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ハリーがフェリックス・フェリシスを飲んだことで解決したのはダンブルドアの宿題だけではなかったのです。ロンとハーマイオニーの間に横たわる問題もそしてハリーとジニーの間に立ち塞がっていた壁も取り除いてくれたのでした。(全3項目)

3-1.フェリックス・フェリシス
スラグホーンが夕食のために大広間に入るのを見届けた3人はスラグホーンが食事に十分時間をかけることを知っていたのでしばらくの間は談話室で時間をつぶしたのでした。禁じられた森の梢まで太陽が沈んだ時・・・

3人はいよいよだと判断したのでした。ネビル、ディーン、シェーマスの3人が談話室にいることを十分に確認してからハリーたちはこっそり男子寮に上がったのでした。ハリーはトランクから丸めたソックスを取り出し・・・

微かに輝く小瓶を引っ張り出して慎重に量の見当をつけて一口飲んだのでした。ハーマイオニーが小声で「どんな気分?」と訊いて来たのでした。ハリーはすぐには答えなかったのでした。

するとやがて無限大の可能性が広がるようなうきうきした気分がゆっくりとですが確実に体中に染み渡ったのでした。何でもできそうな気がしたのでした。そして突然ですがスラグホーンの記憶を回収することが・・・

スラグホーンから記憶を取り出すことが可能に思えて来たのでした。ハリーはにっこりと立ち上がったのでした。自信満々でした。ところがハリーがロンとハーマイオニーに次に言ったこととは?

「これからハグリッドの所に行く」

ロンとハーマイオニーが「とんでもない」という顔で同時に「えーっ?」と言ったのでした。ハーマイオニーはハリーに「あなたはハグリッドじゃなくてスラグホーンの所に行かなきゃいけないのよ」と言ったのですが・・・

ハリーは引き続き自信たっぷりに「ハグリッドの所に行く」と言ったのでした。そしてトランクから「透明マント」を取り出して寝室を出るとマントを頭からかぶって階段を下り始めたのでした。

ロンとハーマイオニーは急いでハリーに続いて階段を下りて行ったのでした。すると2人が男子寮を出た所でラベンダー・ブラウンとバッタリ出会ったのでした。男子寮から出て来た2人を見てラベンダーは・・・

「そんなところで、その人と何をしていたの?」

3-2.プリンスの反逆?
ハリーがフェリックス・フェリシスを飲んだことで解決したのはスラグホーンの記憶を回収してダンブルドアの宿題をやり遂げたことだけに留まらずロンがラベンダーとの関係をようやく終わりにできたのでした。

さらにハーマイオニーによると「この日の夜」はロマンスにとっては色々と受難の夜だったそうです。ディーン・トーマスとジニーも別れたんだそうです。しかしハリーはハーマイオニーがそう言いながら・・・

訳知り顔の目つきをしたような?気がしたのでした。私とロンの間に横たわっていた懸案が解決したのだから次はハリーとジニーの番だとでも言いたげだったんでしょうか?しかしそんなハリーの高揚した気持ちは・・・

長くは続かなかったのでした。それは・・・

「あのプリンスという人物はどこか怪しいって言ったはずよ」

「私の言う通りだったでしょ?」とハーマイオニーは言いましたが、ハリーは頑固に「そうは思わない」と言い張ってプリンスをかばったのでした。プリンスはあれを書き写しただけなんだと・・・

誰かに使えって勧めていたのとは違うんだ。断言はできないけどプリンスは自分に対して使われたやつを書き留めていただけかも?しれないんだ。あくまでもプリンスをかばうハリーにハーマイオニーは・・・

「どうしてまだあの本の肩を持つの?あんな呪文が・・・」

「信じられない。あなたが事実上弁護してることって・・・」

ジニーはそんなハーマイオニーに話を聞いたらマルフォイは「許されざる呪文」を使おうとしていた。だったらハリーが「いい切り札」を隠していたことを喜ぶべきだと反論したのですがハーマイオニーは・・・

「セクタムセンブラの呪文がいい切り札だとは言えないわよ。結局ハリーはこんな目に遭ったじゃない!」せっかく試合に勝てるチャンスがあったのにプリンスがそれを潰してしまったと言いたげだったのでした。

しかし!ハリーの欠場で今シーズンは4位と思われたグリフィンドール・チームは最後のレイブンクロー戦で450対140の大差で勝利して今期もまたクィディッチ優勝杯を獲得したのでした。そしてハリーも・・・

ジニーを・・・

3-3.プリンスの正体
ハーマイオニーに「お話があるの」と言われてハリーは嫌な予感がしながら「何だい?」と聞き返したのでした。何故ならそれは昨日もハーマイオニーからジニーは試験のために猛勉強しなければならないのだから・・・

邪魔をしてはいけないと説教されたばかりだったからです。しかし今日のハーマイオニーの話はジニーのことではなく「半純血のプリンス」のことでした。ハーマイオニーはポケットから相当古い新聞の切り抜きを・・・

ハリーの目の前の机にバンと叩きつけて「見て!この写真を見るのよ!」と言ったのでした。15才ぐらいの痩せた少女の写真でした。太くて濃い眉に蒼白い面長な顔はお世辞にもかわいいとは云えなかったのでした。

その少女の名前は・・・

「アイリーン・プリンス」

ハーマイオニーが言うには「この女の子」の父親が「プリンス」という姓で母親がマグルだったら「半純血のプリンス」になると言うのです。ホグワーツの図書室には古い「予言者新聞」が全部取ってあるので・・・

ハーマイオニーはこれからもアイリーン・プリンスのことをもっと調べるつもりだとハリーに告げたのでした。

今日の最後に
「アイリーン・プリンス。ホグワーツ・ゴブストーン・チームのキャプテン」

プリンス上巻38ページでスネイプはワームテールに飲み物を持って来るようにと言っていますが、その際に「しもべ妖精が造ったワインで結構」と言っていますね。つまりスネイプの場合は・・・

母親のアイリーン・プリンスが純血の魔女で父親のトビアス・スネイプがマグルだったので当然しもべ妖精が仕えていたのはプリンス家ということになりますよね。つまり屋敷しもべ妖精がいて・・・

そしてゴブストーンというゲームは結構高価な物らしいのでスネイプの母親の実家は結構お金持ちで屋敷しもべ妖精がいるぐらいですから相当大きな屋敷を構えているはずです。ということはプリンス家とスネイプ家は・・・

経済的にもさらに家柄の格差も相当な開きがあったんでしょうね。一方この時点でハーマイオニーがたどり着いていたのはスネイプの母親のアイリーン・プリンスまででした。
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