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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーは何故シリウス・ブラックに復讐しなければならないのか?フレッドとジョージから「忍びの地図」を譲り受けてホグズミード村に行くことができたハリーだったのですが、それはハリーにとって良かったのか?それとも行くべきではなかったのか?(全3項目)

3-1.恐怖の敗北
ドラコの怪我を利用してスリザリンはグリフィンドールにさらなる揺さぶりをかけて来たのでした。直前になってクィディッチのスリザリン・チームのキャプテンのマーカス・フリントがシーカーつまり・・・

ドラコの腕がまだ治っていないからと言って今シーズンの開幕戦はグリフィンドールは急遽ハッフルパフと対戦することになったのでした。どうやらスリザリンは悪天候のため勝利の見込みが薄いと判断したようでした。

試合前日には風は唸りを上げ雨は前にも増していっそう激しく降ったのでした。廊下も教室も真っ暗で松明や蝋燭の数を増やしたほどでした。スリザリン・チームは余裕たっぷりでドラコが一番得意そうでした。

試合当日雨は激しく降り風は吹きすさび風で解説者の声が全く聞こえないので、試合が「どうなっているのか?」も分らないという有り様でした。観衆もマントや破れ傘に隠れて見えないという状態でした。

タイムを取った時にハーマイオニーがハリーのメガネに防水呪文をかけてくれたので視界は一気によくなりました。そしてグリフィンドールのゴールからウッドの振り絞るような叫び声が聞こえて来たのでした。

慌てて見回すとセドリック・ディゴリーが上空を猛スピードで飛んでいました。その先には金色に光るスニッチがありました。ハリーはニンバス2000に激を飛ばしスニッチとセドリック・ディゴリーを追ったのでした。

ところが!・・・

「ハリーだけは、ハリーだけは、どうぞハリーだけは!」
「どけ、バカな女め!さあ、どくんだ」
「ハリーだけは、どうかお願い。私を、私を代わりに殺して」

「ハリーだけは!お願い・・・助けて・・・許して」


いったい僕は何をしているんだ?どうして飛んでいるんだ?あの人を助けないと!あの人は死んでしまう!殺されてしまう!甲高い笑い声が響いてハリーには女の人の悲鳴が聞こえて来たのでした。

ハリーは初めてスニッチを取り逃がしグリフィンドールはハッフルパフに100点差で負けたのでした。そしてハリーはニンバス2000をも失ったのでした。スリザリンは戦わずしてグリフィンドールに勝利したのでした。

3-2.「忍びの地図」とホグズミード村
自分の講じた策が見事にハリーとグリフィンドールを陥れることに成功してドラコは有頂天でした。ついに包帯も取り去り両手が完全に使えるようになったことを祝って次の魔法薬学の授業では・・・

ドラコは吸魂鬼とハリーが箒から落ちる時の様子を嬉々として真似したのでした。ついにロンが切れてヌメヌメした大きなワニの心臓をドラコの顔に直撃させたので、スネイプはグリフィンドールから50点減点したのでした。

そしてクリスマス休暇に入る前の日の学期最後の日にはホグズミード行きが許され行けないハリー以外の全員が大喜びしたのでした。ニンバス2000を失ったハリーはオリバー・ウッドから・・・

「賢い箒の選び方」という本を借りて箒の種類について読書をして過ごすつもりでした。チームの練習では学校の箒を借りていましたが骨董品ものの「流れ星」は恐ろしく遅くて動きがぎくしゃくしていたので・・・

どうしても新しい自分の箒が必要でした。ところがロンとハーマイオニーを見送ってハリーがグリフィンドール塔に戻ろうと4階の廊下を歩いているとフレッドとジョージが声を掛けて来たのでした。

そこでハリーはフレッドとジョージから「忍びの地図」を譲り受けホグズミード村に行くことができたというわけなんですよね。ところがハリーがロンとハーマイオニーと合流して「三本の箒」に行った時でした。

以前に魔法薬学の授業中にドラコが言っていたシリウス・ブラックのことをハリーがついに知る所となってしまったのでした。何故ハリーの両親はヴォルデモートに殺されることになってしまったのか?

それはハリーの父親ジェームズの無二の親友だったシリウス・ブラックの裏切りが原因だったのです。ハリーの両親ポッター夫妻は「忠誠の術」で自らの身を守ろうとしたのですが・・・ところが!

