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ペチュニア叔母さんのダドリーに対する思いにモリー母さんのハリーや息子たちに対する思い。さらにはナルシッサのドラコに対する思いと母親が息子たちに寄せる気持ちには様々な形のものがありますが最終的には?(全3項目)

3-1.ペチュニア・ダーズリー
当サイトではこれまでは結構好意的に取り上げて来たペチュニア叔母さんなんですけどダドリーのお母さんとしては「どうか?」と云えば厳しい評価をせざる負えないということになるでしょうね。

とにかく一人息子のダドリーを溺愛して甘やかし叱ったことなど一度もありません。ハリーも呆れるほどで7巻で最後に騎士団の保護下に入ることになった時も同様だったというわけなんですよね。

ペチュニア叔母さんはハンドバックの留め金を何度もチェックするという行為でハリーと視線を合わせることを避けながらダドリーに「ダディちゃん、いい?」と声をかけたのでした。

ダドリーのほうはと云えば母親の呼びかけにも答えず「どうして?」という顔をしながら口を半開きにして突っ立ちハリーをじっと見つめていたのでした。そして驚くべき発言をしたのです。

「あいつはどうして一緒に来ないの?」

ハリーの「僕なんか粗大ゴミだと思われている」という言葉に対して「お前は粗大ゴミじゃないと思う」とハリーにとっては感動的な言葉を返してくれて感激するハリーだったのですが・・・

ペチュニア叔母さんもハリーと一緒にダドリーの言葉に感動・感激したのですが、ワッと泣き出して駆け寄り抱き締めたのがハリーではなくダドリーだったので迎えに来ていたヘスチア・ジョーンズは・・・

そんなペチュニア叔母さんを見て憤怒の表情に変わったのでした。しかしペチュニア叔母さんは怒るヘスチアには一切構わずにダドリーの広い胸に顔を埋めて啜り泣いていたのでした。

3-2.モリー・ウィーズリー
そんな愚かなペチュニア叔母さんと対比して最大限の高い評価を与えられているのがモリー母さんというわけなんですよね。

時には思いやりが過度になってハリーにとっては「そこまでしなくてもいいのに」と戸惑う場面もあったり息子たちに過剰なほどの期待を寄せて煙たがられることもあったりするのですが・・・

それもハリーや息子たちへの愛があればこそというわけなんですよね。1才の時に両親をヴォルデモートに殺されて親のぬくもりを知らないハリーにとってはモリー母さんに抱き締められると・・・

恥ずかしいとか照れくさいと思いつつも「これが母親というものなのだろうか?」と思うんですよね。経験したくともできなかった「母親のぬくもり」をハリーに教えてくれたのはモリー母さんだったというわけなんですよね。

3-3.ナルシッサ・マルフォイ
最近の記事でも指摘したように基本的には大人しくて従順で自己主張をあまりしない性格のナルシッサなのですが一人息子のドラコのためなら普段は逆らわない姉のベラトリックスに対しても・・・

杖を振り下ろすことができるというわけなんですよね。ドラコがダンブルドア校長の殺害を命じられて「このままではドラコは任務を果たすことができず殺されてしまう」と危機感を抱いたナルシッサは・・・

スピナーズ・エンドのスネイプの自宅に駆け込んで「ドラコを見守って欲しい」「ドラコを守って欲しい」と懇願して最後にはスネイプに対して「破れぬ誓い」を結んで欲しいと迫ったのでした。

そんなナルシッサの真骨頂で最大の見せ場と云えば当サイトではもう形を種々変えて何度も取り上げて来た場面なんですが最後の最後に主君の闇の帝王を裏切って真っ赤な嘘をついたシーンでした。

「ドラコは生きていますか?城にいるのですか?」

闇の帝王に聞こえないようにと細心の注意を払ってハリーの耳に唇を近づけナルシッサはドラコの安否をハリーに訊ねたのでした。ハリーが「ええ」と囁き返してドラコの無事を知らせるとナルシッサは・・・

「死んでいます!」

息子ドラコを探すためには何が何でも勝利軍としてホグワーツ城に入らなくてはならない。だからハリー・ポッターは死んでいてもらわなくてはならないのだ。地面に倒れて死んだふりをしていたハリーは・・・

そんなナルシッサの心情を理解したのでした。

最後に
ハリーポッター・シリーズの究極のテーマは要するに「母の愛は何物にも代え難いほどに深く強い!」ということなんじゃないかな?と私は思うんですよね。

息子ハリーを救うために生き残ることができたのに「ハリーを失うぐらいなら」と命を投げ出したリリーに息子を探すためには勝利軍としてホグワーツ城に入らなくてはならないと真っ赤な嘘をついたナルシッサと・・・

母の愛が魔法界を平和にしたというわけなんですよね。
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