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魔法大臣がコーネリウス・ファッジからルーファス・スクリムジョールに代わったお陰で夫のアーサー氏が昇進しておばさんは大喜びだったのですが、わずか1年後に魔法省はヴォルデモートの手に落ちて同じ日にハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は・・・(全3項目)

3-1.3度目の「隠れ穴」
シリウスの死後ダンブルドアが夏休みに入ってからたったの2週間でハリーをプリベット通り4番地から連れ出したのは、ハリーが名付け親を失った悲しみから食事も取らずに部屋にこもりきりだったからなんでしょうね。

そしてスラグホーンの説得を終えてダンブルドアがハリーを連れて来たのが「隠れ穴」だったというわけです。ハリーが知っている誰よりも料理が上手なウィーズリーおばさんのいる所というわけです。

ダンブルドアが3度戸を叩くと台所の窓越しに中で急に何かが動くのが見えたのでした。ダンブルドアがハリーを連れて来たことを告げると、すぐに戸が開いて着古した緑の部屋着を着たおばさんが出て来たのでした。

ハリーとダンブルドアが来るのが事前に聞いていたのより早かったのでおばさんは驚いていました。トンクスと早々にダンブルドアが帰った後おばさんはテーブルを照らすランタンの明るい光の所まで・・・

ハリーを連れて行ってハリーの姿を上から下まで眺めながらため息をついたのでした。ロンもそうなのだそうですがハリーもまるで「引き伸ばし呪文」をかけたかのように背が伸びていたのでした。

おばさんに「お腹空いてない?」と言われてハリーは突然空腹感に襲われたのでした。そしておばさんの手料理のオニオンスープとパンを食べながらスラグホーンの話になったのでした。

おばさんもアーサー氏もスラグホーンに教えてもらったんだそうですが、スラグホーンはアーサー氏にはあまり目をかけなかったんだそうです。魔法省はスラグホーンのお気に入りだらけなんだそうです。

しかしスラグホーンにだって目違いというものがあるとおばさんは言ったのでした。何故なら「この夏」アーサー氏は新魔法大臣ルーファス・スクリムジョールに抜擢されて昇進したんだそうです。

ウィーズリーおばさんが始めから「このこと」をハリーに言いたくてしょうがなかったということは火を見るより明らかでした。ハリーが息を呑んで「凄い!」と言うとおばさんはニッコリしたのでした。

ハリーの目が涙目になっていたのは熱いスープをしこたま飲み込んだからだったのですが、おばさんはハリーがアーサー氏出世の知らせを聞いて感激していると勘違いしていたのでした。

3-2.「7人のハリー・ポッター」作戦とおばさん
今にして思えば「隠れ穴」で14人の帰りを待っていたウィーズリーおばさんとジニーの気持ちはどんなものだったんでしょうね?当初ヴォルデモートと死喰い人側には偽情報を流してあるということで・・・

「7人のハリー・ポッター」作戦は念の為ということだったはずです。ヴォルデモートと死喰い人はハリーが今夜移動するということは知らない。だから14人全員が予定通り「移動キー」で帰って来ると思っていたんでしょうね。

ところが!ロンとトンクスが一番最初に戻って来るはずなのに移動キーの「錆びた油注し」だけが戻って来た。さらに二番目に夫のアーサー氏とフレッドが戻って来るはずなのに戻って来なかった。

戻って来たのは移動キーの「ボロボロのスニーカー」だけでした。そしてようやく三番目のハリーとハグリッドが予定通りに移動キーの「ヘヤブラシ」で戻って来たというわけなんですよね。

「ハリー?あなたが本物のハリー?何があったの?他のみんなは?」

おばさんにそう問われて「どうしたの?他には誰も戻っていないの?」とハリーが聞き返すとウィーズリーおばさんの青い顔に答えがハッキリ刻まれていたのでした。

そしてハリーが死喰い人たちが待ち伏せしていたこと。飛び出すとすぐに囲まれたこと。つまりヴォルデモートと死喰い人たちはハリーが今夜移動することを知っていたということを説明すると・・・

ウィーズリーおばさんは「ああ、あなたが無事で本当に良かった」と言ってハリーを抱き締めたのですが、ハリーのほうは「自分にはそうしてもらう価値がない」と思ったのでした。

さらにジョージの負傷とマッド・アイ・ムーディの訃報の知らせを聞いて、さらに「こうなったのは全て自分のせいだ」との自責の念をさらに強くしてしまったハリーだったのでした。

3-3.すれ違う思い
こうして取りあえずは「隠れ穴」に落ち着いたハリーだったのですが、7月28日には朝食の席でハリーはロンに「言っておきたいことがある」と言われたのでした。それはウィーズリーおばさんが・・・

おばさんはロンやハーマイオニーから何故ハリーたち3人が今学期学校に戻らないと言い始めたのか?を聞き出そうと躍起になっているんだそうです。だから次はハリーの番とのことでした。

