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事前の入念な下調べと準備もあったので魔法省に潜入することには意外に簡単にできたのですが「その後」がいけません。何とか分霊箱を奪って魔法省を脱出したものの3人を待ち受けていた運命は?(全3項目)

3-1.地下法廷
この4週間ロンやハーマイオニーと一緒に慎重に練り上げた計画は笑止千万の子供騙しのように思えて来たのでした。気づかれずに中に入り込むことだけに集中して入ってからのことを全く考えていなかったのです。

予想通りアンブリッジの部屋を探してもロケットは見つからなかったので、ハリーはエレベーターで一番下の階まで降りるとアンブリッジとハーマイオニーがいるはずの地下法廷に向かったのでした。

「次-メアリー・カタモール」

ハリーは本能的に動いたのでした。女性が1人で地下牢に入って行くのを見るに耐えられなかったからです。扉が閉まりかけた時ハリーは女性の後ろに従いて法廷に滑り込んでいました。そこにいたのは?

高くなった裁判官席にはアンブリッジが座り片側にはヤックスリーそしてもう一方の片側にはカタモール夫人と同じぐらい青白い顔をしたハーマイオニーが座っていたのでした。

裁判官席の後ろに回り込んでハーマイオニーの後ろに座ったハリーでしたが、アンブリッジが自分の餌食をよく見ようと高覧から身を乗り出した「その時」でした。何か金色の物が前に揺れてぶら下がったのでした。

金のロケットでした!

それを見たハーマイオニーが小さな叫び声を上げましたが、アンブリッジもヤックスリーも相変わらず獲物に夢中だったのでハーマイオニーの叫び声は2人の耳には届かなかったのでした。

「それ-それ、きれいだわ、ドローレス」

ハーマイオニーの言葉に応えてアンブリッジは胸に載っているロケットをポンポンと叩きながら「家に先祖代々伝わる古い品よ」と言ったのでした。つい先日マンダンガスから奪ったばかりのロケットが・・・

自分の純血の証明を補強するのに使われている。ハリーはアンブリッジの嘘で頭に血が上り警戒心を忘れてしまったのでした。ハリーは「透明マント」に隠れようともせず杖を上げて唱えたのでした。

「ステューピファイ!麻痺せよ!」

3-2.もう戻れない!
「ハーマイオニー、吸魂鬼に囲まれてるんだぞ!」

アンブリッジの嘘に逆上して冷静さを失っていたハリーでしたがハーマイオニーは落ち着いていたのでした。目覚めた時にアンブリッジがロケットがなくなっているのに気づいたら大変なことになるということで・・・

「ジェミニオ!そっくり!」

ロケットのコピーを作ってヴォルデモートの分霊箱を奪うとハーマイオニーも階段を駆け下りて来たのでした。そして2人は法廷の外にいたマグル生まれの人たちを引き連れてエレベーターに向かったのでした。

すると降りて来たエレベーターにロンが乗っていて連中が魔法省に侵入者がいることに気づいたと言うのです。どうやらハリーがアンブリッジの部屋で抜き取って来たマッド・アイの目が原因だったようです。

ハリーはポリジュース薬で成り済ましたランコーンの立場を利用してマグル生まれの人たち全員を逃がした後最後にハーマイオニーと共に魔法省を脱出したのでした。そして追って来たヤックスリーを・・・

振り払うように「姿くらまし」したのですが・・・

気がつくと3人は森の中に横たわっていました。ハリーは一瞬「禁じられた森」かと思いましたが樹木はずっと若くて木の間隔も広く地面の下草も少なかったので即座にそうではないことに気づいたのでした。

ロンの頭の所でハーマイオニーと顔を合わせたハリーだったのですが、ロンを見た途端他の一切の心配事が吹き飛んでしまったのでした。ロンの左半身は血まみれで気絶しかけていたからです。

ハーマイオニーのビーズバッグの中から「ハナハッカのエキス」を取り出してロンの治療に取り掛かったハーマイオニーだったのですが「どうして僕たちこうなったんだろう?」の問いに答えて・・・

ハーマイオニーは泣き出しそうな顔で私たちはもうグリモールド・プレイス12番地には戻れないだろうと言ったのでした。「姿くらまし」をした時ヤックスリーがハーマイオニーを掴んだと言うのです。

そして12番地に到着した時ヤックスリーはまだハーマイオニーにくっついていたので結果としてハーマイオニーはヤックスリーを「忠誠の術」の保護圏内に入れてしまった。だから・・・

「ハリー、私たち、もうあそこへは戻れないと思うわ」

3-3.放浪の旅へ
こうして3人はもはやグリモールド・プレイス12番地には戻れなくなり最大の懸案は「どうやって食料を手に入れるのか?」ということになったのでした。特に母親と屋敷しもべ妖精のお陰で・・・

三度三度おいしい食事に恵まれていたロンは空腹だと怒りっぽくなったりわがままになったりしたのでした。さらに自分自身には何の考えもなく自分が食料の少なさをくよくよ悩んでいる内に・・・

ハリーとハーマイオニーが計画を立ててくれると期待していたのでした。そのため結局はハリーとハーマイオニーの2人だけが2つ目の分霊箱の在り処や破壊する方法を話し合うということになってしまったのでした。

何日間が何週間にもなりました。ハリーはロンとハーマイオニーが自分のいない所で自分のことを話しているのでは?と思うようになったのでした。例えばハリーがテントに入って行くと・・・

突然2人が黙り込むということが数回ありました。さらにテントの外でも2人が額を突き合わせて早口で話していたのにハリーが見ていることに気づいた途端に話を止めてしまうということもあったのでした。

そんな重苦しい雰囲気を一時解消してくれたのは3人がウェールズのとある川岸で野宿している時でした。何者かがハリーたちのテントに近づいて来るのです。3人は杖を抜いて待機したのでした。

もし近づいて来たのが死喰い人だったら保護呪文の守りが闇の魔術に耐えうるかどうか?を試す最初の機会ということになります。しかし近づいて来たのは死喰い人ではありませんでした。

ハーマイオニーがビーズバッグの中から「伸び耳」を取り出してハリーとロンに投げました。3人のテントに近づいて来たのはトンクスの父親のテッド・トンクス氏にディーン・トーマスと・・・

小鬼のグリップフックとゴルヌックともう1人はダーク・クレスウェルのようでした。そして漏れ聞いた「この5人」の会話がキッカケになって分霊箱を破壊する方法が判ったのですが・・・

今日の最後に
そんなわけでハリーたち3人はグリモールド・プレイス12番地を追われて長い放浪の旅に出ることになってしまったのですがハーマイオニーがいたからこそ成り立った3人の旅というわけなんですよね。

野宿用のテントに死喰い人たちに捕まらないための保護呪文とさらにハーマイオニーが「ハナハッカのエキス」を用意しておいてくれたお陰でロンの治療もできたというわけなんですよね。
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