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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

先週の土曜日5月15日が誕生日ということで今週はスプラウト先生を取り上げています。後半の今日と明日は最近始めた「各科目の授業風景」シリーズでスプラウト先生の担当科目「薬草学」の授業の様子をお届けすることにします。(全3項目)

3-1.マンドレイク
週3回も顔を会わせているということで2年生になったハリーにとっては既にお馴染みとなっているスプラウト先生なんですが、第2巻「秘密の部屋」の232ページが初登場シーンということで・・・

ここではローリングさんお得意のスプラウト先生の姿の事細かな描写が行われています。髪の毛が風になびき頭の上にはつぎはぎだらけの帽子を被っているとのことです。そしていつも服は泥だらけなのだそうです。

この年新たに「闇の魔術に対する防衛術」の教師に就任したギルデロイ・ロックハートが自分の領域にズカズカと踏み込んで来るのでスプラウト先生は普段の快活さが消え去って不機嫌そのものだったのでした。

そのスプラウト先生が「今日は3号温室へ」と言ったので、生徒の間からは興味津々の囁きが湧き起ったのでした。これまでは「1号温室」でのみ授業が行われていたからです。3号温室には・・・

もっと不思議で危険な植物が植えられているとのことでした。スプラウト先生は大きな鍵をベルトから外すとドアを開けたのでした。そしてロックハートに呼び止められていたハリーが温室に入るのを待って・・・

スプラウト先生は授業を始めたのでした。今日はマンドレイクの植え換えをすると。先生の「マンドレイクの鳴き声は、それを聞いた者にとって命取りになります」との説明を聞いてハリーは・・・

「特に変わった所はないじゃないか?」と思ったのですが耳当てをつけてスプラウト先生が「ぐいっ!」と引き抜くと土の中からは小さな泥んこの醜(みにく)い男の赤ん坊が出て来るではありませんか!

赤ん坊は声のかぎりに泣き喚いているようでした。スプラウト先生はテーブルの下から大きな鉢を取り出しマンドレイクをその中に突っ込み上の「ふさふさした葉っぱ」だけが見えるようにして・・・

黒い湿った堆肥で赤ん坊を埋め込んだのでした。スプラウト先生は落ち着いたもので極々普通の植物に水をやるかのごとき口ぶりだったのでした。そのため今度は生徒たちが植え換えをしようとすると・・・

マンドレイクは土の中から出るのを嫌がり一旦出ると今度は土の中に戻るのを嫌がったのでした。もがいたり蹴ったり尖った小さな拳を振り回したりギリギリと歯ぎしりをしたりと・・・

ハリーは特に丸々と太ったのを鉢に押し込むのに10分もかかったのでした。授業が終わる頃には生徒たちは誰もかれもが汗まみれの泥まみれて体のあちこちが痛かったのでした。

3-2.「腫れ草」ブボチューバー
夏休み中に出した手紙の返事が届かないまま2週間以上が経過して新学期になってしまいシリウスのことが心配でそのことばかりを考えていたハリーが「第3温室」に到着すると・・・

温室ではハリーが今まで見たこともない植物をスプラウト先生に見せられて心配事もお預けになったのでした。植物というより真っ黒な太い大ナメクジが土を突き破って直立しているようでした。

微かにのたくるように動き1本1本にチラチラ光る大きな腫れ物がブツブツと噴き出して中には液体のようなものが詰まっていたのでした。スプラウト先生がキビキビと説明したのでした。

「ブボチューバー、腫れ草です」

シェーマス・フィネガンが「えっ、何を?」と気色悪そうに聞き返しましたがスプラウト先生が「膿を集めなくてはならない」と繰り返し説明したのでした。何でもスプラウト先生の説明によると「その膿」は・・・

大変貴重なものなので無駄にしないようにして瓶に集めなくてはならないんだそうです。ただ原液のままだと皮膚に変な害を与えることがあるのでドラゴン皮の手袋をしなくてはならないとのことでした。

膿搾りはムカムカしましたが何だか奇妙な満足感があったのでした。腫れた箇所を突つくと黄緑色のドロッとした膿がたんまり溢れ出し強烈な石油臭がしたのでした。スプラウト先生に言われる通り・・・

それを瓶に集めて授業が終わる頃には数リットルも溜まったのでした。最後の1本にコルクで栓をしながらスプラウト先生は「マダム・ポンフリーがお喜びになるでしょう」と言ったのでした。

何でも頑固なニキビに素晴らしい効き目があるのだそうです。これでニキビをなくそうと躍起になって生徒が「とんでもない手段」を取ることもなくなるであろうとのことでした。

ハッフルパフ寮のハンナ・アボットが言うにはエロイーズ・ミジョンは自分のニキビを取ろうと顔に呪いをかけていたら「とんでもないこと」になってしまったんだそうです。

それに応えて首を振りながらスプラウト先生が言ったのでした。「ポンフリー先生が鼻を元通りにくっつけてくれたから良かったようなものの」しかし!その結果エロイーズ・ミジョンの鼻は・・・

顔の真ん中からズレてしまったのだそうです。

3-3.「マンドレイク」と「ブボチューバー」のその後
ご存知のように「この2つの植物」は特にハーマイオニーにとっては極めて対照的な結果を及ぼすことになったんですよね。まず前半の「マンドレイク」についてはハリーたちが2年生の時に・・・

ハーマイオニーを含めた襲撃事件の被害者になった人たちを回復させるのに使われたというわけなんですよね。ところが「もう一方」の腫れ草「プボチューバー」のほうはと云えば・・・

最近の記事でも取り上げたように4年生の時リータ・スキーターが「週間魔女」に載せた記事をきっかけに読者から抗議のふくろう便が大量に届いて手紙を送った人物の中には・・・

ブボチューバーの薄めていないもの。つまり原液を送り付けて来る輩がいてハーマイオニーは医務室に駆け込むことになり、その日の「薬草学」と「魔法生物飼育学」の2つの授業に出ることができなかったのでした。

今日の最後に
スプラウト先生と云えば基本的には物静かで穏やかな性格でマクゴナガル先生のような威圧感はないのですが、それでも「ここぞ!」という時には鋭いゲキが飛んで来るんですよね。

明日の記事ではスプラウト先生のそんな性格にスポットを当ててみようと思っている所です。

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