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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

さて!今週は最初は最悪の印象だったのに最後の最後には印象が良くなったというより「むしろ」哀れを誘う結末で終わった人物2人を紹介することにします。前半の今日と明日は6巻でハリーが知らなかったルーピンとの因縁の関係が明らかになった「この人物」です。(全3項目)

3-1.例によって例のごとく
ハリーポッター・シリーズでは当の本人が登場する前に他の人物が名前を口にするというパターンが数限りなく繰り返されていますが「この」フェンリール・グレイバックもそうなんですよね。(笑)

プリンス上巻190ページでドラコ・マルフォイが「夜の闇横丁」の中ではハリーが唯一知っていて入ったことのある「ボージン・アンド・バークス」でボージンに対して・・・

「誰かに話してみろ。痛い目に遭うぞ。フェンリール・グレイバックを知っているな?僕の家族と親しい。時々ここに寄って、お前がこの問題に十分に取り組んでいるかどうかを確かめるぞ」

そしてプリンス下巻50ページではハリーが「フェンリール・グレイバックって聞いたことある?」とハーマイオニーに問いかけたのに対してハーマイオニーが「ええ、あるわ!」と・・・

前述のドラコ・マルフォイがボージンを脅す時に名前を持ち出したことを思い出してハリーに「あなたも聞いたはずよ」と言ってハリーも言われてようやく思い出していますよね。

そして「この時」何故?ハリーがフェンリール・グレイバックの名前を持ち出したのか?と云えば、それはクリスマス・イブにハリーがルーピンと会って話した時に・・・

3-2.ルーピンを狼人間にしたのは・・・
「私を咬んだのはグレイバックだ」

ハリー6年生のクリスマス休暇に「隠れ穴」でハリーはルーピンと1対1でじっくり話し合う機会があったというわけなんですよね。今にして思えば最初にして最後の機会でした。(プリンス下巻20ページ)

グレイバックは子供専門でルーピンを咬んだのはルーピンがまだ子供だった時なのだそうです。ルーピンの父親がグレイバックを怒らせたのでグレイバックはルーピンを襲ったのだそうです。

当初ルーピンは自分を襲った狼人間がグレイバックだということを知らなかったのだそうです。そのためルーピンは変身するのが「どんな気持ちなのか」が判ってからは・・・

むしろ自分を制し切れなかった「その狼人間」を哀れにさえ思ったのだそうです。しかしグレイバックは違うのだそうです。グレイバックは確実に襲えるようにと獲物の近くにわざと身を置くのだそうです。

ルーピンはハリーに「虚勢を張ってもしかたがない」と前置きした上で、グレイバックは狼人間は人の血を流す権利があり普通の奴らに復讐しなければならないと力説する前ではルーピン流の理性的な議論など・・・

大して力がないのだとハリーに言ったのでした。

フェンリール・グレイバックは現在生きている狼人間の中ではおそらく最も残忍な奴なのだそうです。できる限り多くの人間を咬み汚染することを自分の使命だと考えているのだそうです。

それは魔法使いを打ち負かすのに十分な数の狼人間を作り出したいからなのだそうです。ヴォルデモートは自分に仕えれば代わりに獲物を与えると約束してグレイバックを自分の配下に加えたのだそうです。

こうしてヴォルデモートは息子や娘をグレイバックに襲わせるぞと言って魔法使いたちを脅しているのだそうです。そういう脅しは通常は効き目があるものなのだそうです。

3-3.ホグワーツに・・・
そんなわけでドラコ・マルフォイやルーピンの口から名前のみが出ていたフェンリール・グレイバックだったのですが、当の本人がようやく登場したのはハリーとダンブルドアがヴォルテモートの分霊箱を取りに・・・

「あの洞窟」に行ってホグワーツに戻って来た時でした。ドラコを押し退けて乱入して来た4人の中の1人だったのです。もつれた灰色の髪の毛で大柄な手足の長い風貌の男でした。(プリンス下巻418ページ)

動物のような口髭が生えていて死喰い人の黒いローブがきつくて着心地が悪そうでした。ハリーが聞いたこともない種類の神経を逆撫でするような吼え声でした。

泥と汗それに間違いなく血の臭いが混じった強烈な悪臭がハリーの鼻を突いたのでした。ダンブルドアもグレイバックに対しては嫌悪感を隠そうともしなかったのでした。

「今では満月を待たずに襲っているということかな?異常なことじゃ・・・毎月一度では満足できぬほど人肉が好きになったのか?」グレイバックはホグワーツに乗り込んで来て・・・

誰を襲ったのかと云えば?

今日の最後に
「ビルを跨いだのよ。だけど大丈夫。生きてるわ」

ハリーが「他に誰が死んだの?」「マルフォイが誰かの死体を跨いだと言った」と言うとジニーはハリーにこう答えたのでした。しかしハリーはジニーの声のどこかに不吉なものを感じ取ったのでした。

ジニーに従いてハリーが病棟に駆け付けるとロン、ハーマイオニー、ルーナ、トンクス、ルーピンが病棟の一番奥にあるベッドを囲んでいました。ハリーがハーマイオニーの背中越しにベッドを見ると・・・

ビルが寝ているはずの枕の上に見知らぬ顔があったのでした。ひどく切り裂かれて不気味な顔でした。ハリーがマダム・ポンフリーに「呪文か何かで傷を治せないんですか?」と訊くと・・・

マダム・ポンフリーは「この傷にはどんな呪文も効きません」とさらに「知っている呪文は全部試してみましたが、狼人間の噛み傷には治療法がありません」と答えたのでした。

グレイバックに襲われたのはビルだったのです。

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