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ハリーと「この一家」の力関係を見ていると最初はダーズリー一家のほうが当然大幅に上回っていたのですが、ハリーの成長に伴なって巻が進むごとにハリー優勢に変わって来ています。そこでハリーとダーズリー一家の力関係の変化の経緯を分析してみました。

賢者の石では・・・
のちにスネイプの閉心術の訓練でもハリーの幼年時代の一端が出て来ますが、もうとにかくひたすら惨めです。巻が進むごとに状況が良くなって行くということが分かっていればこそ読めるといった感じですよね。

まず寝起きするところが『階段下の物置』で着るものは全てダドリーのお古ばかり、運良くアイスクリームを食べられても安いレモン・アイスか、やっぱりダドリーのお下がりという有様です。

またダーズリー夫妻は本人は当然全く自覚していないことなんですが、ハリーが魔法力の一端を垣間見せる度に何日も物置に閉じ込めていたようです。

ある時も床屋から帰って来たハリーの髪が元通りになっているのに業を煮やしたペチュニアおばさんがキッチンバサミでクリクリに刈り上げたのに翌朝すっかり元に戻っているのを見て1週間物置に閉じ込めたそうです。(40ページ)

ダーズリー夫妻としてはハリーを引き取った時に『そんなもの』つまり魔法力なんぞは叩き出してやるんだと誓って本人のために良かれと思ってしていたみたいなんですが結局ハリーがホグワーツに入学することを阻止することは出来ませんでした。

秘密の部屋では・・・
ホグワーツから戻った直後は学校外で魔法を使うことが禁止されていることを一家が知らなかったので、本当は杖や箒と一緒にハリーも物置に閉じ込めたかったのですが、そんなことをしてフンコロガシに変えられては大変ということで「ハリー本人」を閉じ込めるのはやめることにしたそうです。(14ページ)

しかしホグワーツに戻らないようとのドビーの説得をハリーが拒絶したため、ドビーが魔法(浮遊術)を行使!これがキッカケとなって学校外で魔法を使うことが禁止されていることがバーノン叔父さんにバレてしまいハリーは部屋に監禁されてしまいました。(34ページ)

しかし手紙を出しても返事が来ないことを心配したロン・フレッド・ジョージのウィーズリー三兄弟がプリベット通りからハリーを助け出して・・・

その後の夏休み後半をハリーは隠れ穴で過ごしたので記述はありませんが宿題も片付けることが出来たでしょうし、クィディッチの練習も出来ましたし、後半は生まれて初めて平穏無事な夏休みになったようです。(つづく)
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