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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

父さんと母さんは正しかった。ハリーとダンブルドアも正しかった。しかし自ら作ったハードルが余りにも高くて飛び上がる気力が全く湧かなかったパーシーだったのですが・・・最後の最後になってようやく壁を打ち破ることができたのでした。ところが!その直後には?(全3項目)

3-1.久しぶりの「隠れ穴」だったが・・・
ヴォルデモート卿の復活記事が載った後の「日刊予言者新聞」はハリーを誹謗・中傷する文章は一切載らなくなりむしろ予言者新聞は「嘲りと中傷の耐え難きを耐え」などとハリーを褒めそやすようになったのでした。

とどめは「ハリー・ポッター選ばれし者?」と題する記事でした。家宅侵入と窃盗未遂の罪でアズカバンに収監された死喰い人が「実は予言を盗もうとしたのではないか?」と考えている人が増えているのでは?

と報じる記事でした。問題の予言が「どのような内容なのか?」については知られていないが、世間では「死の呪文」を受けて唯一生き残ったハリー・ポッターに関するものなのでは?と推測されているそうです。

そのハリーは夏休みに続いてクリスマス休暇も「隠れ穴」で過ごしていたのですが、クリスマスに現れたのがコーネリウス・ファッジに代わって新たに魔法大臣に就任したルーファス・スクリムジョールだったのです。

「母さん、メリー・クリスマス」

沈黙に痛みが走りました。誰も口を利かずウィーズリー夫妻は雷に撃たれたように顔を見合わせたのでした。裏口の戸が開くとパーシー・ウィーズリーその人が立っていたのでした。パーシーは硬い声で挨拶したのでした。

「ああ、パーシー!」

ウィーズリーおばさんはパーシーの腕の中に飛び込んだのでした。ルーファス・スクリムジョールはステッキにすがって戸口に佇(たたず)み微笑みながら母と子が再会した心温まる情景を眺めていたのでした。

しかしパーシーは家族の他の者に挨拶したい様子など微塵も見せなかったのでした。背中に定規を当てたように突っ立ったまま気詰まりな様子でみんなの頭の上のほうを眺めるばかりだったのです。

ウィーズリーおじさんにフレッドとジョージの3人は硬い表情でパーシーを眺めていたのでした。その後ハリーはスクリムジョールに連れ出されて庭に出たので詳細は不明ですが・・・

フレッド、ジョージ、ジニーの3人がすりつぶしたパースニップをパーシーのメガネに投げつけるとパーシーは鼻息も荒く家から出て行ったそうです。3人のそれぞれが「自分の手柄だ!」と主張したのでした。

3-2.エレベーターにて
ルーファス・スクリムジョールの計らいで家族との再会を果たしたもののウィーズリーおばさん以外の家族との和解は実現しなかったパーシーだったのですが次にハリーがパーシーと会ったのは・・・

ハリーたち3人がアンブリッジがマンダンガス・フレッチャーから奪っていったヴォルデモートの分霊箱を奪い返すために魔法省に潜入した時でした。その時ハリーと一緒にエレベーターに乗っていたのが・・・

何と!アーサー・ウィーズリー氏だったのです。ロンに続いてエレベーターを降りようとしたハリーだったのですが、乗り込んで来た人物に行く手を阻まれてしまったのでした。その人物がパーシーだったのです。

扉が閉まるまでパーシーは自分が父親と同じエレベーターに乗り合わせていることに全く気づいていませんでした。書類から目を上げてようやく自分の父親がいることに気がついたのでした。その途端パーシーは・・・

顔を赤蕪色に染めて扉が次の階で開くと自分の父親に一言も声を掛けずにエレベーターを降りて行ったのでした。ハリーもまたパーシーに続いて降りようとしたのですが今度はアーサー氏の腕に阻まれてしまったのでした。

「ちょっと待て、ランコーン」

エレベーターの扉が閉まりアーサー氏はハリーに「君がダーク・クレスウェルの情報を提供したと聞いた」と迫って来たのでした。パーシーの態度がアーサー氏の心に怒りの炎を燃え上がらせたようなのです。

次にエレベーターの扉が開いた時にはアトリウムに到着していました。アーサー氏は痛烈な目でハリーを睨んだ後エレベーターを降りて行ったのでした。ハリーは衝撃を受けてその場に立ち尽くしたのでした。

ランコーンではなく他の人物に変身していればよかったと思ったハリーだったのでした。

3-3.ホグワーツの戦いでようやく
「遅すぎたかな?もう始まったのか?たった今知ったばかりで」

トンネルをよじ登って出て来た誰かが勢い余って倒れていました。一番手近な椅子にすがって立ち上がり「その人物」は「ずれた角縁メガネ」を通して周囲を見回したのでした。その人物パーシー・ウィーズリーは・・・

思わず口ごもって黙り込んでしまったのでした。まさか家族のほとんどがいる所に飛び込むとは全く予想していなかったようなのです。驚きの余り長くて氷のように固い沈黙が続きましたが・・・

ルーピンがフラーとハリーに子供の写真を見せていると突如としてパーシーが「僕はバカだった!」と吼えるように言ったのでした。突然の大声にルーピンは手にしていた写真を落としそうになったのでした。

パーシーが父親に「父さん、ごめんなさい」と謝るとアーサー氏はしきりに目を瞬かせてから急いで近寄って自分の息子を抱き締めたのでした。こうしてようやくパーシーは紆余曲折を経て家族全員との和解を果たしたのでした。

「いったいどうやって正気に戻った?」と訊くジョージに対してパーシーは「しばらく前から少しずつ気づいていたんだ」と答えたのでした。しかしなかなか抜け出す方法が見つけられなかったと・・・

魔法省ではそう簡単にできることではなかったんだそうです。何故なら裏切り者は次々と投獄されていたからでした。それでもパーシーは「ほんの10分前」にアバーフォース・ダンブルドアと連絡が取れて・・・

ホグワーツが一戦交える所だと密かに知らせてくれたのでこうして駆け付けて来たのだそうです。

最後に
こうしてやっとのことで家族全員との和解を実現させたパーシーだったのですが、直後に始まった戦いの最中(さなか)にはフレッドが死んでフレッドとは束の間の仲直りということになってしまったのでした。

そして19年後の9月1日にはパーシーはキングズ・クロス駅の9と3/4番線のホームで箒に関する規則を声高に論じていたので顔を合わせなくて良かったとハリーに思われてしまっていますね。(苦笑)

19年経っても相変わらずのようです。

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