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トレローニー先生の占いなんて当たればお慰みの当て推量で何とはなしに不気味な雰囲気なだけじゃないか!との結論を出していたハリーだったのですが、ハリーが三大魔法学校対抗試合の代表選手に選ばれると先生は息を吹き返したように・・・(全3項目)

3-1.ハリーが4年生になって最初の授業では?
ハーマイオニーはハリーも私みたいに「占い学」を辞めていれば「数占い学」のようなもっときちんとした科目が取れたのにと言うのですが、昨年度末の「占い学」の学期末試験では事もあろうに・・・

ダンブルドア校長お墨付きのトレローニー先生の本物の予言を聞いてしまったので、ハリーもついつい今年度も「占い学」を続けてしまったのでした。そして4年生になった今年度も昨年度に引き続き・・・

「占い学」の授業が新学期の初日にそれも2時限続きで行われたのでした。ロンと共にハリーが丸テーブルに着席するとトレローニー先生が挨拶の後に「何か心配してるわね」と哀しげに言ったのでした。

「あなたの恐れていることは、かわいそうに、必ず起こるでしょう」

ハーマイオニーの言う通りだとハリーはイライラしながら思ったのでした。何故なら今ハリーは何も恐れてはいなかったからでした。強いて言えば「シリウスが捕まってしまったのではないか?」ということでしたが・・・

だからと言ってトレローニー先生に「何が判るというのだ!」というのが現在のハリーの偽らざる心境でした。トレローニー先生の占いなんて当たればお慰みの当て推量で何となく不気味な雰囲気だけのものだと・・・

ハリーは既にそういう結論を出していたのです。しかし唯一の例外は学期末試験の時の恍惚状態でした。ダンブルドアでさえ「それは本物の予言かもしれん」と認めたのです。そうこうする内にハリーは・・・

ロンに名前を呼ばれて慌てて周囲を見回し座り直したのでした。クラス中がハリーを見つめていました。暑かったので自分だけの考えに没頭してうとうとしていたのです。ハリーが自分の言葉に聞き惚れていなかったので・・・

トレローニー先生の声は微かにイライラしていました。ハリーの「黒い髪」「貧弱な体つき」そして「幼くして悲劇的な喪失」から考えると先生はハリーは間違いなく真冬生まれだと断言したのですが・・・

ハリーが「いいえ、僕7月生まれです」と答えるとロンは笑いをごまかすために慌ててゲホゲホ咳をしたのでした。

3-2.ハリーが代表選手に選ばれると・・・
そんな状況が一変したのは10月31日の夜のことでした。何と炎のゴブレットからハリーの名前が出て来たのです。ハリーが三大魔法学校対抗試合の代表選手になったのでした。ハリー本人もアッと驚く出来事でした。

この日を境にトレローニー先生はこれまでより自信たっぷりにハリーの死を予言するようになったのでした。過去の大会で夥しい数の選手が死に至っていたからでした。課題前日の「占い学」の授業は最悪でした。

授業の半分は火星と土星の今現在の位置関係が持つ意味の説明に費やされたのでした。7月生まれの者つまりハリーが突然痛々しい死を迎える危険性がある位置だとトレローニー先生は言ったのでした。

ハリーはついに癇癪を抑え切れなくなり「ああ、そりゃいいや」と大声で言ったのでした。さらに「長引かないほうがいいや。僕苦しみたくないから」とも言ったのでした。何故なら既に課題の内容を知っていたからです。

しかし!トレローニー先生にとっては本当に残念なことにハリーは肩に軽症を負っただけで「第1の課題」をクリアしたのでした。最年少選手のハリーが最短時間で「金の卵」を取ったのでした。

「第1の課題」終了後の「占い学」の授業ではトレローニー先生はさも意味ありげな目でハリーを見つめながら昨夜水晶玉の底の底を覗いたら何が見つめ返していたと思います?と問い掛けたのでした。

ロンが「でっかいメガネをかけた醜い年寄りのコウモリ?」と息を殺して呟くと、トレローニー先生は「死ですのよ」と言ったのでした。先生を崇拝しているパーバティ・パチルとラベンダー・ブラウンの2人は・・・

