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リータ・スキーターにルーナ・ラブグッドにハーマイオニー?何ゆえ「この3人」が同じテーブルに着かなくてはならなかったのか?それはハリーに「真実を語る機会を作ってあげたい!」というハーマイオニーの思いが凝縮された結果だったのです。(全3項目)

3-1.有り得ない組み合わせ?
クリスマス休暇明けには新たな事態が起きて魔法界に衝撃が走ることとなったのでした。10人もの死喰い人がアズカバンから集団脱走したのです。それを受けてハーマイオニーが新たに始めたこととは?

2月14日バレンタインデーはハリーにとってはチョウとの初デートという忘れられない日になるハズでした。ところがハリーにとってはまた別の意味で印象深い日になったのでした。

ハリーがチョウと別れて「女っていうのはいったい何なんだ?」という苦い思いを噛み締めながらパブ「三本の箒」に行くと飲み仲間としては「どう考えても有り得ない組み合わせ」が待ち受けていたのでした。

それは誰あろうルーナ・ラブグッドにハーマイオニーさらには日刊予言者新聞の元記者のリータ・スキーターというまるで「水と油と砂」といった感じの全く混じり合わない3人が同じテーブルに着いていたのです。

何ゆえハーマイオニーが世界で一番気に入らない人物の1人であるリータ・スキーターや数々の魔法生物について全く考え方の異なるルーナ・ラブグッドと同じテーブルを囲んでいたのか?と云えば・・・

リータは目を丸くしてハーマイオニーを見つめたのでした。それはハリーも同じでした。何故ならハーマイオニーがリータにヴォルデモートについてハリーが言うことを記事にして欲しいと言い始めたからです。

当然リータが指摘したように「日刊予言者新聞」は魔法省と魔法大臣コーネリウス・ファッジの息がかかっているので「ヴォルデモートは復活した」などという記事を載せるハズはありません。

そこでハーマイオニーはルーナにルーナのお父さんが編集・発行している「ザ・クィブラー」にリータが書いた記事を載せてもらいたいと依頼したのでした。ルーナのお父さんは即座に了解してくれたようです。

リータはゲラゲラ笑いながらハリーの話が「ザ・クィブラー」に載ったら誰がそれを本気にするもんか!と言いましたが、ハーマイオニーはそれは確かにそうかもしれないがアズカバン脱獄の「日刊予言者新聞」版には・・・

幾つか大きな穴がある。何が起こったのか?もっとましな説明や別の筋書きはないものか?と思っている人は多い。だからたとえ「その記事」が載った雑誌が普段は眉唾ものの記事ばかり載せているとしても・・・

とにもかくにもハーマイオニーはハリーが真実を語る機会を作ってあげたいという思いで忍びがたきを忍び数々の心の葛藤を乗り越えてルーナに「ザ・クィブラー」にハリーのインタビュー記事を・・・

載せて欲しいと依頼したのでした。

3-2.密告者
こうしてハリーのインタビュー記事が載った「ザ・クィブラー」は売れに売れてホグワーツの生徒及び先生方の全員が所持することとなり学校の外でも飛ぶように売れて増刷をしなければならないほどでした。

一方ハーマイオニーが発起人になって始まったダンブルドア軍団(DA)も佳境に入り「守護霊の呪文」という高度な大技をやるようになっていました。ハーマイオニーの守護霊は「カワウソ」でした。

「必要の部屋」の扉が開いて閉まりました。そして何かがハリーのローブを引っ張るのでハリーが見下ろすと驚いたことに屋敷しもべ妖精のドビーがハリーを見上げていたのです。

「ハリー・ポッター・・・あの人が・・・あの女の人が」

「アンブリッジ?」

ハリーが部屋にいたDAのメンバーに「逃げろ!」と声を張り上げたのでした。全員が一斉に出口に突進し破裂したように出て行きました。廊下を疾走する音を聞きながらハリーは出て行ったメンバーたちが分別をつけて・・・

寮まで一直線に戻ろうなんてバカなことを考えなければいいがと願ったのでした。そして最後に部屋を出て一番近くにある男子トイレに向かっていると何かに足をつかまれハリーは物の見事に転倒してしまったのでした。

「足すくい呪いだ、ポッター!」

アンブリッジが遠くの角から息を切らして嬉しそうにつかつかとやって来ました。そして床に転がっていたのがハリーだったのでアンブリッジは歓声を上げてドラコ・マルフォイに・・・

