凌ぐ大声でハリーは叫びましたがハグリッドは「俺の仕事はお前さんを無事に届けることだ」と言って応じなかったのでした。ハリーはなおも止まるようにとハグリッドに呼びかけましたが・・・

死喰い人が4人包囲網から離れてハグリッドとハリーを追いかけて来たので他のグループを気にする余裕は無くなったのでした。必死に逃げるしかありませんでした。

3-2.ヴォルデモート卿迫る!
必死に逃げるハリーとハグリッドだったのですが事態が変ったのはハリーが一番近くにいた追っ手に呪文を発した時でした。呪文を避けようとした拍子にフードが滑り落ちると・・・

それは奇妙に無表情なスタンリー・シャンパイクでした。「服従の呪文」で従わされているのは明らかでした。死なせてはいけないと咄嗟に判断したハリーが唱えた呪文は・・・

「エクスペリアームス!武器よ去れ!」

すると!まだフードを被ったままの死喰い人が「あれが本物だ」と叫んだのです。その叫び声はバイクのエンジン音をも乗り越えてハリーの耳に届いて来たのでした。次の瞬間2人の追っ手は退却して視界から消えたのでした。

ハグリッドは奴らを撒いたと思う。上手くいったぞと言いましたがハリーは到底そうは思えませんでした。死喰い人の1人が間違いなく「あれが本物だ」と言ったのです。そしてハリーの不安は的中したのでした。

ヴォルデモートが風に乗った煙のように箒にもセストラルにも乗らずに空を飛んで2人に迫って来ました。ハグリッドは恐怖の叫び声を上げるとバイクを一直線に下に向けました。

ハリーの傷痕は焼けるように痛んでいました。ハリーは死を覚悟しました。間近に箒に乗った死喰い人が近づいて来て腕を上げたのでハグリッドは「この野郎!」と怒りの叫び声を上げながらバイクを飛び降りて・・・

ハリーに腕を上げた死喰い人に襲いかかったのでした。ハグリッドは死喰い人もろとも落ちていったのでした。箒は2人の重みに耐えられなかったのでした。

「俺様のものだ!」

もうおしまいだ。ハリーにはヴォルデモートの姿も見えず声も聞こえなくなりました。1人残った死喰い人がヴォルデモートのために道を開けるのがチラリと見えた途端ヴォルデモートが死の呪文を・・・

「アバダ―」

3-3.奇跡?俺たちゃ生きてる!
気がつくとハリーはランプに照らされた見知らぬ居間のソファに仰向けに寝ていました。肋骨と右腕に焼けるような感覚がありました。歯も元通りに生えていました。目を開けると初めて顔を見る男が心配そうに・・・

ハリーを見つめていたのでした。その男こそがトンクスの父親テッド・トンクスでした。トンクス氏はハリーにハグリッドは大丈夫だ。今は妻が看病している。そして肋骨と歯と腕は自分が直したことをハリーに告げたのでした。

とにかく自分の目でハグリッドの無事を確認しないと気が済まなかったハリーは腰をひねってソファから両足を下しました。しかしハリーがまだ立ち上がり切らない内にドアが開いてハグリッドが・・・

ハリーのいる部屋に窮屈そうに入って来ました。顔は泥と血にまみれ少し足を引きずっていましたが奇跡的に生きていました。ハグリッドは華奢なテーブルを2脚と観葉植物のハランを1鉢引っくり返しながら・・・

たったの2歩で部屋を横切ってハリーを抱き締めたのでした。トンクス氏に治してもらったばかりの肋骨がまた折れそうになりました。そしてハリーにこう言ったのでした。

「おったまげた。ハリー、いったいどうやって助かった?てっきり俺たち2人ともお陀仏だと思ったぞ」

今日の最後に
ハグリッドが周囲を見回して「ヘドウィグはどこだ?」と訊いて来た時ハリーは鼻の奥がツンと痛くなったのでした。現実が実感として押し寄せて来たのでした。ヘドウィグの死を知ったハグリッドは・・・

大きな手でハリーの肩を軽くしかし痛いほどに叩いた後に「もうええ。あいつは幸せに長生きした」とかすれた声で言ったのでした。
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