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思いの他長くなってしまいました。24日・月曜日に引き続きまして6巻・第2章のベラトリックスの問いに対するスネイプの答えの分析をしてみたいと思います。(やはりページ数のみはプリンス上巻)

問いその4、賢者の石を手に入れようとした時、何故邪魔をした?
この問いに対してスネイプは「あの方は我輩を信用すべきかどうか、判断がつかないでおられた。君のように、あの方も、我輩が忠実な死喰い人からダンブルドアの犬になり下がったのではないかと思われた」と言っていますね。また我輩を信用していれば「もう三年早く」権力を回復出来たのにとも言っています。(44ページ)

スネイプはこの問いに答える際には「これはたやすくお答えできる」と言っていますから、確かにヴォルデモートがスネイプを疑っていたのは間違いなかったのでしょう。

でも!もし?この時ヴォルデモートがスネイプを信用していたとしても、スネイプは例の『得意技』を使って、つまり・・援助を申し出るふりをして肝心要(かなめ)の時には裏切る・・といういつもの常套手段を使ったでしょうから結局ヴォルデモートは復活出来なかったでしょう。ハリーもまだ準備が出来ていませんからね。

問いその5、何故すぐ戻らなかった?
この問いに対してスネイプは二時間後にダンブルドアの命を受けて参上したと言っています。つまり闇の帝王の側に戻るよう命を受けたから戻るにすぎないのだとダンブルドアに思い込ませることでホグワーツにスパイとして留まれるようにしたと言っています。

でも?この主張に対して私が思うことは本人もそう言っていますが、闇の印が何ヵ月にも渡ってますます強力になって来ていて「復活する日がいよいよ近づいているようだ」と判っていたのだから、あらかじめダンブルドアに「闇の印が熱くなったら、すぐに参上してもよろしいでしょうか?」と事前に断っておけば即座にヴォルデモートの元に駆け付けることが出来たんじゃないか?と思うんですけどね。

私はおそらく復活後すぐに参上していればハリーとヴォルデモートが対決する場に立ち会うことになるので、その時の行動次第ではスネイプが「本当に我々の味方なのか?」と疑われる可能性もあるのでダンブルドアがそういった事態にならないようにと「すぐに行くのは止めておきなさい」と言ったんだと思います。

問いその6、予言を取り戻そうとしていた時、どこにいた?
この問いに対してスネイプは残っていよとの命を受けた。何故なら我輩が死喰い人と共に不死鳥の騎士団と戦ってダンブルドアが気づかないはずないだろう?!ということですね。

この付近のページで私が注目するのはベラトリックスの発言に対するスネイプと返答と反応ですね。(46ページ)

「私のことを、もっとも忠実な者、もっとも信頼できる者とお呼びになる」
「なるほど?」スネイプの声が微妙に屈折し、信じていないことを匂わせた。

419ページでダンブルドアは「死喰い人の多くが、自分はヴォルデモート卿の信用を得ているとか、自分だけが近しいとか、理解しているとまで主張する。その者たちは欺かれておる」と言っています。

私はおそらくスネイプもダンブルドアからこのことを聞いているのではないか?ですからこういったことが念頭にあっての『こういった発言・反応』なのではないかな?と思いますね。

問いその7、ハリー・ポッターは何故まだ生きている?
この問いに対してスネイプは自分がアズカバン行きにならずに済んだのはダンブルドアの庇護があったからで、そのお気に入りの生徒を殺せばダンブルドアに敵視されることになってしまう。またハリーに関する様々な憶測が流れていた。つまり・・・

彼自身が偉大なる闇の魔法使いではないか?だからこそ闇の帝王に攻撃されても生き残ったのだという噂が流れていたので、すぐに殺そうという気にはなれなかったと言っています。

スネイプはここで再び「闇の帝王が死んだと思っていた」と言っています。(48ページ)

「死んだと思った」というのは前述の通り嘘ですから、ここではさらに嘘を重ねて言わなければいけないということに成らざる負えません。ですから話の内容が矛盾したり破綻しないように「こう問われたら、こう答える」とあらかじめ決めていたんじゃないかな?という気が私はしますね。

最後に
とりあえず一区切りつけましたが・・・まだまだ分析を尽くしたとは到底言えません。文字数を抑えるために省略してしまったものもありますし、やり残したことだらけになってしまいました。多分来週もセブルス・スネイプ一色になると思います。
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