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魔法界に取りあえず平和をもたらすためには加えてさらにハリーに絶対的な「護り」を備えさせるためにはハリーの両親ポッター夫妻にはどうしても死んでもらわなくてはならなかったのです。特にリリーにはハリーの盾になって死んでもらわなくてはならなかったのです。(全3項目)

3-1.壮絶な死
ハリーはこれまでも折りあるごとに両親がヴォルデモート卿に殺される場面を何度も何度も繰り返し繰り返し思い出して来ました。主に吸魂鬼がハリーに近づいた時でした。吸魂鬼はその人にとって最悪の記憶を・・・

呼び覚ますからです。ハリーは3年生の時にはルーピン先生の課外授業の際に吸魂鬼と対峙したので特に最初の訓練の時には両親が殺される情景を見せ付けられて涙することもあったのでした。

死の秘宝上巻499~503ページでは今までよりさらにリアルに具体的にハリーの両親すなわちポッター夫妻がヴォルデモートに殺される場面が描かれていますよね。リリーは何度も繰り返しハリーの助命を訴えたのでした。

「ハリーだけは、ハリーだけは、どうぞハリーだけは!」

「ハリーだけは、どうかお願い。私を、私を代わりに殺して」

「ハリーだけは!お願い・・・助けて・・・許して・・・ハリーだけは!ハリーだけは!お願い」

「私はどうなってもかまわないわ」

3-2.避けられなかった死
第7巻で明らかになっているようにセブルス・スネイプからシビル・トレローニーの予言に基づいてヴォルデモートがポッター夫妻とその一人息子ハリーの命を狙っていると聞かされたダンブルドアは・・・

ポッター夫妻に「忠誠の術」で身を隠すよう提言したのでした。一度はダンブルドア自らがポッター夫妻の「秘密の守人」になろうかと申し出たのでした。しかし夫妻はシリウスに頼むからいいと言って・・・

ダンブルドアの申し出を辞退したのでした。結局それがポッター夫妻がヴォルデモートに殺される結果を招いてしまったのでした。シリウスに代わって夫妻の「秘密の守人」になったピーター・ペティグリューが・・・

ヴォルデモートに秘密を暴露してしまったからです。しかし当時ダンブルドアはポッター夫妻の身近にいる誰かが夫妻を裏切って相当な量の情報を漏らしていることを知っていましたし指摘もしていたのです。

それならどうしてダンブルドアは何が何でもポッター夫妻の「秘密の守人」になると言わなかったんでしょうね?ダンブルドアが夫妻の「秘密の守人」になっていればハリーの両親は死なずに済んだはずです。

そうすればハリーにも妹か弟ができていたかも?しれませんしハリーはダーズリー夫妻に育てられて悲惨で不幸な10年間を過ごさずに済んだというわけです。じゃあどうしてダンブルドアはポッター夫妻を見殺しに・・・

したのでしょうか?それは魔法界に取りあえず平和を取り戻すためにはポッター夫妻すなわちハリーの両親には死んでもらわなくてはならなかったのです。夫妻の死はどうしても避けられなかったことだったんですよね。

確かにダンブルドアがポッター夫妻の「秘密の守人」になっていれば夫妻は死なずに済みましたしハリーもまた両親を失わずに済んだというわけです。しかし!もしそうなると・・・

史上最強の闇の魔法使いヴォルデモート卿もまた生き続け引き続き歩いたり息をしたり人を殺し続ける事態が続いてしまうという結果になってしまうんですよね。死喰い人の活動もまた同様に続いてしまうというわけです。

そのためポッター一家3人を守ることで結果としては魔法界で「より多くの命が失われてしまう」ということになってしまうんですよね。だからダンブルドアはポッター夫妻つまりハリーの両親が・・・

殺されるのを黙認するしかなかったというわけなんですよね。

3-3.リリーの死がハリーにもたらしたもの
以上のような理由でハリーの両親はどうしてもヴォルデモートに殺されなくてはならなかったのですが両親とりわけリリーが死んだことで一人息子のハリーにもたらされたこととは?

リリーがハリーの盾となって自らの命を投げ出したことでハリーはヴォルデモートに絶対に殺されない「護り」を持つことができたのです。そのためハリー1年生の時の初めてのヴォルデモートとの対決の際にも・・・

ハリーは母リリーの「護り」のお陰で最初の直接対決を制することができたというわけなんですよね。さらにヴォルデモートは自身の体を取り戻す時にはハリーの血がどうしても必要だと考えたというわけなんですよね。

死の秘宝下巻484ページでダンブルドアはヴォルデモートはハリーの血を採って自身の生身の身体を再生させた。その時ハリーの血管を流れるリリーの護りがヴォルデモートの血管にも取り込まれ・・・

その結果ヴォルデモートが生きている限りハリーの命もまた繋ぎ止められて絶対にハリーは死なないということになったというわけなんですよね。

さらにヴォルデモートがハリーの両親を殺しさらに1才の幼子のハリーをも殺そうという悪行をしようとした時にヴォルデモートの魂が砕けてハリーはヴォルデモートの7つ目の分霊箱になったのです。

こうしてヴォルデモートは自身の魂の一部をハリーに付着させたまま自分を強めるものと考えてリリーの犠牲の力をも自分の中に取り込んでしまったのでした。そういう状態でさらにヴォルデモートは・・・

二重の絆を確実なものにして互いの運命を歴史上例を見ないほど強固に結びつけてしまった状態でヴォルデモートは同じ不死鳥の芯を持つ杖を対決させてしまったのでした。

その時ハリーの柊の杖はヴォルデモートのイチイの杖の資質の一部を吸収したそうです。こうしてハリーの柊の杖はヴォルデモートがルシウス・マルフォイから借りた杖にも勝利したというわけなんですよね。

この体験を通じてヴォルデモートは「ニワトコの杖」を求めるようになったというわけなんですよね。

最後に
ご存知のようにスネイプが助命嘆願をしたこともあってヴォルデモート卿は当初リリーは殺さずに父親ジェームズと一人息子のハリーの2人だけを始末する予定だったんですよね。

しかしリリーが自ら命を投げ出してハリーを守ろうとしたためヴォルデモートはリリーを殺してしまったのでした。しかし!それがハリーが生き残ることに繋がりさらに最後の対決で・・・

ヴォルデモートに勝利することになったというわけなんですよね。
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