FC2ブログ
ハリー、ロン、ハーマイオニーのホグワーツに入学してからのクリスマスは決して手放しで喜べるほど楽しいものではなかったのですが最終学年の3人はヴォルデモートの分霊箱を探す旅に出たために特に辛酸を舐め尽くすことになってしまったのでした。(全2項目)

2-1.第7巻「死の秘宝」の3人
ゴドリックの谷に行こう!両親の眠る村へ!

ダンブルドアはグリフィンドールの剣をゴドリックの谷に住むバチルダ・バグショットに預けたのでは?と考えたハーマイオニーはハリーの村に行きたいという申し出を受け入れたのでした。

行くと決めたら翌日にも行きたいと思ったハリーだったのですがハーマイオニーの考えは違っていました。ハリーが両親の死んだ場所に戻ることをヴォルデモートは予想しているに違いないと思ったハーマイオニーは・・・

十二分に準備をしてから出発しなくてはいけないと確信したようです。村に行くにあたっては「透明マント」を被ったまま「姿現し」と「姿くらまし」が完璧にできるようになって・・・

ハーマイオニーはようやく村に向けて旅立つことを承知したのでした。夜の闇にまぎれて村に「姿現し」する計画だったので2人は午後も遅い時間になってからポリジュース薬を飲んだのでした。

村に到着して心臓が喉元で激しく打つのを感じながらハリーは目を開けました。2人は雪深い小道に手をつないで立っていました。狭い小道の両側にクリカマス飾りを窓辺にキラキラさせた小さな家が立ち並んでいました。

足跡が残ってしまうから消しながら歩かないといけないと言うハーマイオニーを説得してハリーは「透明マント」を脱いで上着の下にしまいました。そして2人は村の中心部と思われる場所に向かって歩を進めたのでした。

目の前を行き交う村人の姿が街灯の明かりで時々照らし出されました。パブの扉が一度開いて再び閉まり笑い声やポップスが一瞬だけ流れ出ました。やがて小さな教会からクリスマス・キャロルが聞こえて来たのでした。

「ハリー、今日はクリスマス・イブだわ!」
「そうだっけ?」

ハリーは日付の感覚を失っていました。2人とも何週間も新聞を読んでいなかったからです。ハリーが両親の墓にたどり着いたのはクリスマス・イブの夜だったのです。

その頃ロンはどこにいたのか?と云えば・・・

2-2.3人のそれぞれ
そんなわけで最終学年の3人はヴォルデモートと死喰い人が事実上政権を掌握するという状況になってしまったということもあって到底クリスマスどころではなかったというわけです。

●ハリー
「ハーマイオニー、僕の杖はどこなの?」

柊と不死鳥の杖はほとんど2つに折れていました。不死鳥の羽根の一筋が細々と2つを繋いでいました。柊の木は完全に割れていました。ハリーは言い知れない恐怖で何をどうしていいのか?分かりませんでした。

「レパロ!直れ!」で一度は繋がった杖だったのですがハリーが「エクスペリアームス!」と呪文を唱えると杖は負担に耐え切れずに再び2つに折れてしまいました。ハリーは目の前で起こったことが信じられませんでした。

あれほど様々な場面を生き抜いて来た杖が・・・

この日がクリスマスだったんですよね。

●ハーマイオニー
「ハーマイオニー、僕の杖はどこなの?」

ハーマイオニーはハリーにはほとんど聞き取れないほどの小さな声で囁いたのでした。多分ハリーの杖を折ったのは私だと思うの。逃げる時に蛇が私たちを襲って来たので「爆発呪文」をかけたのだと・・・

それが撥ね返った時にハリーの杖に当たったに違いない。ハリーは何とか修理する方法を見つけるとハーマイオニーを慰めましたがハーマイオニーは「それはできないと思うわ」と言ったのでした。

「覚えているかしらロンのこと?自動車の衝突で、あの人の杖が折れた時のこと?どうしても元通りにならなくて新しいのを買わなければならなかったわ」

●ロン
その頃ロンはティンワース郊外のビル・フラー夫妻の新居「貝殻の家」にいました。部屋でラジオを聞いていると突然ポケットの中の「灯消しライター」からハーマイオニーが自分の名前を呼ぶ声が聞こえて来たのです。

ロンは絶対にここからハーマイオニーの声が聞こえて来たと思って「灯消しライター」を取り出してカチッと点けてみたのでした。すると自分の部屋の灯りが消えて別の灯りが窓のすぐ外に現れたのでした。

それは青っぽくって丸い光の球でした。強くなったり弱くなったりして脈を打っているように見えました。そしてロンは「これだ!」と思ったのでした。この丸い光の球が自分を2人のいる所に連れて行ってくれると。

ロンは急いで荷物をリュックサックに詰め込むと庭に出たのでした。するとその丸い光がロンをハリーとハーマイオニーがいる所に連れて行ってくれたのでした。

こうしてハリーとロンはグロスター州のディーンの森で再会したというわけです。

今日の最後に
ロンは2年生の新学期初日にハリーと車を飛ばして学校に来て、その際に「暴れ柳」に衝突した時に杖を真っ二つに折ってしまいロックハートは「その杖」を使ってハリーとロンに忘却術をかけようとして・・・

自分で自分に忘却術をかけてしまうという結果になったのですが当然ダンブルドアは翌年度にリーマス・ルーピンに来てもらうにはロックハートには1年でホグワーツを去ってもらわなくてはならないということで・・・

あえてロンの杖を修理せず放置したということだったんですが最終巻では「この経験」が「こういう形」で役に立つことになったというわけなんですよね。
Secret

TrackBackURL
→http://tokimekiboy.blog43.fc2.com/tb.php/698-807b7a60