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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

そうするのはあまりにも惜しいが・・・しかし!ニワトコの杖の真の所有者になるためには自分はそうせねばならぬのだ。ヴォルデモートはそう決断しましたが最後の最後に待ち受けていた非情の運命とは?(全3項目)

3-1.ついに!ハリー・ポッターを・・・
セブルス・スネイプはヴォルデモートにとって非常に貴重な存在でした。忠実なよき下僕でした。ですからヴォルデモートもこれからしなければならないことを残念に思ったのでした。

ヴォルデモートはニワトコの杖が自分にまともに仕えないのは自分が杖の真の持ち主ではないとの結論を出したのでした。ニワトコの杖は最後の持ち主を殺した魔法使いに所属する。

アルバス・ダンブルドアを殺したのはスネイプだ。だからスネイプが生きている限り自分は「この杖」の真の所有者にはなれぬ。だから自分はセブルス・スネイプを殺さねばならぬ。

これ以外に道はない。自分は「この杖」の主人にならねばならぬ。ニワトコの杖を制すれば自分はついにハリー・ポッターをも制するだろう。ヴォルデモートはそう決意・決断したのでした。

事を済ませるとヴォルデモートは配下たちに戦いを一旦中止して城から引き上げるよう命じたのでした。そしてハリー・ポッターに「禁じられた森」で1時間待つと告げたのでした。

「わが君、あいつの気配はありません」

ドロホフとヤックスリーが戻って来て1時間が経とうとしていましたがハリー・ポッターは現れません。ヴォルデモートは焚き火を見ながらニワトコの杖をゆっくりと長い指でしごいたのでした。

ヴォルデモートがハリー・ポッターは来ると思っていた。来ることを期待していた。どうやら自分は間違っていたようだと言うと焚き火の前に進み出て来たのは?

「間違っていないぞ」

3-2.ヴォルデモートの誤算
ハリー・ポッターに「死の呪文」を発したヴォルデモートだったのですが、何故か?撃つと同時に自身の体に今まで経験したことのない衝撃と痛みが襲って来たのでした。

「あいつは・・・死んだか?」

まとわりついて来るベラトリックス・レストレンジを振り切ってヴォルデモートはナルシッサ・マルフォイにハリー・ポッターが死んだかどうかを確かめて報告するよう命じたのでした。

「死んでいます!」

死喰い人たちの間から歓声が上がりました。死喰い人たちは勝利の叫び声を上げたり足を踏み鳴らしたり赤や銀色の閃光を一斉に空に打ち上げたりしたのでした。しかし一番喜んでいたのはもちろんヴォルデモートでした。

ヴォルデモートは死喰い人たちの歓声を凌ぐ甲高い声でハリー・ポッターは自分自身の手にかかって死んだ。もはや生きている者で自分を脅かす存在は1人もいなくなったと宣言したのでした。

ヴォルデモートは偶然傍らにいたハグリッドにハリー・ポッターの遺体を運ぶよう命じて配下の死喰い人たちや巨人を従えてホグワーツ城を守っている奴らにハリー・ポッターの・・・

この有り様を見せつけてやろうとホグワーツ城に向かって勝利の行軍を始めたのでした。城の手前に到着するとヴォルデモート自身が前に進み出て高らかにハリー・ポッターの死を宣言したのでした。

ハリー・ポッターの死亡を伝えればホグワーツ城を守る奴らの士気は著しく低下して簡単にこちらの軍門に下るであろうと考えたヴォルデモートだったのですが・・・

ところが・・・

3-3.最後の戦い
皮肉にもヴォルデモート自身がネビル・ロングボトムの頭に被せた組分け帽子に点けた火がホグワーツの防衛隊の反撃ののろしになってしまったのでした。

事もあろうにネビル・ロングボトムは何故か?燃え上がる組分け帽子からグリフィンドールの剣を取り出しヴォルデモートの目の前で蛇のナギニの首をぶった切ってしまったのでした。

