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さて!本日8月22日が誕生日ということで今週はウィーズリー家の三男パーシーを取り上げることにします。親を批判するのは苦しい。しかし僕はやがてあの2人も自らの大変な間違いに気づくことを切に願っている。その時はもちろん2人の十分な謝罪を受け入れる用意があるなどと言っていたパーシーだったのですが・・・(全3項目)

3-1.忠誠を誓うのは?ダンブルドア?それとも魔法省?
事が起こったのは夏休みに入ってから1週間も経たない頃でした。パーシーを除くウィーズリー家の面々が騎士団に加わる準備をしていると「その」パーシーが家に帰って来て昇進したというのです。

ハリーもパーシーが野心家で魔法大臣の座を狙っているということは知っていましたが、残念ながらパーシーの1年目の任務は成功と言うには程遠い状態でした。というのも上司であるクラウチ氏がヴォルデモートに・・・

「服従の呪文」をかけられてしまった末に行方不明になり、実はホグワーツ内にマッド・アイ・ムーディに成り済まして潜入していた自分の息子に殺されてしまったからです。その結果パーシーは・・・

クラウチ氏の件で色々と面倒なことになり尋問を受けたり上司の異変に気づいてそれを知らせるべきだったと言われたりもしたのでした。だから「その」パーシーが昇進したと聞いて家族一同が皆驚いたのでした。

パーシーは魔法大臣コーネリウス・ファッジの大臣室勤務を命じられたということで大得意で家に帰って来ました。役職は「大臣付下級補佐官」と魔法省入省1年足らずにして異例の抜擢人事でした。

ところが父親が感心してくれるだろうというパーシーの期待は裏切られたのでした。何故なら魔法大臣がパーシーを大臣室に置きたがったのは自分たちとダンブルドアをスパイするためだと父親のアーサー氏は考えたからです。

パーシーは完全に頭に来ました。そして激怒の余り随分ひどい言葉を父親のアーサー氏に浴びせたのでした。魔法省に入ってからというもの父さんの評判がパッとしないからそれと戦うのに苦労したとか・・・

父さんには何にも野心がないから僕たちにはあまりお金がないなどとも言ったのでした。そしてパーシーがアーサー氏に浴びせる非難の言葉はますますエスカレートしていったのでした。

パーシーは「父さんがダンブルドアと連(つる)んでいるのは愚かだ」とか「ダンブルドアは大きな問題を引き起こそうとしている」とか「父さんはダンブルドアと落ちる所まで落ちるんだ」などと言ったのでした。

そしてパーシーは「どこに忠誠を誓うのか?」は自分は判っている。魔法省だ。だから父さんと母さんが魔法省を裏切るのなら自分はもう「この家」の者じゃないってことを判らせてやると言って・・・

パーシーは「隠れ穴」を出て行ったのでした。

3-2.ロンへの手紙
ホグワーツ、グリフィンドール寮、ロナルド・ウィーズリーへ

ハーマイオニーが指差す窓をハリーとロンが見上げると規律正しいといった雰囲気のコノハズクが窓枠に止まり部屋の中にいるロンを見つめていたのでした。それはパーシーのふくろうのヘルメスでした。

「何でパーシーが僕に手紙を?」とロンが駆け寄って窓を開けるとヘルメスの足には確かにパーシーからロンに宛てて出した手紙が括(くく)りつけてあったのでした。ロンが手紙を外すとヘルメスはすぐに飛び立ったのでした。

ハリーもハーマイオニーも非常に珍しいパーシーからロンへの手紙ということで、興味津々でロンは即座に手紙を開いて読み始めたのですが?先に読み進むほどロンのしかめっ面がひどくなって行ったのでした。

読み終わるとロンは辟易した顔でハリーとハーマイオニーに手紙を突き出したのでした。2人は両側から顔を寄せ合って手紙を覗き込み一緒に読んだのでした。するとそこに記されていた衝撃の内容とは?

まずパーシーからの手紙はロンが監督生に就任したことに対しての祝いの言葉で始められていたのでした。しかしパーシーは「お祝い以上のことを君に言いたい」と綴っていたのでした。忠告したいのだと!

何でもパーシーがロンが監督生だと大臣が知らせてくれた時に漏れ聞いた話によると君は未だにハリー・ポッターと親密らしい。僕が君に言いたいのは『あの少年』と付き合い続けることほど・・・

君のバッジを失う危険性を高めるものはないということなんだそうです。パーシーが言うには君はこんなことを聞いたら驚くだろう。しかし自分には君に言う義務があるのだそうです。

さらにパーシーはロンにポッター(苗字呼び捨て)との繋がりを断ち切ることを君は恐れるかもしれないとも言っていたのでした。何故ならポッターは情緒不安定だから事によっては君に暴力を振るうかもしれないからと・・・

しかし!そのことが少しでも心配だったり君を困らせるようなポッターの挙動に気づいたらドローレス・アンブリッジに話すよう強く勧めるとまで言っています。弟に密告を勧めているのです。

さらにパーシーはホグワーツでのダンブルドア体制はまもなく終わるだろう。だから君が忠誠を誓うのはダンブルドアではなく学校と魔法省なのだとも言っていたのでした。

最後にパーシーは親を批判するのは苦しい。しかし僕はやがてあの2人も自らの大変な間違いに気づくことを切に願っている。その時はもちろん僕は2人の十分な謝罪を受け入れる用意があると言っていたのですが・・・

ところが!・・・

3-3.間違っていたのは自分
この年度の末にはヴォルデモート卿の復活が明らかになりハリーにダンブルドアしいては両親の主張のほうが正しかったことが立証・証明されたのでした。終わったのはダンブルドア体制ではなく・・・

パーシーを「大臣付下級補佐官」に取り立ててくれたコーネリウス・ファッジ体制のほうでした。ヴォルデモートの復活が明らかになった後の2週間は魔法界全体がファッジ大臣の辞任要求を叫び続けたのでした。

コーネリウス・ファッジ本人をして「私の任期中にこれほど国がまとまったことはなかった!」と言わしめるほどでした。後任の大臣には闇祓い局の局長だったルーファス・スクリムジョールが就任したのでした。

アルバス・ダンブルドアはホグワーツ魔法魔術学校校長ならびに国際魔法使い連盟会員さらにはウィゼンガモット最高裁主席魔法戦士と失っていた全てのポストと役職に復帰したのでした。

さらにパーシーがロンに「何かあったら相談しろ!」と言っていたドローレス・アンブリッジも「闇の魔術に対する防衛術」の教師さらには高等尋問官にホグワーツ魔法魔術学校の校長の職を一気に失ったのでした。

大変な間違いをしていたのはパーシーのほうだったのです。

今日の最後に
プリンス上巻146ページでハリーはロンとハーマイオニーに「それでパーシーはまた両親と口を利くようになったのかい?」と訊いていますがハリーの問いに答えてロンは「まだだ」と答えていますが・・・

ハーマイオニーはダンブルドアがウィーズリー夫妻に「他人の正しさを許すより間違いを許すほうがずっとたやすい」と言っていたと答えていますね。ただダンブルドアの言葉は至極当然としても・・・

私は「あそこ」まで大上段に大見得を切ってしまった以上パーシーがウィーズリー夫妻に謝罪するためには相当な気力と強い気持ちが必要だろうなと思っていました。そんなわけでようやくパーシーが・・・

両親に謝罪できたのは?
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