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ハリーとは考え方も交友関係も生き方も全くハリーとは正反対です。熱心な純血主義者の両親の元に生まれているのでマグル出身やマグルの親を持つ魔法使いや魔女を毛嫌いしています。裕福な家庭で何不自由なく育ったというところも1才で両親を失ったハリーとは対極的立場にあります。

初登場時からいきなりハリーの気に障(さわ)る発言を連発しています。
まず賢者の石では・・・

ハグリッドのことを
「一種の召使いだろ?」とか「野蛮人だって聞いたよ」

また・・・次には
話している「その相手」(ハリー)がまだ自分が魔法使いだということやホグワーツのことを知ってから半日も経っていないというのに「手紙をもらうまではホグワーツのことだって聞いたこともなかった、なんてやつもいるんだ。考えられないようなことだよ。」なーんて言っています。(119~120ページ)

またハリーが初めてホグワーツ特急に乗った時にも
「もう少し礼儀を心得ないと、君の両親と同じ道をたどることになるぞ」と言ってみたり断りもなくハリーの菓子を食べようとしたり・・・(163ページ)

自らハリーに決闘を申し込んでおきながら(226ページ)指定したトロフィー室に現れないばかりか、管理人のフィルチに告げ口してみたり・・・(232~233ページ)

秘密の部屋では・・・
「僕は、ありがたいことに、額の真ん中に醜い傷なんか必要ないね。頭をかち割られることで特別な人間になるなんて、僕はそう思わないのでね」などと言ってみたり・・・(143ページ)

アズカバンの囚人では・・・
ハリーが吸魂鬼のせいで気を失ったことを聞いた時には・・・
喜びに顔を輝かせて、いかにもうれしそうに「ポッター、気絶したんだって?(中略)本当に気絶なんかしたのかい?」と言ったり・・・(116ページ、携帯版126ページ)

また不死鳥の騎士団で尋問官親衛隊になった時には「ポッター、おまえが気に食わないから」というメチャクチャ理不尽な理由で五点減点したりと本当にとことん嫌な野郎です。

というわけで第5巻までは本当に思いっきり嫌な奴だったのですが、そんなドラコ・マルフォイのことが心配になったり同情したりする日が来るとは!・・・思いもよらなかったです。

プリンス上巻227~232ページでは・・・
「来年、僕はホグワーツになんかいないかも知れないのに」とか

「闇の帝王が支配なさるとき(中略)『あの人』のためにどのように奉仕し、どのような献身ぶりを示してきたかだけが重要だ」などと意気軒昂に語っていたドラコでしたが・・・

魔法薬学の授業では先学期までは最上級の待遇(?)を受けていたのに担当教授がセブルス・スネイプからホラス・スラグホーンに代わってしまったので、その特権も失ってしまいました。

仲間の死喰い人たちを迎え入れるための「姿をくらます飾り棚(キャビネット)」の修理が全くはかどらないので粗雑で軽率な方法(ネックレス・毒入り蜂蜜酒)でダンブルドアを亡きものにしようとしたりもしました。(下巻410ページ参照)

そんなわけで私もハリーも今まで「そんな気持ちになったことは」一度も無かったのにスラグホーンのクリスマス・パーティーで見た時は「ドラコどうしたんだ?!」と思ってしまいました。

プリンス上巻487ページより・・・
なぜ、とハリーは訝った。なぜマルフォイもほとんど同じくらい失望したように見えるのだろう?それに、マルフォイを見るスネイプの顔が、怒っていると同時に(中略)少し恐れているのはなぜだろう?

しばらくぶりにマルフォイを間近で見たハリーもショックを受けたみたいです。眼の下に黒い隈(くま)ができているし、明らかに顔色が優れない。

この直後のスネイプとのやり取りは衝撃的でさえありますよね。これまで常に尊敬を示し、好意まで示していたスネイプに対して怒りをあらわにして「しゃしゃり出るのが嫌なんだ!」「保護なんかいらない!」「知ったことじゃない!」「余計なお世話だ」とまで言っています。またスネイプのことを『おまえ』呼ばわりしています。

またここでの2人の会話からスネイプの再三の呼び出しにも応じていないことが明らかになっていますね。

「おまえが何を狙っているか、知っているぞ!僕の栄光を横取りしたいんだ!」

こう言い放ったドラコでしたが結局母親ナルシッサの思っていた通り(上巻53ページ参照)丸腰のダンブルドアを目の前にしても闇の帝王に命じられた使命を実行することが出来ずスネイプに栄光を横取りされてしまいました。

最後に
最初はなかなか筆が進まなくて苦労しましたが、例によって例のごとく後半調子が出て来て、ふと気づくとまたまた2千文字近くになってしまいました。ここまで読んでくださった方ありがとうございました。
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