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クィディッチ・ワールドカップが30年ぶりにイギリスで開催されることを受けてウィーズリーおばさんがダーズリー夫妻に宛てて手紙を出したのでした。ハリーがダドリーと共に吸魂鬼に襲われた事態を受けてプリベット通り4番地には続々と手紙が届いたのでした。ハリーの元にダンブルドア校長からの手紙が届きましたがハリーは実際にダンブルドアの姿を確認するまでは荷造りを始めなかったのでした。それは何故?(全3項目)

3-1.モリー・ウィーズリーからダーズリー夫妻へ
昨日の記事で取り上げたシリウスが帰国するキッカケになった手紙をハリーが書いた日の朝にはプリベット通り4番地のダーズリー家にはウィーズリーおばさんが書いたマグルの郵便が届いたのでした。

バーノン叔父さんがカンカンに怒って「今すぐ居間に来い!」と言うのでハリーが「何事だ?」と思って行くと叔父さんが「お前に関する手紙が来た」と言うのでハリーはますます呼ばれた理由が分らなくなったのでした。

と!いうのもマグルの郵便配達で手紙を貰うような知り合いの心当たりが全くなかったからです。しかしバーノン叔父さんが手紙を読み上げてハリーはようやく事の次第を理解したのでした。

その手紙はウィーズリーおばさんがダーズリー夫妻に宛てて出した手紙だったのです。ハリーは叔父さんに見せられた封筒を見て笑い出したいのをやっとのことで堪えたのでした。それは何故かと云えば?

封筒一杯に一部の隙もなく切手が貼り込んであり真ん中に小さく残った空間に詰め込むようにダーズリー家の住所が細々とした文字で書かれていたからです。バーノン叔父さんが言うには・・・

郵便配達員は気づいたというのです。手紙が「どこから来たのか?」をやたらと知りたがっていたそうです。だからわざわざ玄関のベルを鳴らしたに違いないと叔父さんはハリーに抗議したのでした。

おばさんから届いた手紙の内容は今年イギリスで30年ぶりにクィディッチ・ワールドカップが開催され夫のアーサーが魔法省の伝(つて)で決勝戦のとてもいい席を手に入れることができたので・・・

ハリーを是非招待したいということでした。叔父さんの心の内は2つの感情が対立して激しく闘っていたのでした。ハリーを行かせるということはハリーを幸せにすることだ。それも許せない!

しかし夏休みの残りをハリーがウィーズリー家で過ごすことを許せば2週間も早く厄介払いができて我が家からハリーを追い出すことができる。それも極めて魅力的だ!

結局バーノン叔父さんはハリーにウィーズリー家に行ってもよいと言ったのでした。その結果ハリーはクィディッチ・ワールドカップの決勝戦を観戦できることになったのでした。直後にはロンからの・・・

ダーズリー家の人たちが何と言おうとハリーを迎えに行くという手紙が届いたのでした。

3-2.吸魂鬼の襲撃を受けて
第5巻「不死鳥の騎士団」の第2章「ふくろうのつぶて」ではハリーがダドリーと共に吸魂鬼に襲われ「守護霊の呪文」を使ってしまったことを受けて次々とふくろうが手紙を運んで来たのでした。

●魔法省からの手紙
最初に届いたのは魔法省からの公式警告状でした。「貴殿はホグワーツ魔法魔術学校を退学処分となる」という文言の衝撃にハリーはダーズリー夫妻が話しているのをぼんやりとしか感じ取れなかったのでした。

頭の中が冷たくなって痺(しび)れていたのでした。「退学」というたった1つのことが毒矢のようにハリーの意識を貫き痺れさせていたのでした。全てお終いだ。もう戻れない。

●ウィーズリーおじさんからの手紙
ウィーズリーおじさんからの手紙は大急ぎで書いたらしく黒インクの字が滲(にじ)んでいました。手紙にはダンブルドアが魔法省に到着して何とか収拾をつけようとしているので今いる所を離れないようにと・・・

これ以上魔法を使ってはいけない。杖を引き渡してはいけないと書かれていました。しかしハリーは「魔法を使わずに杖の引き渡しを拒むなんて」どうやったらいいんだ?と思ったのでした。

●再び魔法省からの手紙
ハリーは手紙を立て続けに3度も読んだのでした。手紙の内容はハリーの杖を破壊する決定を変更したので8月12日に行われる懲戒尋問までは杖を保持してもよいというものでした。

さらにダンブルドア校長との話し合いの結果、魔法省はハリーの退学の件についても8月の12日に決定することに同意したんだそうです。とりあえず退学は免れたようですが全ては8月12日の・・・

懲戒尋問にかかっているということのようでした。

●シリウスからの手紙
アーサーが何が起こったのかを今みんなに話してくれた。何があろうとも決して家を離れてはいけない。

ハリーはシリウスからの手紙を読んで再び怒りが込み上げて来たのでした。2体の吸魂鬼をたった1人で追い払ったのに誰も「よくやった」と言ってくれないのか?ウィーズリーおじさんもシリウスも・・・

まるでハリーが悪さをしたかのような反応で被害が「どの程度か?」を確認するまでは小言もお預けだと言わんばかりだったのでハリーはまた癇癪玉が膨らんで来たのでした。

3-3.アルバス・ダンブルドアからの手紙
3日前に届いて以来ハリーは「その手紙」を何度も何度も繰り返し読んでいたので固く巻かれていた羊皮紙が金曜日の夜にはまっ平らになっていたのでした。当然手紙の内容は100%頭に入っていたのですが・・・

しかしハリーは荷物をまとめてはいなかったのでした。たった2週間ダーズリー一家と付き合うだけで救い出されるのは話がうま過ぎると思いましたし他の様々な理由や事情でダンブルドアが・・・

ハリーを迎えに来れなくなるかも?しれませんし手紙そのものがニセモノである可能性がないとは言えなかったからです。そのためハリーが床に散らばっている物をトランクに入れ始めたのは・・・

金曜日の夜11時にダンブルドアがプリベット通りに現れてからになったというわけなんですよね。ダンブルドアが玄関の敷居を跨いで扉を閉め家の中に入って来るのでハリーはダンブルドアに・・・

ハリーはダンブルドアに「出かけるんじゃありませんか?」と声を掛けるとダンブルドアは確かに出かけるのだが、その前に幾つか話し合わなくてはならないことがあるのでと言って居間に入って行ったのでした。

こうしてシリウスの遺言のこと。グリモールト・プレイス12番地のこと。さらには屋敷しもべ妖精のクリーチャーのことなどの諸問題を片付けた後にダンブルドアはハリーを・・・

途中かつての同僚のホラス・スラグホーンを再びホグワーツの教壇に復帰させるために寄り道をした後ハリーを「隠れ穴」に送り届けたのでした。

最後に
そういえば今改めて第7巻「死の秘宝」を思い返してみるとハリーは早々に手紙を運んでくれるヘドウィグが死んでしまったこともあってか?手紙をやり取りするシーンや場面が全くありませんでしたね。

しかし19年後のハリーは妻のジニーと2人で長男のジェームズには週に3度も手紙を出しているんだそうです。
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