ゾクッとしたように両手でパッと口を押さえて、トレローニー先生はもったいぶったように頷きながら「それはやって来る。ますます身近にハゲタカのごとく輪を描き」などと言ってハリーを見据えましたが・・・

そんな先生に対してハリーはあからさまに大きな欠伸をしたのでした。授業終了後ハリーはロンに「同じことを80回も言っていなければ少しはパンチが効いたのかもしれないけど」と言ったのでした。

さらにハリーはトレローニー先生が死ぬって言うたびに死んでいたら自分は医学上の奇跡になっちゃうよとも言ったのでした。そんなハリーにロンは面白そうに笑いながら「超濃縮ゴーストってとこかな」と応えたのでした。

3-3.「占い学」の授業中にハリーが見た夢
そして「占い学」の授業で次に事が起こったのはハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が「第3の課題」に向けて準備を始めた頃のことでした。その日は天気が良く空は明るいブルー一色だったため・・・

ロンは「トレローニーの部屋は蒸し風呂だぞ。あの暖炉の火を消したことがないからな」と指摘したのでした。そしてロンの言う通り「占い学」の教室はうだるような暑さでした。そこでハリーは・・・

トレローニー先生がランプに引っ掛かったショールを外すのに向こうを見た隙にほんの僅か窓を開け風が入るようにしたのでした。先生が教室の灯りを消したためハリーを眠気が襲ったのでした。

ハリーはワシミミズクの背中に乗って澄み切ったブルーの空高く舞い上がり高い丘の上に建つ蔦の絡んだ古い屋敷に向かっていました。一番の奥の部屋に入るとハリーはワシミミズクの背中から降りたのでした。

「ワームテール、貴様は運のいい奴よ」

冷たい甲高い声がワシミミズクの止まった肘掛椅子の奥から聞こえて来たのでした。床に平伏した男が喘ぎながら「うれしゅうございます。まことに申し訳なく」と言っていたのでした。

そして肘掛椅子の奥から聞こえて来る冷たい声が「ナギニ、お前は運が悪い」そして結局ワームテールをお前の餌食にはしない。しかしまだハリー・ポッターがおるわと言ったのでした。そして肘掛椅子の奥から・・・

「失敗はもう2度と許さん」そのわけをもう一度お前の体に覚えさせようと言って椅子の奥から杖の先端が出て来たのでした。ハリーの額の傷が焼きごてを当てられたように痛んだのでした。そしてふと気づくと・・・

ハリーは両手で顔を覆いトレローニー先生の教室の床に倒れていたのでした。クラス全員がハリーを囲んで立っていました。ロンだけが膝をついて顔に恐怖の色を浮かべながらハリーの傍らにいたのでした。

「大丈夫か?」と訊ねるロンに対してトレローニー先生は「大丈夫なはずありませんわ!」と興奮し切って答えたのでした。さらに先生は「あなたは自分の傷をしっかり押さえていました!」と言ったのでした。

ハリーは眠っている内に傷を押さえて床を転げ回っていたようなのです。トレローニー先生はハリーに「何が見えたの?」と激しく問い詰めたのでした。不吉な予兆?それとも亡霊?

トレローニー先生はハリーは間違いなく「この部屋」の透視振動の強さに刺激を受けたのだと主張しましたが、ハリーは「医務室に行ったほうがいいと思います」「ひどい頭痛がします」と素っ気なく答えたのでした。

ハリーはカバンを取るとトレローニー先生には目もくれず、ロンには「じゃ、あとでね」とだけ言って教室を出たのでした。トレローニー先生はせっかくのご馳走を食べ損ねたような欲求不満の表情を浮かべていたのでした。

今日の最後に
ハリーがバーテイ・クラウチ氏が始末されたとの報告をヴォルデモートが受けてワームテールに「磔の呪い」をかける情景を見た時にトレローニー先生は「この部屋の透視振動の強さに刺激された」と言っていますが・・・

さらに先生は「今ここを出て行けばせっかくの機会を失う」とも言っていますが、ハリーはプリベット通り4番地の自分の部屋でも見たことがあるのですから惜しくも何ともないというわけなんですよね。(苦笑)

しかしトレローニー先生は自分の部屋と云うか?この「占い学」の教室で透視能力体験をしたことがあると言っていますね。いったい先生は「どんな情景」を見たんでしょうね?
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