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2010.11.24 隠れ穴(前編)
さて!今日と明日と来週1週間はハリーポッター・シリーズに登場する建物あるいは建造物を3つ紹介してみることにしました。最初の1つ目はハリーが魔法界に足を踏み入れてからは「第2の我が家」と云っても過言ではないこちらの家です。(全2項目)

2-1.改めて「隠れ穴」について
バチルダ・バグショットの「魔法史」には魔法使いの住む集落として知られている村にコンウォール州のティンワースやヨークシャー州のアッパー・フラグリーさらには西部地方にあるゴドリックの谷などが・・・

挙げられているそうですが南部海岸沿いのオッタリー・セント・キャッチポール村も紹介されているのだそうです。ウィーズリー一家が住む「隠れ穴」はこの村から少し外れた所にあるのだそうです。

ハリーは「隠れ穴」に滞在していた時には家の敷地の境界線の外に1人で出て行くということが一度もなかったようなので「周囲がどうなっているのか?」の詳細はほとんど分らなかったのですが・・・

最終巻ではビルとフラーの結婚式に出席したウィーズリーおばさんの大叔母のミュリエルが実は意外に近くに住んでいることや、村を一望できる見晴らしのいい地点から「隠れ穴」を見ようとすると・・・

高い生垣や果樹園の木に阻まれてウィーズリー家の住居はマグルの目からは安全に隠されているんだということが明らかになったんですよね。それはハリーたち3人がゼノフィリウス・ルーナ父娘の住まいを・・・

訪ねるためにオッタリー・セント・キャッチポール村に来たからなのでした。

2-2.登場シーン
そんなわけでハリーはホグワーツに入学してからの7年間に夏休み期間中とクリスマス休暇の時に合計5回「隠れ穴」に滞在しているんですよね。ここで改めて軽く振り返ってみることにします。

●1回目、第2巻「秘密の部屋」48ページ
当サイトでは種々形を変えて何度も取り上げて来た場面ですが、ハリーが魔法使いの家に足を踏み入れたのは「この時」が初めてでした。かつては大きな石造りの豚小屋だったかもしれないといった感じの家でした。

あちらこちらに部屋をくっつけて数階建ての家になったように見えたのでした。くねくねと曲がっていてまるで魔法で支えているようにハリーには見えたのでした。ロンは「たいしたことないだろ」と言ったのですが・・・

ハリーはプリベット通りを思い浮かべながら幸せな気分で「すっごいよ」と言ったのでした。その直後にはウィーズリーおばさんの手荒い歓迎を受けてハリーは朝食をご馳走になったのでした。

●2回目、第4巻「炎のゴブレット」上巻78ページ(携帯版74ページ)
クィディッチ・ワールドカップの決勝戦に招待されたハリーは2年ぶりに夏休みを「隠れ穴」で過ごすことになったのでした。昨年度の夏休みの後半はハリーはダイアゴン横丁の「漏れ鍋」に滞在していたのです。

ここでハリーは入学時には既にホグワーツを卒業していたためフレッド、ジョージ、ロンの3人から名前と話だけを聞いていた長男ビルと次男のチャーリーとの初対面を果たしたのでした。さらには学校に戻ってからも・・・

ハリーは意外な形で「この2人」の顔を見ることになったのでした。

●3回目、第6巻「謎のプリンス」上巻114ページ
5年生の時にはハリーは夏休みの後半とクリスマス休暇を共にロンドンのグリモールド・プレイス12番地で過ごしたので「隠れ穴」には6年生になった時に再び2年ぶりに滞在することになったのでした。

ロンがいて料理がとっても上手なウィーズリーおばさんがいるということで、ハリーは建物を見ただけで自然に気持ちが高揚したのでした。ところがハリーを「付き添い姿現し」で連れて来たダンブルドアが・・・

家に入る前にハリーと2人だけで話がしたいと言うのです。そこで2人はウィーズリー家の箒小屋に入ってハリーは名付け親のシリウスが死んだこと。さらには昨年度の学期末に聞かされた予言のことを話した後に・・・

予言の内容を2人の友人ロナルド・ウィーズリーとハーマイオニー・グレンジャーには打ち明けるべきだと言われたのでした。さらにハリーには今学期わしの個人教授を受けて欲しいと告げられたのでした。

●4回目、第6巻「謎のプリンス」下巻6ページ
4年生の時には三大魔法学校対抗試合を記念して行われたクリスマス・ダンスパーティがあり、昨年度は前述のようにロンドンのグリモールド・プレイス12番地で名付け親のシリウスと共にクリスマスを過ごしたので・・・

それ以前も数々の事情があったので、6年生になってハリーは初めてクリスマス休暇を「隠れ穴」で過ごしたのでした。ただハーマイオニーはロンと仲違いしていたので残念ながら別行動でした。

ハリーはロンと2人で台所の流しの前に立ちウィーズリーおばさんの手伝いで芽キャベツの外皮を剥きながら、学期最後の日にスラグホーンのクリスマス・パーティの時に聞いたスネイプとドラコ・マルフォイの会話を・・・

話して聞かせていたのでした。スネイプがマルフォイに「母親と『破れぬ誓い』を結んだ」と言ったと聞いてロンは「そんなこと有り得ない」と驚いていたのでした。何故なら「破れぬ誓い」を破ると・・・

死ぬんだそうです。

●5回目、第7巻「死の秘宝」上巻95ページ
ヴォルデモートが間近に迫って「死の呪文」をかけようとして「もう駄目だ!」と死を覚悟したハリーだったのですが、その寸前で魔法省と不死鳥の騎士団がかけた保護呪文の範囲内に入ったため・・・

何とか九死に一生を得て「移動キー」でトンクス邸から「隠れ穴」にやって来たのでした。到着するとウィーズリーおばさんとジニーの叫び声が出迎えたのでした。「あなたが本物のハリー?」と問うおばさんに・・・

ハリーが「他には誰も戻っていないの?」と訊き返すとウィーズリーおばさんの青い顔に答えがハッキリと刻まれていたのでした。ハリーとハグリッドが帰還第1号だったのです。

そしてセストラルで帰って来たビルとフラーがマッド・アイ・ムーディの訃報を持ち帰って来たのでした。

今日の最後に
ハリーは魔法使いの家に初めて足を踏み入れたのは「隠れ穴」だと思っているようなんですが、よくよく考えてみると1年生の時にはハグリッドの小屋に何度も足を運んでいるんですよね。ということは・・・

ハグリッドはホグワーツを中途退学になって表向きは魔法を使ってはいけないことになっているので、ハリーにとってはハグリッドの住居は「魔法使いの家じゃない」という認識なんでしょうか?

さらによく考えてみるとハリーが魔法使いの家を訪問したことはホグワーツ在学中の「7年間」に限れば意外と少ないですよね。シリウスの生家で騎士団の本部にもなったロンドンのグリモールド・プレイス12番地と・・・

トンクス邸にウイルトシャー州のマルフォイ一家の館とビルとフラーの新居「貝殻の家」ぐらいのものなのではないでしょうか?
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