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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

こうして4年生の学期末までは極めて良好な蜜月関係を構築して来たモリー母さんとハリーだったのですが、ヴォルデモート卿の復活を境に何やら怪しげな雰囲気になって来たようです。ハリーが反抗期に入ったからなのか?それとも何か別の原因があるからなのか?(全3項目)

3-1.グリモールド・プレイス12番地にて
ハリーがプリベット通り4番地からロンドンのグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団本部に移動したことが発端となってウィーズリーおばさんとシリウスの間で激しい主導権争いが勃発したのでした。

口火を切ったのはシリウスでした。シリウスが騎士団に入っていなければ質問してはいけないといつからそう決まったんだ。ハリーには知る権利があると主張するのに対してウィーズリーおばさんは・・・

ハリーにとって「何がいいのか?」を決めるのはシリウスではないと反論したのでした。さらにおばさんはダンブルドアが「ハリーが知る必要があること以外は話してはならない」という言葉を・・・

忘れたんじゃないでしょうね?とも言ったのでした。それに対してシリウスはもちろんそのことは承知している。しかしハリーがヴォルデモートの復活を目撃した者である以上は大方の人間よりは・・・

ハリーは騎士団の大多数のメンバーに匹敵するほど、いやむしろ何人かを凌ぐほどのことをやり遂げて来たのだから他の人たちより多くの情報を与えるのが当然だとシリウスはおばさんに言ったのでした。

「ハリーはあなたの息子じゃない」とシリウスが言ったのに対してウィーズリーおばさんは「息子も同然です」とさらに「他に誰がいるって言うの?」と言い返したのに対してシリウスが名付け親の私がいると・・・

ハリーはウィーズリーおばさんの「息子も同然です」という言葉に胸打たれる思いを抱きましたが、その一方では「子供扱いされるのには我慢がならない」という思いも同時に抱いたのでした。

結局シリウスの意見に夫のアーサー氏とルーピンが賛成の意を示したため、ハリーは騎士団の活動状況の説明を受けることになったのでした。おばさんの意見は却下されてしまったのでした。

しかし!一番肝心な「あの情報」は・・・

3-2.懲戒尋問当日
ハリーにとってはウィーズリーおばさんもシリウスも『この世に2人といない大事な人』なのに、何と!よりにもよって騎士団本部に入った「その日の夜」に2人が対立していることを知ることになってしまったのでした。

まあもっともウィーズリーおばさんにしてみれば6月の末に突然おそらくはダンブルドアから「実はハリーの味方なんだ」と説明を受けるまではハリーの命を狙う狂人だと思っていたわけですし・・・

ハリー、ロン、ハーマイオニーにルーピン以外の人は生きているピーター・ペティグリューの姿を実際には見ていないのですから気持ちを切り換えるのが容易ではないということも理解できますよね?

懲戒尋問の日の朝ハリーは5時半に突如として誰かがまるで耳元で大声を出したかのように目覚めたのでした。しばらくの間ハリーはベッドに横になったままでいたのですが、尋問のことが頭の隅々まで埋め尽くし・・・

ついには耐えられなくなったのでベッドから飛び起きメガネを掛けて着替えると、部屋を出て厨房へと降りて行ったのでした。朝早いので厨房にはまだ誰もいないと思って行ったハリーだったのですが・・・

扉の前まで来ると中からザワザワと低い声が聞こえて、扉を開けるとウィーズリー夫妻にシリウス、ルーピンそれにトンクスがハリーを待ち受けていたかのように座っていたのでした。

ウィーズリーおばさんが「何を食べる?」と呼び掛けたのに対して、ハリーは「トーストだけお願いします」と言ったのでした。おばさんがマーマレードを塗ったトーストを2枚ハリーの前に置いてくれましたが・・・

何とか食べようとはしましたが、まるで絨毯を噛み締めているようでした。その間にもおばさんはハリーの隣に座ってTシャツのラベルを内側に入れたり肩の皺を伸ばしたりと面倒を見始めたのでした。

おばさんにしてみれば何かをしないと気が済まなかったのでしょうが、残念ながらハリーにとっては「ありがた迷惑」で「何もしないでそっとしておいて欲しい」というのが本音だったのでした。

結局ここでぐずぐずしているより早めに行ったほうがいいということで、ハリーはアーサー氏が付き添って地下鉄で魔法省に向かったのでした。

3-3.闇の魔術防衛グループとおばさん
ハリーの懲戒尋問は当日突如として時間を繰り上げて大法廷で裁かれるという大ハプニングが起きたのですが、ダンブルドアの助太刀もあってアーサー氏やシリウス、ルーピンの予想通りに・・・

「無罪放免」ということになりハリーは学校に戻れることになったのでした。当然ウィーズリーおばさんも大喜びだったというわけなんですが、ハリーを見張っていたマンダンガス・フレッチャーから思わぬ知らせが・・・

それはハーマイオニーとハリーが中心になって秘密の「闇の魔術防衛」グループなるものが立ち上げられようとしているという知らせだったのです。そこでウィーズリーおばさんは・・・

手紙を書くことができれば全部書くのだか、もしふくろうが途中で捕まったりでもすれば特にハリーとハーマイオニーが大変困ったことになってしまう。さらに直接3人に話すのが一番いい方法なのだが・・・

当時ハリーたちは知らなかったのですが、その日グリフィンドール寮の談話室の暖炉には騎士団の当番任務で魔法省の神秘部の入口を見張らなくてはならなかったのでシリウスに伝言してくれるようにと頼んだのでした。

まずロンには「きっと退学処分になって将来がメチャメチャになるから、どんなことがあっても違法な闇の魔術防衛グループには加わらないように」とのことでした。そしてハリーとハーマイオニーには・・・

「この2人」には指図する権限がないことは判っている。しかしお願いだから自分は2人のために良かれと思って言っているのだからくれぐれも「これ以上グループを進めないように」と言ってくれと・・・

ウィーズリーおばさんは「もっとあとになれば自己防衛を学ぶ時間は十分にあるのだから今そんなことを心配する必要はない」とのことでしたが、結局ハリーとハーマイオニーは・・・

グループの活動を始めるのに当たって一番の障害だった練習場所の確保ができたので、結果としてはウィーズリーおばさんの意に反することになってしまったのでした。そして練習場所を見つけるキッカケを作ったのは?

ハリーのほうだったのです。

今日の最後に
そんなわけで4年生まではウィーズリーおばさんの親切や好意に対して不快感を抱くことなどなかったハリーが5年生になってからは「こんなことしなくていいのに」と思うようになったというわけなんですね。

そしてハリーの精神的な成長と共に2人の気持ちがすれ違う場面はさらに多くなって行くというわけなんですよね。

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