ヴォルデモートの最後の分霊箱が破壊された瞬間でした。しかも死んだと思っていたハリー・ポッターが生きていたのです。こうして2人はホグワーツ魔法魔術学校の大広間で再び対決することになったのでした。

最後はヴォルデモートが「死の呪文」を発したのに対してハリー・ポッターは「武装解除の術」で応えヴォルデモートは撥ね返った自らの呪文で死んだのでした。

呪文が撥ね返った瞬間ヴォルデモートは両腕を広げてのけぞり真っ赤な眼の切れ目のように細い瞳孔は裏返ったのでした。ヴォルデモートはありふれた最期を迎えて床に倒れたのでした。

その身体は弱々しく萎びて蝋のような両手には何も持たず蛇のような顔は虚ろで何も気づいてはいませんでした。そしてハリー・ポッターは2本の杖を手に敵の抜け殻をじっと見下ろしていたのでした。

最後に
身震いするような一瞬の沈黙が流れ衝撃が漂いました。次の瞬間ハリーの周囲がドッと沸いたのでした。見守っていた人々の悲鳴に歓声さらには叫びが空気を劈いたのでした。人々はワッとハリーに駆け寄ったのでした。

ヴォルデモートの遺体は大広間から運び出され他の戦いの犠牲者の亡骸とは離されて別の小部屋に置かれたのでした。

最後の最後に「2009年の大晦日を迎えるのにあたって」
と!いうわけで本日12月31日が誕生日ということで2009年の最後に取り上げたのはトム・リドルことヴォルデモート卿ということになりました。

当サイトはご覧の通り「毎週・日曜・月曜・水曜・木曜」の週4回定期更新という極めて特殊な成り立ちをしているブログ・サイトなので来年2010年最初の記事が載るのは1月3日と今までで1番遅い日になります。

来年も当サイトをよろしくお願いしますね。(笑)

コメント

自分自身すら愛せなかった者の末路

7巻では、やること為すことがことごとく失敗するたびに、ヴォルデモートが苛立ちと焦りを露わにする場面が多く見られます。要するに、ヴォルデモートの本質は、ダンブルドアと出会った10歳の頃から(もっと言えば赤ん坊の時から)その精神が何一つ成長していない、ワガママで幼稚で、そのくせ自分が死ぬのを誰よりも怖がるガキでしかないんですよね。ハリー達が様々な挫折や愛する者の死を通して、一回りもふた回りも成長してきたのとは、見事なまでに対照的です。

また、ハリーに「リドル」と呼ばれた時の「よくも…」からは、ヴォルデモートが究極の自分本位でありながら、その実、「ヴォルデモート卿」というハリボテの自分しか愛することができない、悲しく、寂しい人間だとわかります。『キングズ・クロス駅』に出てきた「醜い赤ん坊」が象徴的です。あれは「自分」以外を愛せないヴォルデモートそのものであり、「トム・マールヴォロ・リドル」としての「自分」を一度も愛することができず、自分の魂がズタズタに引き裂かれても、ハンサムな顔が見る影もない姿に成り果てても、魂の一部たる分霊箱が破壊されても、何も感じることができなかったヴォルデモートの、哀れな本質でもあったと思います。

2016.10.26  龍  編集

救いようのない人

龍さんコメントありがとうございました!

ヴォルデモートは他の誰よりも死ぬのが怖かった。それは確かにそうですよね。グリンゴッツのレストレンジ家の金庫から自分の分霊箱が奪われたと知った時のうろたえようなんて半端がないといった感じですからね。(笑)

ヴォルデモートは「トム・マールヴォロ・リドル」としての自分を愛せなかった。私はむしろヴォルデモートは父親似の自分の外見を著しく嫌っていたと思いますね。だから見る影もない姿に成り果てても全く後悔しなかった。

そうだったと私は思います。

2016.10.27  トキメキぼーい  編集

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