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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

3月10日が誕生日ということで先週と先々週の2週間に渡ってリーマス・ルーピンを取り上げましたが今週はそれに関連してこの魔法道具を取り上げたいと思います。翌日からクリスマス休暇に入るという学期最後の日にフレッドとジョージが「ひと足早いクリスマス・プレゼントだ」と言ってハリーに譲ってくれたのが・・・(全3項目)

3-1.フレッドとジョージからハリーへ
初登場シーンはアズカバンの囚人247ページ(携帯版273ページ)でホグズミード村に行くロンとハーマイオニーを見送ってハリーがグリフィンドール塔に戻ろうと4階の廊下を歩いていると・・・

「ハリー、しーっ!」

ハリーを呼ぶ声に振り向くとフレッドとジョージが背中にコブのある隻眼の魔女の像の後ろから顔を覗かせていたのでした。ハリーが2人に「どうしてホグズミードに行かないの?」と声をかけると・・・

フレッドが「行く前に君にお祭り気分を分けてあげようと思って」と言ってハリーを隻眼の魔女の像の左側にある誰もいない教室に誘ったのでした。そして「ひと足早いクリスマス・プレゼント」だと言って・・・

取り出したのが大きくて四角い相当くたびれた何も書かれていない羊皮紙だったのでした。ジョージが言うには「俺たちの成功の秘訣」なんだそうです。2人は管理人のフィルチの部屋で手に入れたのだそうです。

これが必要なのは俺たちよりハリーだと結論を出したと言うのに対してハリーが「古い羊皮紙の切れっ端の何が僕に必要なの?」と突っ込みを入れるとフレッドは・・・

ハリーが「何て失礼なことを言ってくれるんだ」といった感じでフィルチの部屋で「どうやって入手したのか?」の経緯を説明してくれたのでした。

この羊皮紙はフィルチの部屋の書類棚の引き出しの1つに「没収品・特に危険」と書かれて保管されていたそうです。そしてジョージが杖を取り出し羊皮紙に軽く触れて・・・

「われ、ここに誓う。われ、よからぬことを企む者なり」

するとジョージの杖の先が触れた所から・・・

3-2.ホグズミードへ
ジョージが言うには「このかわい子ちゃんが学校中の先生を束にしたより多くのことを僕たちに教えてくれたね」とのことでした。それはホグワーツ城と学校の敷地全体の詳しい地図でした。

しかし本当に素晴らしいのは地図上を動く小さな点でした。1つ1つに細かい字で名前が書いてあり「誰が?どこにいるのか?」が一目で判るようになっていたのです。さらにハリーが見ていて気づいたのは?

その地図にはハリーが今まで一度も入ったことのない抜け道が幾つか示されていたのでした。そして今ハリーたち3人がいる教室の外のコブのある隻眼の魔女ばあさんが・・・

「ホグズミードに直行さ」

フレッドの説明によれば全部で7つのの道があるのだそうです。しかしフィルチはその内の4つを知っているのだそうです。それでも残りの3つを知っているのは間違いなくフレッドとジョージの2人だけとのことでした。

「ムーニー、ワームテール、パッドフット、プロングズ」

地図の上に書いてある4つの名前を撫でながらジョージは「我々はこの諸兄にどんなにご恩を受けたことか」とため息をつきながら言ったのでした。そして最後に2人は地図の消し方をハリーに教えて教室を出て行ったのでした。

「いたずら完了!」

3-3.唯一にして最大の危機
こうしてフレッド・ジョージの取り計らいでホグズミード村に行けるようになったハリーだったのですが、それもついに破綻する日がやって来てしまったのでした。スネイプに知られてしまったのです。

今にして思えばスネイプはどうやらハリーが隻眼の魔女の像の秘密の出入り口から村に行っていたことに気づいていたようなのです。それにドラコ・マルフォイにあんな悪戯を仕掛けたりしなければ良かったのに・・・

「透明マント」が脱げてマルフォイに姿を見られてしまったハリーは大急ぎで城に引き返しましたが隻眼の魔女の像から出て来た所でスネイプに捕まってしまったのでした。

ポケットの中にあるものを全て出しなさいとスネイプに言われてハリーはのろのろとゾンゴの店で買った品物と「忍びの地図」を取り出しました。「ところでこっちは?」と地図のことを問い詰められて・・・

必死に平静を装いながらハリーは「余った羊皮紙の切れっ端です」と答えましたが、スネイプには即座にハリーの嘘を見破ったのでした。スネイプの手が暖炉のほうに動いたのでハリーは思わず「やめて!」と・・・

スネイプは杖を取り出し杖で羊皮紙に触れながら「汝の秘密を顕せ!」と唱えました。何事も起こらないと今度は地図を鋭く突つきながら「正体を現せ!」と唱えました。さらに今度は杖で地図を強く叩きながら・・・

「ホグワーツ校教師、セブルス・スネイプ教授が汝に命ず。汝の隠せし情報を差し出すべし!」

するとまるで見えない手が書いているかのように地図の表面に文字が現れたのでした。スネイプは硬直しハリーは唖然として浮かび上がった文字を見つめたのでした。地図のメッセージは全部で4つでした。

「私ミスター・ムーニーからスネイプ教授にご挨拶申し上げる。他人事に対する異常なお節介はお控えくださるよう切にお願いいたす次第」

「私ミスター・プロングズもミスター・ムーニーに同意しさらに申し上げる。スネイプ教授はろくでもない嫌な奴だ」

「私ミスター・パッドフットはかくも愚かしき者が教授になれたことに驚きの意を記すものである」

「私ミスター・ワームテールがスネイプ教授にお別れを申し上げ、その薄汚いどろどろ頭を洗うようご忠告申し上げる」

スネイプは静かに「片をつけよう」と言うと何故か?暖炉に向かって大股に歩き暖炉の上の瓶からキラキラする粉を一握り掴んで暖炉の火の中に投げ入れて「ルーピン話がある!」と叫んだのでした。すると・・・

ルーピン先生がくたびれたローブから灰を払い落としながら暖炉の炎の中から現れたのでした。スネイプが羊皮紙を指差すとルーピンは奇妙な窺い知れない表情を浮かべながら地図を見つめたのでした。

今日の最後に
この後スネイプは「この羊皮紙にはまさに闇の魔術が詰め込まれている」と主張したのですがルーピンは「私が見るところ無理に読もうとする者を侮辱するだけの羊皮紙にしか見えない」との見解を示したのでした。

結局「忍びの地図」はルーピンに没収されハリーは二度と村に行けなくなってしまったのですがハリーはルーピン先生から「君の両親は君を生かすために自らの命を捧げたんだよ」と言われ・・・

それなのに魔法のおもちゃ一袋のためにご両親の犠牲の賜物を危険にさらすなんてと言われて自分のした行為の愚かさを痛感させられることになったのでした。

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