「お手柄よ、よくやったわ」と言ってハリーを校長室に連れて来たのでした。ハリーは他のメンバーが捕まってはいないのか?が心配でしたが校長室に到着してみると結局連れて来られたのはハリーだけでした。

ハリーは魔法大臣コーネリウス・ファッジに問われて挑戦的に「はい」と答えるつもりでした。ところがふとダンブルドアの顔が目に入りダンブルドアがわずかに首を横に振るので・・・

ハリーは出かかった言葉を方向転換して「いいえ」と答えたのでした。ファッジは怒りでどすの利いた声で「校内で違法な学生組織が発覚したのだが」とハリーを問いただしたのですが・・・

ハリーがあくまでも「初耳です」と答えるので「通報者を連れて来たほうが話が早い」ということになりアンブリッジが連れて来たのは何とチョウの友達のマリエッタ・エッジコムだったのです。

マリエッタは両手で顔を覆っていました。ファッジは「この子のお陰でポッターを退学にできる!」と大喜びでマリエッタを迎えましたがマリエッタが顔を上げると「ぎょっ!」として後ろに飛び退ったのでした。

マリエッタの顔には頬から鼻を横切って・・・

「密告者」の文字が!

ショックで口の利けないマリエッタを気遣ってファッジはアンブリッジに「逆呪いはないのかね?」と訊きましたがアンブリッジはファッジに「まだどうにも見つかっておりません」と答えたのでした。

ハリーはハーマイオニーの呪いをかける能力に誇らしさが込み上げて来るのを感じたのでした。ホッグズ・ヘッドで行われた準備会合の直後にハーマイオニーはメンバーがサインをした羊皮紙に・・・

呪いをかけていたのです。

3-3.ハーマイオニーの思わぬ反対
ハーマイオニーがメンバーがサインした羊皮紙に呪いをかけておいてくれたお陰もあってハリーは何とか退学を免れることができたのですが代わりにダンブルドアがホグワーツを去る事態となってしまったのでした。

さらにハリーが「憂いの篩」に入っていたスネイプの記憶を覗き込んでしまったことがキッカケになってクリスマス休暇明けから行われていた閉心術の訓練授業は打ち切られてしまったのでした。

ハリーは「その記憶」が自分を内側から蝕んで行くような気がしたのでした。ほぼ5年間父親を想う気持ちがハリーにとっては慰めと励ましの源になっていました。ところが今は・・・

そんなハリーの様子を見るに見かねてジニーが「チョウと話せば」と声をかけて来たのですがハリーは「僕が話したいのはチョウじゃなくてシリウスなんだ」しかし「できないことは判っている」と答えると・・・

ジニーは「何とかハリーがシリウスと話す機会を作ってあげられないものかしら?」とフレッドとジョージに相談したのでした。そこで2人がイースター休暇明けに一騒動起こしてアンブリッジをおびき出して・・・

そのスキにハリーが軽くシリウスと話せるようにしたらどうか?ということになったのですがハーマイオニーは強硬にそのことに異を唱え始めたのでした。ハーマイオニーは「魔法史」の授業の時には・・・

もしアンブリッジの部屋で捕まったら退学処分だけじゃ済まない。シリウスと話していたと推量されて今度こそ「真実薬」を飲まされると言って来たのでした。さらに魔法薬学の授業中にも・・・

ハーマイオニーはハリーとロンが黙っているのをいいことに恐ろしい警告をひっきりなしに流し続けたのでした。声を潜めて言うので激しい「シューッ」という音になりシェーマスは自分の大鍋が・・・

漏れているのではないか?と調べるハメになり丸々5分を無駄にしてしまったのでした。こうしてハーマイオニーの必死の説得工作は続きましたがフレッドとジョージがせっかくハリーのために・・・

陽動作戦を設定してくれたのに、それを裏切ることはできないということでハリーはアンブリッジの部屋の暖炉に頭を突っ込んだのでした。

今日の最後に
そんなわけで最後の瞬間まで迷いに迷った末にハーマイオニーの反対を押し切ってアンブリッジの部屋に侵入してシリウスと偶然その場に居合わせたルーピンと話したハリーだったのですが・・・

それがふくろう試験最終日の日に・・・
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