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今週は最初は最悪の印象だったのに最後には印象が良くなったというより「むしろ」哀れを誘う結末で終わった人物を取り上げています。後半の今日と明日はグリフィンドール寮出身なのに何とも情けない最期を迎えてしまった「この人物」です。(全2項目)

2-1.スピナーズ・エンドのワームテール
さて!ハリー4年生の学期末すなわち三大魔法学校対抗試合の「第3の課題」が行われた6月24日にはついにヴォルデモート卿を復活させてしまったピーター・ペティグリューことワームテールだったのですが・・・

第5巻「不死鳥の騎士団」ではシリウスが動物もどきだということをヴォルデモートに教えてしまったらしいということ以外では名前が登場せずストーリーの表舞台からは姿を消していたのでした。

それが第6巻「謎のプリンス」の第2章ではナルシッサ・マルフォイとベラトリックス・レストレンジが訪問したスピナーズ・エンドのスネイプの実家でヴォルデモートの復活以来久しぶりに姿を現したというわけです。

「むろん、そうです。ああ、ワームテールがいますがね。しかし虫けらは数に入らんでしょうな?」

スネイプが背後の壁の本棚に杖を向けると「バーン」という音と共に隠し扉が勢いよく開いて狭い階段が現れたのでした。そこに立っていたのがピーター・ペティグリューことワームテールだったというわけなんですよね。

スネイプはワームテールに面倒くさそうに「お気づきの通りお客様だ」と声をかけナルシッサとベラトリックスのために屋敷しもべ妖精が作ったワインを運んで来るよう指示したのでした。

ワームテールは当初は「私はあなたの召使いではない!」と「何で私がそんなことをしなければならないんだ」と言いたげな様子でしたが手には杖を持っていなかったので・・・

結局はスネイプの指示に従わなくてはならなかったのでした。ワームテールはワインを運んだ後は隠し扉の影で盗み聞きをしようとしていましたがスネイプに追い立てられて・・・

姿を消したのでした。

2-2.ワームテールとダンブルドア
実はピーター・ペティグリューことワームテールはダンブルドアには要所要所で何度も窮地や危機から救ってもらっているんですよね。ここで改めて振り返ってみることにします。

●秘密の守人は?
アズカバンの囚人513ページ(携帯版577ページ)でダンブルドアはハリーとハーマイオニーの2人に自身が魔法省に「シリウスがポッター夫妻の秘密の守人だったと証言した」と言っていますね。

当サイトでは折あるごとにダンブルドアには未来を予見する力つまり予知能力があると指摘しています。当然ポッター夫妻の「秘密の守人」が急遽シリウスからピーター・ペティグリューに変更されたことは・・・

ダンブルドアは事前に解っていたハズです。それならちゃんと裁判を開いてシリウスに証言させていれば3人の未登録の動物もどきが存在していたことを含めた事件の全真相が明らかになっていたはずでした。

しかし!結局ダンブルドアは魔法省にシリウスを裁判にかけるよう進言することはなく「見て見ぬフリ」を決め込んだというわけなんですよね。どうしてなんでしょうか?

つまりは「来(きた)るべき時」のためにピーター・ペティグリューを庇ったというわけなんですよね。それは一旦アズカバンに投獄されてしまえばシリウスとは違ってピーター・ペティグリューには・・・

脱獄する才覚などないからというわけなんですよね。

●本来ならアズカバンに2度投獄?
このようにポッター夫妻を裏切り加えて12人ものマグルを殺す大罪を犯したピーター・ペティグリューだったのですから真相が明らかになっていればアズカバンに死ぬまで投獄つまり終身刑を受けていたはずです。

しかし!シリウスが裁判をも経ずにアズカバンに送られてしまったのでワームテールはアズカバン行きを免れたのでした。しかしワームテールがアズカバン行きを逃れたのは「この時」だけではなかったのです。

「叫びの屋敷」で事件の全容が明らかとなりハリーが「こいつはアズカバンに行けばいいんだ」と言ってハリー、ロン、ハーマイオニーの3人にクルックシャンクスさらにはルーピンとシリウスが・・・

ワームテールを引き渡すために城に向かっていた時でした。当然ダンブルドアはわざとしたんでしょうが「この日の夜は満月」だったのです。さらにワームテールにとっては援軍の・・・

およそ100余りの吸魂鬼がハリーとシリウスに襲いかかったのでした。ワームテールはその混乱に乗じてネズミに変身し逃走したのでした。またしてもワームテールはアズカバン行きを免れたというわけなんですよね。

つまりダンブルドアはワームテールの逃亡を助けるために「わざと」吸魂鬼を校庭に解き放したというわけなんですよね。

今日の最後に
このこともまた当サイトでは余りにも旧聞に属することで今まで何度も取り上げて来たので今さらという気がしないでもないですが改めて振り返っておくと・・・

アズカバンの囚人558ページ(携帯版627ページ)でダンブルドアはハリーにペティグリューの命を助けて良かったと思う日が必ず来るだろうと言っていますね。ハリーは他ならぬダンブルドアに言われても・・・

そんな日が来るとは到底思えなかったのですが・・・
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