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ハリーもジニーもネビルもそしてルーナも驚きを隠せなかったのでした。何とハーマイオニーが真っ赤な嘘をついているのです。そんなハーマイオニーにすっかり騙されてホグワーツ城の外に出て来たアンブリッジを待ち受けていた運命とは?(全3項目)

3-1.あまりにも有り得ないこと
「あの悪魔!真夜中にこっそりハグリッドを襲うなんて!」

ハーマイオニーは喘ぎながら言ったのでした。怒りでまともに話もできないほどでした。さらに不幸に追い打ちをかけたのは4本もの失神光線を胸に受けたマクゴナガル先生の運命でした。

だからハリーが「魔法史」の試験中に夢で見た光景・・・シリウスがヴォルデモートに捕まったという事態を受けてハリーはマクゴナガル先生に会いに医務室に駆け込んだのですがそこにマクゴナガル先生の姿はなかったのです。

4本もの失神光線を胸に受けたマクゴナガル先生はマダム・ポンフリーでさえ治すことができず聖マンゴ魔法疾患傷害病院に移送されてしまったのでした。最後の頼みの綱のマクゴナガル先生もいなくなってしまったのです。

そこでハリーが次に探したのがロンとハーマイオニーでした。ハリーは2人を見つけると空いている教室に飛び込んで今「魔法史」の試験中に夢で見た光景のことを2人に説明したのでした。だから一刻も早く・・・

シリウスを助けに行かなくてはいけないと必死になって2人に訴えたのでした。しかしハーマイオニーはそんなハリーに一歩詰め寄って言ったのでした。ハリー今は夕方の5時なのよと・・・

だから今魔法省には大勢の人が働いている。そんな所に世界一のお尋ね者のシリウスとヴォルデモートが「どうやって?」誰にも見られずに入れるというの?とハーマイオニーはハリーに言ったのでした。だから・・・

あまりにも有り得ないことだと・・・

3-2.アンブリッジにケンタウルス
ハーマイオニーはハリーにヴォルデモートが「秘密の部屋」にジニーを連れて行ったのはあなたを誘い出すためだった。つまりヴォルデモートはそういうハリーを知っているのよと言ったのでした。

だからヴォルデモートはハリーがシリウスを救いに行くような人間だと知っている。だからまずグリモールド・プレイス12番地にシリウスがいるかどうか?を確かめるべきだと訴えたのでした。

そこでピーブズが「変身術」の教室をぶち壊そうとしているということにしてアンブリッジを部屋から引き離しアンブリッジの部屋の暖炉でシリウスが本当に不在なのか?を確かめようということになったのでした。

ロンが「変身術の教室ならアンブリッジの部屋から相当遠いし途中でピーブズに出会ったら本当にそうしろと説得できるかも?」と言ったのにハーマイオニーが異を唱えなかったことが事態の深刻さを示していました。

しかし!以前にハリーがシリウスと話そうとしてアンブリッジの部屋に侵入したことが今回仇になってしまったのでした。ハリーたちはアンブリッジと尋問官親衛隊に身柄を拘束されてしまったのでした。

アンブリッジが真実薬を使って今度こそハリーに自白をさせようとスネイプを呼んだ時ハリーはまだホグワーツに不死鳥の騎士団の団員が残っていたことに気づきましたが時既に遅しでした。

そして真実薬が手に入らなかったアンブリッジが次に言い始めたことが「磔の呪い」なら舌も緩むだろうというものでした。それに対してハーマイオニーは悲鳴を上げて「それは違法です」と訴えたのでした。

ハーマイオニーは目の前でハリーが「磔の呪い」にかけられるのを見るぐらいならハリーが誰と連絡を取ろうとしていたのかを話すと言い始めたのでした。しかしハリーは気づいたのでした。

ジニーはハーマイオニーを初めて見るかのような目で見つめ、ネビルもまた息を詰まらせながらハーマイオニーを見つめていたのでした。ルーナでさえ少し驚いたような表情を浮かべました。

ハーマイオニーは両手に顔を埋(うず)め絶望的に啜り泣いていましたが一滴の涙すら流してはいませんでした。さらにハーマイオニーが話し始めたことは『真っ赤な嘘』だったのです。ジニーもネビルもルーナも・・・

おそらくハーマイオニーが嘘をついているのを見るのは初めてだったんでしょうね。こうしてハーマイオニーはアンブリッジを城から連れ出しケンタウルスと遭遇させたというわけなんですよね。

3-3.戦い済んで病棟で・・・
「ほうら来た、ハリー。どこかであなたを引っ張り込むと思っていたわ」新聞越しにハリーを見ながらハーマイオニーが言ったのでした。そこは医務室の中でした。ハリーはロンのベッドの端に腰掛け・・・

2人ともハーマイオニーが「日刊予言者新聞日曜版」を読むのを聞いていたのでした。これまで散々ハリーのことを「頭の変な目立ちたがり屋」だと誹謗・中傷していた予言者新聞はヴォルデモートの復活が・・・

明らかになったことを受けて今度は一転してハリーのことを誉めるようになったんだそうです。ハーマイオニーが記事にざっと目を走らせながら読んで聞かせてくれたのでした。例えば・・・

「孤独な真実の声・・・精神異常者扱いされながらも自分の説を曲げず・・・嘲りと中傷の耐え難きを耐え」

そんな記事を読みながらハーマイオニーは顔をしかめたのでした。何故なら「日刊予言者新聞」は嘲ったり中傷したりしたのは自分たちだということを一言も書いていなかったからでした。

一方ハーマイオニーの反対側のベッドにはハーマイオニーの取った策略のお陰でケンタウルスに拉致されてしまったアンブリッジが天井を見つめて横になっていたのでした。校長職に復帰したダンブルドアが・・・

単身で森に乗り込みアンブリッジをケンタウルスから救い出して来たのでした。どうやってダンブルドアはアンブリッジをケンタウルスの群れから救い出して来たのか?誰にも分りませんでした。

さらに何故アンブリッジが医務室のベッドに横たわっているのか?も分りませんでした。これまではきちんとしていた薄茶色の髪の毛はくしゃくしゃで小枝や木の葉がくっついてはいましたが・・・

見たところ怪我をしているような様子も見られません。ハーマイオニーがマダム・ポンフリーから聞いた所によると「単にショックを受けただけ」なんだそうです。ロンが軽くパカッパカッと舌を鳴らすと・・・

アンブリッジはガバッと起き上がってキョロキョロと周囲を見回したのでした。ハーマイオニーはジニーと一緒にベッドカバーで笑い声を押し殺したのでした。

最後に
正直言って「ここも取り上げたい!」「この場面のハーマイオニーも!」といった感じで特に下巻の絞り込み作業が大変でした。(笑)

まあ・・・でも第6巻「謎のプリンス」は第5巻よりページ数も章の数も少ないので第5巻よりは楽なんじゃないかな?と思っている所です。
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