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フレッド、ルーピン、トンクスに続いてハリーまでもが死んでしまうなんて!しかし奇跡の生還を果たしヴォルデモートに勝利したハリーが校長室で宣言したこととは?ハリーの決意に対してロンとハーマイオニーはどう応えたのか?(全3項目)

3-1.フレッド、リーマス、トンクス
「さあ-さあ、城に戻りましょう。あの人が森に行ったのなら計画を練り直す必要があるわ」

ハーマイオニーはこう言うとスネイプの亡骸をちらりと見てからトンネルの入口へと急いだのでした。ロンに続いてハリーも「透明マント」を手繰り寄せるとスネイプを見下ろしたのでした。

何と言っていいのか?ハリーにも分らなかったのでした。ただスネイプの殺され方と殺された理由とに衝撃を受けていたのでした。ロンとハーマイオニーも同じ気持ちだったのでしょうか?

再びトンネルをくぐって「叫びの屋敷」から城に戻る道すがらハリーもロンもハーマイオニーも3人とも口を利きませんでした。ハリーの頭の中にはまだヴォルデモートの声が響いていたのでした。

お前は俺様に立ち向かうどころか友人たちがお前のために死ぬことを許した。俺様はこれから1時間「禁じられた森」で待つ。1時間だ・・・

死者は大広間の真ん中に横たえられていました。フレッドの亡骸は家族に囲まれていてハリーには見えませんでした。ハリーには何も言わずにロンとハーマイオニーが離れて行ったのでした。

ハーマイオニーは顔を真っ赤に泣き腫らしたジニーの所に駆け寄って抱き締めたのでした。ジニーとハーマイオニーが家族のほうに移動した時ハリーはフレッドの隣に横たわる亡骸をはっきりと見てしまったのでした。

リーマスとトンクスでした。

3-2.戦闘再開!
ロンにハーマイオニーさらにはジニーにとってはフレッドに続いてルーピンとトンクスを失ったのは大きな心の痛手でした。それにさらに拍車をかけたのがハリーの死でした。しかし3人の叫び声が引き金になって・・・

生存者たちが義に奮い立ち口々に死喰い人を罵倒する叫び声を上げたのでした。ヴォルデモートはハリーを亡き者にさえすればホグワーツの防衛隊の士気は著しく削がれ自分は勝利できると確信していたのですが・・・

ネビルの頭に被せた「組分け帽子」に点けた火が戦闘再開ののろしとなったのでした。再び始まった戦いの舞台はホグワーツ魔法魔術学校の大広間に持ち込まれたのでした。ハーマイオニーはと云えば・・・

ジニーにルーナの2人と共にベラトリックス・レストレンジに対峙して力の限り戦っていましたが、ベラトリックスは一歩も引きませんでした。そして最後の砦のベラトリックスがモリー・ウィーズリーに倒されると・・・

ハリーが「透明マント」を脱いでヴォルデモートとの最後の戦いに臨むと衝撃の叫びや歓声と共に「ハリー!」「ハリーは生きている!」の叫び声が大広間の各所から沸き起こったのでした。

そしてハリーがヴォルデモートに勝利すると身震いするような一瞬の沈黙の後にハリーの周囲が「ドッ!」と沸き見守っていた人々の悲鳴に歓声さらには叫び声が空気を劈いたのでした。真っ先にハリーに駆け寄ったのは?

やはりロンとハーマイオニーの2人でした。2人の訳の分らない叫び声がハリーの耳にガンガン響いたのでした。そして2人に続いてジニーが!ネビルが!ルーナが!それからウィーズリー一家が!ハグリッドが!

さらにはキングズリーもマクゴナガル先生もさらにはフリットウィック先生やスプラウト先生もハリーに駆け寄ったのでした。その他何百という人々がハリーに近寄ろうとしたり何とかして触れようとしたのでした。

ついに終わったのでした。「生き残った男の子」のお陰で・・・

3-3.校長室へ
戦い終わって歓喜と悲しみあるいは哀悼と祝賀の入り交じったうねりにハリーは欠かせない主役でした。ハリーが寝ていないこともほんの数人の人間と一緒に過ごしたくてしかたがないことも誰も思いつかないようでした。

遺族と話をして手を握り流れる涙を見つめ感謝の言葉を受けたりしなくてはならなかったのでした。しばらくして疲労困憊したハリーはルーナが同じベンチの隣に座っていることに気づいたのでした。

ルーナの取り計らいでハリーは「透明マント」を被りようやく誰にも邪魔されずに大広間を移動することができたのでした。そしてやっと一番話したかった2人を見つけたのでした。それはもちろん・・・

ハリーが「一緒に来てくれる?」と耳打ちをすると2人は即座に立ち上がりハリにロンそしてハーマイオニーの3人は大広間を出たのでした。ハリーの疲労は既に限界を越えていましたが・・・

これだけ長い間ハリーと行動を共にして来た2人には真実を知る権利がある。ハリーは2人に「憂いの篩」で見たことを物語り「禁じられた森」での出来事を話したのでした。そして3人は暗黙の内に目的地と定めていた・・・

校長室に到着したのでした。ホグワーツの歴代校長たちが総立ちで拍手をしてハリーを迎え入れてくれましたが、ハリーの目は校長の椅子のすぐ後ろに掛かっている一番大きな肖像画1つだけに注がれていたのでした。

ハリーがニワトコの杖を掲げるとロンとハーマイオニーは恭しく杖を見上げたのでした。寝不足のぼんやりした頭でもハリーはそんな2人の仰ぎ見るような姿は見たくないと思ったのでした。

ハリーが「僕は欲しくありません」と言うとロンが大声で「気は確かか?」と言ったのでした。ハリーは首に掛けた巾着の中から細い不死鳥の尾羽根だけで辛うじて繋がっている柊の杖を取り出したのでした。

ハリーは折れた杖を校長の机に置いて「ニワトコの杖」の先端で触れながら「レパロ!直れ!」と唱えたのでした。ハリーが柊と不死鳥の杖を取り上げると指が温かくなるのを感じたのでした。

まるで杖と手が再会したことを喜び合っているようでした。ハリーが「ニワトコの杖」は元の場所に戻すと告げるとロンは「本気か?」と物欲しそうに言いましたがハーマイオニーのほうはと云えば・・・

「ハリーが正しいと思うわ」

最後に
ハリーがどうして「ニワトコの杖」の所有権を放棄すると宣言したのか?と云えば第1の理由はハーマイオニーが朗読した「3人兄弟の物語」で最初に所有した長男が悲惨な死を迎えたからではないか?と考えられますよね。

そして第2にはというか?これが大きな比率を占める主な理由になると私は思うんですけどダンブルドアが最後の持ち主になろうと画策したのにそれが失敗に終わったからではないか?と思いますね。

ハーマイオニーについては個々の登場人物との関係についてや総括的な内容でいずれまた取り上げたいと思っていますが具体的に「いつやるのか?」については現時点では未定です。多分来年になると思います。
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