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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

何ゆえルシウス・マルフォイはアルバス・ダンブルドアのことを「ホグワーツが設立されて以来最悪の校長だ」とまで酷評するのか?その詳細な理由は一昨年の暮れに発売された「吟遊詩人ビードルの物語」で明らかにされたんですよね。(全3項目)

3-1.セブルス・スネイプとの関係
スネイプと云えばルシウスにとってというよりマルフォイ家の3人にとっては一番身近で信頼できる人物のようですね。まさに家族ぐるみの付き合いでスネイプは3人全員のことをファーストネームで呼んでいます。

先週の記事でも取り上げましたが秘密の部屋396ページでドラコ・マルフォイはスネイプに「先生が校長職に志願なさってはいかがですか?」と言っていますね。何故ならスネイプが立候補すれば・・・

父つまりルシウス氏が支持投票するからと言っていますね。もっともドラコにそう言われてスネイプは笑っていますが今にして思えば心底本心から笑っているとは思えませんが・・・

さらに不死鳥の騎士団下巻505ページではドローレス・アンブリッジがスネイプに「ルシウス・マルフォイがいつもあなたのことをとても高く評価していた」と言っていますね。

死の秘宝上巻7ページではヤックスリーがマルフォイ家の館(やかた)の庭にいる孔雀に思わず反応して杖を抜いてしまう場面が登場していますがスネイプは無反応です。つまり見慣れた光景だということなんでしょうね。

つまりここからもスネイプは相当頻繁にウイルトシャー州のマルフォイ家の屋敷に来ているということが見て取れます。だからヤックスリーとは違って孔雀に驚かなかったというわけなんですよね。

そんなスネイプなんですが死の秘宝下巻427ページでは組分けの儀式を受けてスリザリンのテーブルにつくスネイプの背中を監督生バッヂを胸に光らせたルシウス氏が軽く叩く場面が登場しています。つまり2人は・・・

スネイプがホグワーツに入学して来た「その日」に知り合ったようです。

3-2.ヴォルデモート卿との関係
ご存知のようにヴォルデモート卿は自身の分霊箱の1つの「リドルの日記」をルシウス氏に預けました。それは滅多に人を信用しないヴォルデモート卿もルシウス氏については「信用できる」と・・・

判断したからというわけなんですよね。つまり数いる死喰い人の中でも分霊箱を預けたマルフォイ夫妻とレストレンジ夫妻は事実上のナンバー1とナンバー2といっていいんでしょうね。ところが・・・

死の秘宝上巻16ページでヴォルデモート卿は「マルフォイ一家はなぜ不幸な顔をしているのだ?俺様が復帰して勢力を強めることこそ長年の望みだと公言していたのではないか?」と言っていますね。

それに対してルシウス氏は「もちろんでございます」と言ったのでした。自分たちはそれを望んでいましたし今も望んでいると答えたのでした。しかしそう答えるルシウス氏の表情は固く・・・

上唇の汗を拭うルシウス氏の手は震えていたのでした。隣に座っていた妻のナルシッサもまた体を強張らせて無表情で座っていましたしドラコもまたちらりとヴォルデモートを見ましたが・・・

直接に目が合うことを恐れて即座に視線を逸らしてしまったのでした。何故マルフォイ一家は「これほどまでに?」ヴォルデモート卿を恐れなくてはならなくなってしまったのでしょうか?

理由は2度も続けてヴォルデモート卿に命じられた任務を実行できなかったことと失敗したことというわけなんですよね。1度目はハリーとヴォルデート卿に関する予言を手に入れることができなかったこと。

2度目は丸腰のダンブルドアを目の前にして「死の呪文」を唱えることができなかったことというわけなんですよね。そのため一家は「いつ殺されても文句は言えない」ということで・・・

死の恐怖に怯えていたというわけなんですよね。

3-3.アルバス・ダンブルドアとの関係
ルシウス氏を筆頭にマルフォイ一家は事ある毎に「アルバス・ダンブルドアはホグワーツが始まって以来最悪の校長だ!」とダンブルドアのことを酷評して来ました。だからこそドラコもまた・・・

当初はヴォルデモート卿にダンブルドア殺害の使命を与えられた時には喜び勇んでいたというわけなんですよね。それじゃあ何故?これほどまでにマルフォイ一家はアルバス・ダンブルドアを嫌うのか?

事の発端は「吟遊詩人ビードルの物語」の「豊かな幸運の泉」の本をホグワーツの図書室から「取り除くべきか?否か?」の論争に端を発するというわけなんですよね。この物語「豊かな幸運の泉」は・・・

最後にマグルの騎士ラックレス卿と魔女のアマータが結婚するという内容になっているためルシウス氏は「この本はホグワーツの書棚から追放されるべき」と主張したのでした。

何故ならフィクションであれノンフィクションであれ息子が魔法族とマグルの結婚を勧める類の物語を読んで自らの純血の血統を汚すような影響を受けることなど望まないというわけなんですよね。

そんなルシウス氏に対してダンブルドアは「純血と称する家族は家系図からマグルやマグル生まれの魔法使いを削除して自分たちは純血であると主張しているに過ぎない」と反論したんですよね。

つまり今生きている魔法使いや魔女にはマグルの血が一滴も混じっていない者など存在しない。したがって「この本」をホグワーツの図書室から取り除く必要などないというわけなんですよね。

ダンブルドアは理事会の大多数の支持を受けて「この決定」を説明する書簡をルシウス氏に送ったのでした。このことで純血の尊厳を著しく傷つけられたと激怒したルシウス氏はアルバス・ダンブルドアを・・・

ホグワーツの校長職から追い落とす運動を始めたんだそうです。

最後に
そんなわけで一昨年の暮れに発売された「吟遊詩人ビードルの物語」のダンブルドアの解説文を注意深く読んでいるとシリーズ本編では明らかにされなかった数々の登場人物の隠れたエピソードが・・・

垣間見えたり明らかになっていて非常に興味深い内容になっています。もしまだ持っていないという人は購入することを強くオススメします。

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