父親のアーサー氏もルーピンにも聞かれたんだそうですが、ロンとハーマイオニーの2人がハリーはダンブルドアから僕たち2人以外には話さないようにと言われていると説明したら諦めてくれたんだそうです。

しかしウィーズリーおばさんだけは諦めてはいないので覚悟をしておくようにとロンは言ったのでした。そしてロンの言う通りにウィーズリーおばさんは「その日」のお昼少し前にハリーに頼み事があると言って・・・

ハリーのリュックサックから出て来たと思われる片方だけの男物の靴下がハリーの物かどうか?を確かめて欲しいという口実で台所の隣にある小さな洗い場にハリーを呼び込んで「それ」が始まったのでした。

おばさんは最初は何気ない軽い調子で「どうやらあなたたちは3人とも学校を退学すると考えているらしいのよ」とさらに「どうして勉強を辞めてしまうのかしら?」と切り出したのでした。

そこでハリーはおばさんに「ダンブルドアが僕にやるべきことを遺していったんです」とそして「ロンとハーマイオニーもそのことを知っている」だから2人とも自分と一緒に行きたいと言ってくれたと・・・

おばさんに説明したのでした。おばさんが「やるべきことって何なの?」と訊いて来たのに対して、ハリーが「答えられない」と言うとおばさんは「率直に言わせてもらえば私とアーサーは知る権利がある」と・・・

さらにハーマイオニーの両親のグレンジャー夫妻も同様にそう主張するはずだとおばさんは言ったのでした。ハリーが以前から恐れていた「子を心配する親心」攻撃作戦でした。そこでハリーは気合を入れて・・・

おばさんの目をまっすぐに見ながら「他の誰にも知られないようにというのがダンブルドアの願いだった」だからロンもハーマイオニーも一緒に来る必要はないんです。2人が選ぶことなんだと・・・

そうハリーが反論するとウィーズリーおばさんは今や遠回しをかなぐり捨ててハリーだって行く必要はないと言ったのでした。そんなことは全くのナンセンスだとおばさんは言うのです。

何故ならダンブルドアが何か仕事をさせたいのなら騎士団全員が指揮下にいたじゃないの!だからきっとハリーが「自分だけに言われたんだ」と勘違いしたのに違いないとおばさんは言うのです。

しかしハリーは「勘違いなんかしていません」とキッパリそれを否定したのでした。そして自分の物がどうかを見分けるハズの片方の靴下を自分はパドルミア・ユナイテッドのサポーターじゃないからと言って・・・

そう言っておばさんに靴下を返したのでした。おばさんの「あら、そうだったわね」という言葉が急に何気ない口調に戻って気にはなったのですが、おばさんの言われるままにビルとフラーの結婚式の準備を・・・

手伝うことを承諾したハリーだったのですが、おばさんは「その時」を境にハリー、ロン、ハーマイオニーの3人を結婚式の準備で大童にしてくれたのでした。忙しくて何も考える時間がないほどでした。

おばさんの行動を善意に解釈すれば3人ともマッド・アイのことや先日の移動の恐怖を忘れていられるようにと配慮してくれていると考えることができるのですが?よくよく仕事の内容を吟味してみると?

おばさんが言いつける仕事の全てがハリー、ロン、ハーマイオニーの3人を別々に引き離しておくためのものに思えて来たのでした。そして3日目の夜ハリーがジニーと2人で夕食の食器を並べていると・・・

「ママはね、3人が一緒になって計画するのを阻止すれば、あなたたちの出発を遅らせることができるだろうって考えているんだわ」とジニーがハリーにそっと囁いたのでした。

しかし!おばさんの奮闘・努力のかいもなく(?)8月1日には魔法省がヴォルデモートの手に落ちて、ビルとフラーの結婚式が死喰い人たちに急襲されてハリーたち3人は「その混乱」に乗じて・・・

「隠れ穴」を脱出してヴォルデモートの分霊箱を探す旅に出たのでした。

最後に
ロンの言う通りでおばさんはヴォルデモートの分霊箱のことを全く知りませんし、ハリーが「どういう経緯で?そのことを知ったのか?」つまり1年かけて個人授業でダンブルドアから聞いたんだということを・・・

知らなかったのですからしかたがないと云えなくもないのですが、夫のアーサー氏やルーピンの対応と比べるとやはり「往生際が悪い」と言わざる負えないですよね。しかしハリーは「その人」の娘つまりジニーと・・・

結婚したんですよね。(笑)

話はガラリと変わりますが今月は10月17日誕生日のフリットウィック先生を飛ばしてしまったので、気づいてみるとマクゴナガル先生にトレローニー先生にウィーズリーおばさんということで取り上げたのが・・・

女性ばかりになってしまいました。(汗)

と!いうわけで来週は男性を取り上げようと思っている所です。
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