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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

今週はハリーポッター・シリーズに登場する人物の中で最初は最悪の印象だったのに最後の最後で劇的に印象が変わった人を2人選んでみました。前半の今日と明日はハグリッドの異父兄弟の「この人」です。(全2項目)

2-1.何でそんなに傷だらけなの?
それはハグリッドが巨人の居住地から帰って来てから始まったのでした。

ハグリッドが帰って来て早々に小屋を訪ねてハグリッドがひき肉状態の傷だらけのズタズタで現れたものだから驚きと衝撃を隠せなかったハリー、ロン、ハーマイオニーの3人だったのですが・・・

翌日再びハグリッドをアンブリッジに首にさせるわけにはいかないということで授業の計画を立てにハグリッドの小屋を訪れたハーマイオニーだったのですがハーマイオニーが言うには・・・

ハグリッドは何だか妙な雰囲気でハーマイオニーの言うことを半分も聞いていないというのです。さらに「驚かせてやりたい」と言うばかりでアンブリッジのことを説明しても納得しようとはしなかったのでした。

2月14日のホグズミード行きの日に「三本の箒」でハグリッドと話したハリーだったのですが、その時もハグリッドは大きなバケツほどもある大ジョッキの底を見つめながらため息をついていたのでした。

そして突然何の前触れもなしに家族の話になったのでした。ハグリッドは何だかやはり不思議な気分に浸っているようでした。そして大ジョッキを飲み干すと打ち萎れた姿で「三本の箒」を出て行ったのでした。

ハグリッドは不幸らしい。それに何かを隠している。しかし断固として助けを拒むつもりらしい。いったい何が起きているのだろうか?しかしハリーたち3人が事の真相を知ったのは・・・

2-2.それぞれの思い
「つまり、俺は近々クビになる可能性が高い」

トレローニーがクビになりダンブルドアまでもがホグワーツを去ることになり「次はいよいよ俺の番か?」と危機感を抱いたハグリッドはようやく傷だらけだった理由をハリーとハーマイオニーに話す気になったのですが・・・

●フィレンツェの思い
「占い学」の初授業の時フィレンツェは授業終了後にハリーを呼び止めて「あなたはハグリッドの友人ですね?」と言って、それなら自分からの伝言と云うか?忠告を伝えて欲しいと言ったのでした。

それはハグリッドがやろうとしていることは上手くいかないので放棄したほうがいいというものでした。この時点ではハリーはまだグロウプのことを知らなかったのでフィレンツェの言葉をポカンとして聞いたのでした。

ハリーがフィレンツェに「ハグリッドは何をしようとしているの?」と訊くとフィレンツェは「あの人の秘密を明かすような不実はしない」と言って、とにかくこのことを伝えて欲しいと言ったのでした。

それに対してハグリッドは「フィレンツェはいい奴だ」と言いつつもハリーに「このことに関してはフィレンツェは何も分ってはいない」「ちゃんと上手くいっている」と答えたのでした。

●ハーマイオニーの思い
どうしてもこいつを連れて来ないわけにはいかなかったんだと言うハグリッドに対してハーマイオニーは言ったのでした。どうして嫌がっているのに無理やり連れて来たりしたのと・・・

そう主張するハーマイオニーに対してハグリッドは「こいつは巨人としては小柄なほうだから」みんなにいじめられていたんだ。だから残して来れんかったと反論したのでした。

もうとにかくハーマイオニーの怖がりようと来たらハグリッドがグロウプを起こそうとすると弾(はじ)かれたように立ち上がって「やめて。起こさないで!」と訴えたのでした。

身の丈5メートルのグロウプが立ち上がるとハーマイオニーは「アーッ!」と恐怖の声を上げたのでした。そしてハグリッドがハリーとハーマイオニーを紹介しようとすると・・・

ハーマイオニーは再び「ああ、ハグリッド、やめて」と呻(うめ)くように言ったのでした。

●ハリーの思い
「僕たちに教育してほしいの・・・」

ハリーは虚(うつ)ろな声でこう言ったのでした。現実にグロウプを目の前にして「占い学」の最初の授業後に聞いたフィレンツェの警告の意味を理解したのでした。

「ハグリッドがやろうとしていることは上手くいきません。放棄するほうがいいのです」

当然、森に棲む他の生き物たちはグロウプに英語を教えようと実りのない試みをしているハグリッドの声を聞いていたに違いないのです。ハリーはハグリッドに「やってみるよ」と答えはしたものの・・・

ロンとハーマイオニーの3人で巨人を教育するという全く無意味なハグリッドの試みを継続すると約束してしまって言うべき言葉を何も思いつかなかったのでした。

●ロンの思い
「1人連れて帰って、森に隠してた?」

クィディッチの最終戦レイブンクロー戦で辛くもグリフィンドールに優勝杯をもたらした立役者のロンは試合の翌日は有頂天で何にも手につかない有り様でした。そのためハリーもハーマイオニーも・・・

なかなかグロウプのことを切り出すキッカケがつかめなかったのでした。もっとも2人とも積極的に努力したわけではなかったのです。こんな残酷な方法でロンを現実に引き戻すのは気が進まなかったのです。

しかし!ハリーもハーマイオニーもハグリッドに呼ばれてグロウプの所に行っていたので試合をほとんど見ていません。そのためロンとの会話に矛盾やすれ違いが次第に生じることになり・・・

話は「5分」で終わったのでした。最後のほうになるとロンの顔は怒りから全く信じられないという表情に変わっていたのでした。そこでロンが導き出した最終結論はと云えば・・・

ハグリッドはまだクビにはなっていない。これまで持ち堪えることができたのだから今学期一杯持つかもしれない。そうなれば僕たちもグロウプの所へ行かなくてもいいということになるかもしれない。

というものでした。

今日の最後に
ダンブルドアがハグリッドとマダム・マクシームを巨人の居住地に行かせた表向きの理由は「巨人に使者を送って友好関係を結ぶ」というものだったわけなんですが当然本当の目的はと云えば・・・

ハグリッドにグロウプを連れて帰らせることだったというわけなんですよね。そして最後の最後にそれが実を結ぶことになったというわけです。それはホグワーツ魔法魔術学校を舞台に繰り広げられた・・・

ホグワーツ防衛隊とヴォルデモート以下の死喰い人集団との戦いで・・・

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