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かねてからの予告通り今週はドラコ・マルフォイのご両親を紹介する1週間ということで後半の今日と明日は母親のナルシッサを取り上げることにします。やはり母親ということで息子ドラコを思う気持ちはルシウス氏より相当強いようですね。(全3項目)

3-1.ベラトリックス・レストレンジとは・・・
知っている人はよくよくご存知のようにナルシッサとベラトリックス・レストレンジは3人姉妹の長女と三女なんですよね。ちなみに次女はアンドロメダ・トンクスでニンファドーラ・トンクスのお母さんです。

三女で末っ子のナルシッサは基本的にはおとなしくて控え目な性格のため強情で気の強い長女のベラトリックスの意見に異を唱えるということはほとんどといっていいほどなかったようですね。

そんな2人の性格を反映させた場面が死の秘宝下巻113ページに出て来ます。グリンゴッツの自分の金庫にあるはずの「グリフィンドールの剣」を見て慌て逆上するベラトリックスはナルシッサに・・・

自分が「どうするのか?」を考えている間は捕虜たちを地下牢に入れておくようにと言ったのでした。自分の家で事を取り仕切ろうとするのでナルシッサは当初姉のベラトリックスに・・・

「ベラ、ここは私の家です。そんなふうに命令することは」

と抗議しましたが姉ベラトリックスの尋常ではない只(ただ)ならぬ表情と金切り声に押されて、一瞬戸惑いはしましたが狼人間のフェンリール・グレイバックに捕虜を地下牢に連れて行くようにと言ったのでした。

ベラトリックスはそんな妹ナルシッサの性格を当然知り尽くしていたので「シシーが自分の意見や提言を受け入れないはずはない」と確信していたのですがナルシッサがベラトリックスの意見を・・・

受け入れなかったことが「1度」だけあったのです。

3-2.息子ドラコへの思い
それは息子のドラコが闇の帝王にアルバス・ダンブルドアの殺害を命じられた時でした。私の話を聞きなさいと言うベラトリックスに対してナルシッサは「もう聞いたわ。もう決めたんだから」と言って・・・

だから「ほっといてちょうだい!」と言ってベラトリックスの腕を振り解いたのでした。しかしベラトリックスは再びナルシッサに追いついて腕を捕まえ後ろを振り向かせたのでした。そして・・・

ナルシッサに「あいつは信用できない」と言ったのでした。そんなベラトリックスに対してナルシッサは「闇の帝王は信用している」と反論したのでした。しかしなおもベラトリックスは・・・

そもそも「この計画」は誰にも漏らしてはいけないと言われているじゃないか。だからそんなことをすれば闇の帝王に対する裏切りになるじゃないかと執拗に「あいつの所に行ってはいけない」と言ったのでした。

そんなベラトリックスに対してナルシッサは「放してよ、ベラ」と凄んだ後にマントの下から杖を取り出して脅すようにベラトリックスの顔に突きつけたのでした。そんな妹を見て姉は笑ったのでした。

「自分の姉に?あんたにはできやしない」

前述のようにナルシッサの性格を知り抜いていたベラトリックスは杖を取り出して脅すように自分の顔に突きつけるナルシッサを見て笑ったのでした。しかしナルシッサは息子ドラコのためなら・・・

「できないことなんか、もう何にもないわ!」

ナルシッサは押し殺した声で言ったのでした。声にはヒステリックな響きがあったのでした。そして杖をナイフのように振り下ろすと閃光が走りベラトリックスは火傷をしたかのように・・・

ナルシッサの腕を放したのでした。

3-3.登場シーン
さて!そんな「ドラコのためなら何だってできるわ!」「母は強し!」といった感じのナルシッサ母さんなんですが、ここからはナルシッサの登場シーンを改めて振り返ってみることにします。

1場面1場面の印象やインパクトが非常に強いナルシッサなんですが実は意外に登場シーンは少ないんですよね。

●初登場シーン
炎のゴブレット上巻156ページ(携帯版143ページ)で魔法大臣コーネリウス・ファッジがマルフォイ一家をクィディッチ・ワールドカップの決勝戦に招待したためナルシッサも来たというわけなんですよね。

