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せっかくハリーが「味方になってあげてもいい」という思いを抱いたのにトレローニー先生は自ら「その機会」を逃してしまったのでした。こうしてアンブリッジに追い詰められていった先生は?(全3項目)

3-1.珍しく一致する脅威?しかし!
ハリーたちが5年生になっての最初の授業でトレローニー先生は「占いという神聖な術に試験の合否が大切だなどと少しも考えてはおりません」すなわち皆さんが「心眼」をお持ちであればふくろう試験の結果に関係なく・・・

6年生以降も誰でもクラスに受け入れると宣言したのでした。先生の口調は「占い学」という科目は試験などという卑しいものからは超越していると考えていることが誰にでも判る調子だったのです。

その一方では今年度に限って云えばトレローニー先生とハリーにはドローレス・アンブリッジという共通の敵がいたのですから、共に手を取り合って「アンブリッジ打倒!」を目指すべきだったと思うのですが・・・

ハリーもロンもトレローニー先生が「いかさま」だということは百も承知でしたが、アンブリッジをひどく嫌っていたので先生の肩を持ちたい。つまり味方になってあげてもいいという気持ちを抱いたのですが・・・

魔法大臣コーネリウス・ファッジが新たに設置した「ホグワーツ高等尋問官」に就任したアンブリッジを迎えての「占い学」の授業でトレローニー先生はアンブリッジばかりでなくハリーをも敵に回してしまったのでした。

先生はハリーが書き出したと云うか?でっち上げた夢の数々を「単にオートミールを食べた夢」に至るまでの全ての夢をハリーが「ぞっとするような死に方で早死する」と解釈したのでした。

こうしてトレローニー先生はハリーを味方にできる唯一にして千載一遇のチャンスを自ら逃してしまったのでした。やがてアンブリッジの標的はトレローニー先生とハグリッドの2人に絞られていったのでした。

3-2.クビ!
アズカバンから10人もの死喰い人が逃げ遂せたという事件がきっかけとなって、アンブリッジはホグワーツのことを何から何まで全てを自分の統制下に置きたいという気持ちを確固たるものにしたようです。

こうしてアンブリッジは首切りを実施する意思を固めたようで、そうなるとトレローニー先生とハグリッドの「どちらが先か?」ということになって来たのでした。そのため「占い学」と「魔法生物飼育学」の授業には・・・

この2つの科目の授業には必ずアンブリッジとクリップボードがついて回ったのでした。「占い学」の授業が行われている北塔のてっぺんの教室でアンブリッジは常に暖炉の傍らに潜んで先生の様子を窺い・・・

ますますヒステリックになって来たトレローニー先生の話を鳥占いやら七正方形学などの難問を出して中断させたばかりか、生徒が答える前に「その答え」を言い当てろと迫ったりしたのでした。さらには・・・

「水晶玉占い」「茶の葉占い」「石のルーン文字盤占い」など、次々にトレローニー先生の術を披露せよと要求したりもしたのでした。やがてハリーはトレローニー先生がアンブリッジに攻め立てられて・・・

ストレスで気が変になるのではないか?と思ったのでした。本来なら北塔の教室から決して出るハズのないトレローニー先生が料理用のシェリー酒の強烈な匂いを漂わせながら廊下を徘徊しているのに遭遇したりしたからです。

先生は怖気づいた目で後ろをちらちら振り返りながら、手を揉みしだき意味不明な言葉をブツブツ呟いていたのでした。ハリーもハグリッドのことを心配していなかったら先生のことを可哀想だと思ったかもしれませんでした。

しかし!ハグリッドとトレローニー先生の2人の内のどちらが「職を追われるのか?」というのであれば、ハリーにとっては「どらちが残るべきか?」の答えは当然「ハグリッド」ということになるわけです。

そしてついにアンブリッジは「明日の天気さえ予測できない無能力なあなたでも、私が査察していた間の嘆かわしい授業ぶりや進歩のなさからして」解雇が避けられないことぐらいは確実に判ったでしょうと言って・・・

トレローニー先生に解雇通告を突きつけたのでした。しかしダンブルドア校長が「それはわしの権限じゃ」と言ってトレローニー先生は引き続きホグワーツ城内に留まることになったのでした。

3-3.ふくろう試験の結果は?
そんなわけで「占い学」の担当教授であるトレローニー先生が「合格なんてしなくてもクラスに受け入れます」と言ったからなのか?そもそもハリーもロンも最初からやる気がなかったからなのかもしれませんが・・・

ハリーのほうは水晶玉は頑として何も見せてはくれず机の上で絵が動くのを見る努力をしたほうがマシという結果に終わったのでした。「茶の葉占い」では完全に頭に血が上り試験官のマーチバンクス教授は・・・

まもなく丸くて黒いびしょ濡れの見知らぬ者と出会うことになると予言してしまったのでした。大失敗の極め付きは「手相学」でした。ハリーはマーチバンクス教授の生命線と知能線を取り違えてしまい・・・

教授は先週の火曜日に死んでいたハズだと告げてしまったのでした。ロンもハリーと似たりよったりの失敗をしていたのでした。ロンは水晶玉の試験では鼻に疣(いぼ)のある醜い男が見えると試験官に詳しく・・・

説明していたそうですが目を上げてみたら水晶玉に映った試験官本人の顔を描写していただけだということに気づいたんだそうです。2人とも「不合格」だということが即座に判る惨憺たる内容でした。

「こいつは落第することになっていたんだよ」と言うロンに対してハリーは「こんなバカげた学科はそもそも最初から取るべきじゃなかったんだ」と答えたのでした。しかしその一方で2人は・・・

もうこれで「占い学」を辞められると喜んだのでした。そして2人とも予想を裏切らずふくろう試験の「占い学」の結果は不合格でした。それでもハリーは下から3番目の「不可・P(よくない)」でした。

それじゃあ?どうすると?「落第・D(どん底)」や「トロール並・T」になるんでしょうね?

ちなみにご存知のようにハーマイオニーは3年生の時に辞めてしまったので「占い学」のふくろう試験は受けませんでした。

今日の最後に
改めて今思い返してみればハリー、ロン、ハーマイオニーの3人にアンブリッジは「トレローニー先生はいんちき婆さんだ」ということでは意見が一致していたんですよね。ところがハーマイオニーは・・・

トレローニー先生が『本物の予言』をしていたこと。さらには今回ヴォルデモートが魔法省から奪おうとしていた「武器」とはトレローニー先生がした「その予言」を封印したものだと知ってハーマイオニーは・・・

トレローニー先生に対する認識を新たにしたというわけです。そして夏休みに入って「隠れ穴」で合流してからロンとハーマイオニーはハリーから「その予言」の内容を聞くことになったというわけなんですよね。
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