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さて昨日は初登場から最後まで、ずっといい印象が変わらないであろう「二人」の内の一人ウィーズリーおじさんを取り上げましたが、本日はもう一人のウィーズリーおばさんを取り上げることにします。

ウィーズリーおじさんがジェームズ・ポッターに代わる事実上の「養父」であるのならば、ウィーズリーおばさんはリリー・ポッターに代わる『養母』と言っていいでしょう!

ウィーズリーおばさんもハリーの母親代わりということで各巻の随所にハリーを助けたり面倒をみるシーンが出て来ます。

第1巻賢者の石では九と四分の三番線にどうやって行ったらいいのかを優しくハリーに教えたり(140ページ)

第2巻秘密の部屋ではハリーが隠れ穴に到着した直後にはハリーの皿に八本も九本もソーセージを滑り込ませながら
「あなたのことは責めていませんよ」
「あなたは上に行ってお休みなさいな」
「まあ、やさしい子ね」と言ったり(52~54ページ)

ハリーのソックスがどうのこうのとうるさく言ってみたり、食事のたびに無理やり四回もお代わりさせようとしたり(64ページ)

第3巻アズカバンの囚人では「その時点」ではシリウスがハリーの命を狙っていると思っていたので、ハリーにキスをして、ぎゅっと抱きしめながら「むちゃしないでね。いいこと?」と目を潤ませながら言ったりしています。ハリーは女性に抱き締められるという経験が初めてなのでドギマギしていますね。(95ページ、携帯版103~104ページ)

第4巻炎のゴブレットでは両腕でハリーを包み込んだあと、手の甲で涙を拭いながら薬を渡してくれたり(下巻543~544ページ)

第5巻不死鳥の騎士団上巻149ページでは激しい口調で
「息子も同然です」
「ほかに誰がいるっていうの?」

とまで言っていますね。

第6巻謎のプリンスでも「ロンと同じだわ」「二人ともまるで『引き伸ばし呪文』にかかったみたい」とハリーを上から下まで眺めながらため息をついています。(上巻124ページ)ロンによると「君(ハリー)が十分食ってない様子だって思ってるのさ」とのことです。(同135ページ)

それにしても・・・もちろん同い年の息子がいるからだということもあるのでしょうが、ウィーズリーおばさんはどうして『ここまで』ハリーを溺愛するんでしょうか?実はウィーズリーおばさんは男の兄弟二人を死喰い人に殺されているんです。

ローリングさんのサイトでウィーズリーおばさんの旧姓はプルウェットで騎士団上巻279ページに名前が出て来るギデオン・プルウェットと弟のフェービアンは彼女の兄弟であることが明らかになっています。

騎士団上巻281~285ページでグリモールド・プレイス十二番地の客間の文机にいたまね妖怪をウィーズリーおばさんが退治しようとして出来なかった時に次々と家族やハリーの姿になったのは極めて身近な親族二人を死喰い人に殺されているからなんです。だからウィーズリーおばさんは『あんなに』家族とハリーのことが心配なんですね~ぇ。

最後に
男の兄弟二人を死喰い人に殺されていると知って初めて騎士団上巻281~285ページを読んだ時「万感胸に迫る思い」というのはこういう気持ちなんだろうな~ぁと思いました。何度読み返しても涙無くしては読めません。(合掌)
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