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「何もマクゴナガル先生を取り上げた直後にやらなくてもいいのに」といった感じが自分でもするんですけど記事を書く流れで「そうしよう!」と思ってしまいました。授業のたびに「早死にする」「早死にする」と言われたり指摘されたりして授業を受ける毎に嫌いになっていったハリーだったのですが?(全3項目)

3-1.初登場シーン
ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人がカドガン卿に案内されてたどり着いた所は一見すると出口のない小さな踊り場でした。他の生徒たちも大方が既に集まっていました。そこには丸い撥ね扉があり真鍮の表札には・・・

シビル・トレローニー「占い学」教授

「どうやってあそこに行くのかなぁ?」とハリーが言うと、それに答えるかのように撥ね扉がパッと開いて銀色の梯子がハリーの足元に下りて来たのでした。ロンに促されてハリーが梯子を上って行くと・・・

ハリーが行き着いたのは今まで見たことがない奇妙な教室でした。むしろ教室には見えないほどでした。まるでどこかの屋根裏部屋と昔風の紅茶専門店を掛け合わせたような所でした。

小さな丸テーブルがざっと20卓以上も所狭しと並べられテーブルの周りには様々な形の丸椅子が置かれていました。真紅の仄暗い灯りが部屋を満たし窓という窓のカーテンは全て閉め切られていました。

ハリーの次にロンが入って来て他の生徒たちも2人の周りに集まる中、ロンが「先生はどこだい?」と言うと暗がりの中から突然霧の彼方から聞こえるようなか細い声が聞こえて来たのでした。

トレローニー先生が「この学問では書物はあるところまでしか教えてくれませんの」すなわち眼力の備わっていない生徒には教えることはほとんどないと言うとハリーとロンはニヤッとしてハーマイオニーを見たのでした。

ハーマイオニーもまた「この科目」には書物があまり役に立たないと聞いてひどく驚いていたのでした。トレローニー先生に言わせればそれは限られた者だけに与えられる「天分」なのだそうです。

3-2.授業のたびに・・・
そんなわけで初授業の時にハリーはいきなり「墓場に取り憑く巨大な亡霊犬です!死の予告です!」と言われて直後の「変身術」の授業ではマクゴナガル先生が明確に否定してくれたものの・・・

ハリーは「占い学」の授業のたびにトレローニー先生が目に涙を一杯浮かべるのを無視しなくてはならなかったのでした。さらにマクゴナガル先生が「誰1人として死んではいません」と言ったのにも関わらず・・・

パーバティ・パチルやラベンダー・ブラウンなどはトレローニー先生を崇拝に近い敬意で崇めるようになり昼食時にはトレローニー先生のいる北塔に入り浸りになるようになったのでした。

そしてみんなが知らないことを私たちは知っているのよと言わんばかりの得意顔で戻って来たのでした。加えてこの2人は「まるで臨終の床についているかのように」ひそひそ声でハリーに話しかけるようになったのでした。

そのためハリーは授業を受ける毎に「占い学」という科目とトレローニー先生が嫌いになっていったのでした。クリスマス休暇明け最初の授業ではトレローニー先生は手相を教え始めましたが・・・

今まで見た手相の中で生命線が一番短いとハリーに告げたのでした。そのため授業の内容が手相術から水晶玉に変わった時にはロンは「水晶玉は来学期にならないと始まらないと思っていた」と言うと・・・

そんなロンに対してハリーは「文句言うなよ。これで手相術が終わったってことなんだから」と言ったのでした。トレローニ先生は授業でハリーの手相を見るたびにぎくっと身を引いていたからでした。

どうやら生命線が短いということ以外にも「ハリーは早死にする」という根拠が沢山見つかるようでした。こうして学期末試験にはトレローニー先生の予言通り?水晶玉が出題されたのですが・・・

3-3.学期末試験の時には・・・
「占い学」の試験は最終日のそれも午後に行われたのでした。ハリーとロンにとっては最後の試験だったのです。2人が教室の下に到着すると他の生徒たちも大勢いて最後の詰め込みをしていました。

ハリーとロンが座るとネビルが「1人1人試験するんだって」と教えてくれたのでした。ネビルが2人に「水晶玉の中に何か見えたことある?」と訊くとロンは「ないさ」と気のない返事をしたのでした。

試験を終えて教室から出て来た生徒全員が質問に答えることを拒否したのでした。ネビルは「もしそれを君たちにしゃべったら僕ひどい事故に遭うって水晶玉にそう出てるって言うんだ!」とのことでした。

ロンが最後から2番目でハリーが最後でした。トレローニー先生に促されて水晶玉をじっと見ましたが何事も起こらないのでロンが言ったことを思い出してハリーも見えるフリをしてでっち上げることにしたのでした。

「ヒッポグリフです」ハリーはきっぱり答えたのでした。

するとトレローニー先生は「まあ!」と囁くように言うと膝の上に載せた羊皮紙に何やら熱心に走り書きをしたのでした。そして先生は気の毒なハグリッドと魔法省の揉め事の行方をハリーは見ているのかも?と言って・・・

トレローニー先生はハリーにさらなる答えを促したのでした。先生が「地面でのた打ち回っている姿が見えないかしら。その後ろで斧を振り上げている黒い影が見えないこと?」と訊くとハリーは・・・

それをハリーは「いいえ!」と言って明確に否定したのでした。さらに先生が「血は?ハグリッドが泣いていませんこと?」と訊くとハリーは繰り返し「いいえ!」と言ってそれもきっぱり否定したのでした。

そして最後にヒッポグリフは「元気そうです。それに飛び去るところです」と言った所でハリーの「占い学」の試験は終了ということになったのでした。こうして試験を終えたハリーは教室を出ようとしたのですが・・・

「事は今夜起こるぞ」

ハリーがカバンを取り上げて帰ろうとすると背後から太い荒々しい声が聞こえて来たのでした。ハリーが振り返るとトレローニー先生が虚ろな目をして口をだらりと開け肘掛椅子に座ったまま硬直していたのでした。

ハリーは戦慄して「その場」に立ちすくんだのでした。先生は今にも引き付けの発作でも起こしそうな様子でした。ハリーは医務室に駆け付けるべきかどうか?迷いました。そうこうする内にトレローニー先生は?

普段の声とは全く違う先刻のような太い荒々しい声で話し始めたのでした。

今日の最後に
ハリーもロンも当時はもちろん知らなかったことなんですが、ハーマイオニーは最初の「占い学」の授業を受けた時には既に逆転時計を使って「数占い学」の授業を先に受けていたんですよね。

そのためにハーマイオニーは「占い学」の授業内容は先に受けた「数占い学」と比べるといいかげんであてずっぽが多いという印象を受けたようです。それじゃあ「数占い学」の授業内容はどうだったんですかね?

つまりはトレローニー先生の「占い学」よりベクトル先生の「数占い学」のほうが相当説得力のある授業内容だったみたいですね。改めて「数占い学」の授業内容が知りたくなりました。
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