ファッジも会うのは初めてだったらしくルシウス氏が「妻のナルシッサとは初めてでしたな?」と言うと大臣は「お初にお目にかかります」と挨拶したのでした。セリフなしの極めて印象の薄い初登場シーンでした。

●場面2「謎のプリンス上巻32ページ」
初登場シーンから一気に飛んでナルシッサが次に登場したのは第6巻「謎のプリンス」でした。第2章の主役はまさにナルシッサといった感じでドラコのことを相談するためにスピナーズ・エンドの・・・

スネイプの自宅を訪問したのでした。そして「ドラコを守って欲しい!」と涙ながらに切々とスネイプに懇願した後「破れぬ誓い」を結んだのでした。

●場面3「謎のプリンス上巻172ページ」
ダイアゴン横丁のマダム・マルキンの店にハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が入って行くと最初は誰もいないと思っていた店内に人がいたのでした。それがドラコ・マルフォイだったのです。

ハリーたち3人とドラコが言い争いをしているとローブ掛けの陰からゆっくりと現れたのがナルシッサだったといわけなんですよね。ナルシッサは杖を出しているロンとハリーに向かって・・・

「それをおしまいなさい」と冷たく言ったのでした。そして今度はハリーとナルシッサの言い争いになったのでした。

●場面4「死の秘宝上巻15ページ」
再び場面が飛んでナルシッサが次に登場したのは第7巻「死の秘宝」の冒頭章でした。ヴォルデモートに「杖を差し出せ」と言われてルシウス氏が救いを求めるように横目で隣を見ると・・・

そこにいたのがナルシッサでした。ルシウス氏は妻が杖を差し出すのを断る「何か気の利いた理由」を言ってくれるのでは?と期待したようですが結局ルシウス氏はヴォルデモートに杖を差し出すことになったのでした。

●場面5「死の秘宝下巻103ページ」
ハリーたち3人は狼人間のフェンリール・グレイバック率いる人さらい一味に連れられて初めてマルフォイの館に足を踏み入れることになったのでした。ハリーたちと人さらい一味を出迎えたのがナルシッサでした。

ハリーたち3人は地下牢にたまたまいたルーナと助けに駆け付けた屋敷しもべ妖精のドビーのお陰で館を脱出することはできたのですが、それと引き換えにドビーを失うことになってしまったのでした。

●場面6「死の秘宝下巻473ページ」
ハリーがヴォルデモートに殺されに「禁じられた森」の奥のヴォルデモートと死喰い人たちがいる場所にたどり着くと死喰い人集団の中にナルシッサの姿もあったのでした。

ナルシッサは目が落ち窪み心配でたまらない様子でした。当然心配していたのは戻って来なかったドラコのことだったというわけです。

●場面7「死の秘宝下巻510ページ」
「ドラコは生きていますか?城にいるのですか?」

ヴォルデモートに命じられてハリーが死んでいるのかどうか?を確かめに来たナルシッサだったのですが、ドラコの無事を確認すると不世出の開心術の達人ヴォルデモート卿の目の前で・・・

キッパリと嘘をついたのでした。

●場面8「死の秘宝下巻523ページ」
戦いが再開されて戦闘はホグワーツ魔法魔術学校の大広間に持ち込まれたのですが圧倒的な数で死喰い人たちが総崩れになる中ナルシッサは夫のルシウスと共に戦おうともせずに・・・

息子の名前を叫びながら走り回っていたのでした。

●場面9「死の秘宝下巻540ページ」
戦いが終わってハリーが「透明マント」を被って大広間の中を歩いているとナルシッサを含めたマルフォイ一家が「果たしてここにいてもいいのだろうか?」という顔で小さくなっていたのでした。

しかし誰も3人のことなど気にもかけていなかったというわけなんですよね。こうしてナルシッサ・ルシウス夫妻とドラコは無事再会して生き延びたというわけです。

今日の最後に
こうして初登場シーンから最後に登場した場面を改めて振り返ってみると、結局ナルシッサってヴォルデモート卿の配下であることよりもドラコの母親であることを優先させたということが判りましたよね。

明日の記事ではそんな母ナルシッサがドラコに対して「どうして来たのか?」「何をして来たのか?」について考えてみたいと思います。
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