夫妻の「秘密の守人」だったシリウス・ブラックがヴォルデモートに2人の居場所を教えてしまったためにハリーの両親は殺されてしまったというのです。それはハリーがこれまでには経験したことのないほどの・・・

烈しい憎しみでした。ドラコの言っていた言葉の意味をようやく理解したハリーだったのでした。

3-3.ハグリッドの嘆きとファイアボルト
一夜明けたクリスマス休暇の初日ロンとハーマイオニーが必死になってハリーを説得しましたが、誰かに怒りをぶつけないと気が済まなかったハリーはハグリッドの小屋に行くと言い出したのでした。

初めてハリーと会った11才の誕生日の時にどうして自分の両親が父親の無二の親友の裏切りで死んだことを説明してくれなかったのか?その理由を問い質すつもりだったのです。ところが!

「ハグリッド、何事なの?」

ハーマイオニーが唖然として聞いたのでした。ハリーのほうはテーブルに公式の手紙らしいものが広げてあるのに気づいたのでした。魔法省の危険生物処理委員会からの出頭命令書だったのです。

ハグリッドがバックビークのことで「こんなに惨め」で「こんなに打ち震えて」嘆き悲しんでいる姿を見てしまった今となっては、ハリーはシリウス・ブラックのことでハグリッドを責めることはできなかったのでした。

これもまた元凶は最初の「魔法生物飼育学」の授業でハグリッドの話をちゃんと聞いていなかったドラコというわけなんですよね。翌日ハリーはロンとハーマイオニーと一緒に図書室に行ったのでした。

バックビークの弁護に役に立ちそうな本を探すためでした。そしてクリスマスにはハリーは見知らぬ誰かから現存する箒の中では最高峰のファイアボルトをプレゼントされたのでした。

ファイアボルトが他の寮の生徒たちに初披露されたのはグリフィンドール対レイブンクロー戦が行われた日の朝の大広間でした。ハリーが同室の寮生を伴いファイアボルトを持って大広間に入ると・・・

みんなの目がファイアボルトに向けられ興奮した囁き声があっちからもこっちからも聞こえて来たのでした。ハッフルパフのキャプテンのセドリック・ディゴリーはハリーのところにやって来て・・・

ニンバスの代わりにこんな素晴らしい箒を手に入れておめでとうと言ってくれたのでした。一方スリザリン・チームの面々は全員が雷に打たれたような顔をしていてショックが見え見えでした。

続々と他の寮の生徒たちがファイアボルトを見に来ましたが、そんな中にドラコもいたのでした。ドラコは毎度お馴染みの冷たく気取った声でハリーに「乗りこなす自信があるのかい?」と訊いて来たのでした。

ドラコがスリザリン・チームの所に戻ると選手全員が額を寄せ合っていたのでした。どうやらハリーの箒が本物のファイアボルトだったかどうか?を訊ねているようでした。

そんなわけでドラコとスリザリンにとっては悪天候を回避するために試合を先延ばしにしたことが「良かったのかどうか?」を後悔させる出来事が起きてしまったというわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーの両親ポッター夫妻がヴォルデモートに殺されたのは、父親の無二の親友シリウス・ブラックの裏切りによるものだということをドラコが知っていたということは当然自分の両親から聞いたんでしょうね。

しかし!実際にはポッター夫妻の「秘密の守人」はシリウス・ブラックではなくピーター・ペティグリューだったんですよね。それじゃあマルフォイ夫妻は「そのこと」を知らなかったんでしょうか?

後にシリウス、ルーピンとピーター・ペティグリューのやり取りの中で死喰い人たちもポッター夫妻の「秘密の守人」がピーター・ペティグリューだということを知っていたとする会話が登場しています。

死喰い人も一枚岩ではなかったようですしセブルス・スネイプも知らなかったぐらいですから、どうやらマルフォイ夫妻もポッター夫妻の「秘密の守人」はシリウス・ブラックだと思っていたみたいですね。

だからドラコも両親やスネイプを通じてジェームズとシリウスの仲の良さを知っていたからこそ「僕だったら学校にじっとしていたりしない」という発言に繋がったんでしょうね。

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