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不死鳥の騎士団では・・・
もはやこの巻ではハリーのダーズリー家に対する気持ちは対等以上のものになっていますよね。

まあ反抗期真っ只中!ということもあるのでしょうがダドリーに対する態度は自信満々?!威嚇的!で「おいおいそこまで言うかい?!」といった感じです。読者の中にも反抗期のハリーのあまりに過激な言動に引いてしまって「だから第5巻はあんまり好きじゃない」という人が結構多かったみたいですね。

その後ハリーとダドリーが吸魂鬼に襲われたことがキッカケになってビックリ!仰天!することが次々と起きましたよね!

吸魂鬼がリトル・ウィンジングに現れたことで、プリベット通りという徹底した反魔法世界と、その彼方に存在する魔法世界を分断していた、大きな目に見えない壁が破れたかのようだった。(上巻63~64ページ)

バーノン叔父さんは魔法界のことを細かく追及するし、ペチュニア叔母さんはアズカバンや吸魂鬼やヴォルデモート卿のことを知っていて、その怖さも知っているし、ハリーも外科手術の部屋のように清潔なダーズリー家のキッチンに立って魔法界のことを説明するとは・・・全く不思議な気持ちといったところのようです。

謎のプリンスでは・・・
この夏休みのハリーはダンブルドアの手紙が届くまでは、名付け親で父とも兄とも慕っていたシリウスの死のショックで食事も摂らずにベッドに横たわりきりで霧深い窓を見つめるばかりで冷たく虚しい気持ちに沈んでいたようです。(上巻115ページ参照)

ハリーは階段を一段飛ばしに飛び下り、下から数段目のところで急停止した。長い経験が、できるかぎり叔父さんの腕の届かない所にいるべきだと教えてくれたからだ。(上巻68ページ)

このようにバーノン叔父さんに対する一定の警戒心はあるものの、もはやそこには以前のような一家に対する恐怖心などは無いように私には感じられます。

もちろん今年度の夏休みはハリーを迎えに来たのがダンブルドアだったということもあるのでしょうが、極めてゆったりとした気持ちでハリーとダーズリー家のやり取りを見る(読む)ことが出来ますよね!

ところで第6巻ではハリーが1才の時にダーズリー家の玄関口に置き去りにされた際にダンブルドアがハリーに添えた手紙の内容が明らかになっています。

それは「ハリーの両親が殺されたことを説明し、ハリーを実の子供同様に世話するよう望む」という内容だったそうです。

でもダーズリー夫妻はダンブルドアが望むようにはしませんでした。ハリーを息子として遇するということは決してせず、ただ無視され夫妻の手で度々残酷に扱われていたとダンブルドアは指摘しています。

しかしダンブルドアはその一方でせめてもの救いはダドリーが被った言語道断の被害をハリーは免れたとも言っています。

つまりダドリーのように甘やかされて過保護に育てられなかったお陰でハリーは謙虚で欲張らない、また人のことを思いやることの出来る心のやさしい少年になることが出来たというわけですね。

最後に
ダーズリー家でのハリーの1才から10才までの人生は守ってくれる人もなく、手を差し伸べて助けてくれる人もおらず悲惨そのものでしたが、ホグワーツに入学してからはハリーの成長ももちろんですが手助けをしてくれる友人や大人たちがいればこその今の状況なのではないかな?と私は思います。
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