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先週の記事で「隠れ穴」を取り上げたことでハリーが滞在したことのある魔法使いの家は「2軒」だけだったということが明らかになりましたが今日と明日の2日間は「その」もう1軒の魔法使いの家を紹介してみることにしました。かつてはシリウスの両親が住んでいた家だったのですが・・・(全3項目)

3-1.不死鳥の騎士団本部
不死鳥の騎士団の本部はロンドン、グリモールド・プレイス12番地に存在する。

ルーピンに「今覚えたばかりのものを考えるんだ」と言われてハリーが11番地と13番地の間を見つめていると、古びて痛んだ扉が現れて薄汚れた壁と煤(すす)けた窓も現れたのでした。まるで両側の家を押し退けて・・・

もう1つの家が膨れ上がって来たようでした。ムーディに背中を押されてすり減った石段を上がると訪問客用の銀のドア・ノッカーがハリーの目に飛び込んで来たのでした。1匹の蛇がどくろを巻いた形になっていました。

シャンデリアも玄関近くに置いてある華奢なテーブルの上の燭台も蛇の形をしていました。一歩一歩進むごとにハリーは「闇も闇それも大闇の魔法使いの家のような所でみんな何をしているんだろう?」と思ったのでした。

それがかつてはブラック家の住居でシリウスが不死鳥の騎士団の本部に提供した家だったのです。詳しい事情を事前に何も知らされていなかったハリーは名付け親のシリウスの母親の肖像画があるのを見て・・・

「どうしてシリウスのお母さんの肖像画がここにあるの?」と訊いたのですが、騎士団の会議が終わった後にようやく顔を会わせたシリウスから詳しい説明を聞くことになったのでした。

3-2.かつてはブラック家の・・・
ここはかつてシリウスの両親が住んでいた家なんだそうです。シリウスの両親が亡くなり弟のレギュラスも死んでシリウスがブラック家の最後の生き残りとなったため今はシリウスのものになったんだそうです。

ハリーが12番地に入った日の夜にもチラリとシリウスに言われたのですが、シリウスの母親が死んでからの10年間ここには屋敷しもべ妖精のクリーチャーがいただけで他には誰も住んでいなかったため・・・

翌日からはハリーも部屋の掃除に駆り出されることになったのでした。そして掃除の合間にシリウスの両親やブラック家の人々が「どんな魔法使いだったのか?」を聞かされることになったのでした。

古色蒼然としたブラック家の家系図にシリウスの名前が載っていないのを見てハリーが「おじさんが載っていない!」と指摘するとシリウスは16才の時に家出をした際に母親が抹消したのだと告げたのでした。

「どうして?」とハリーが訊くとシリウスは「何故ならこの家の者を全員憎んでいたからだ」と答えたのでした。シリウスの両親は2人とも狂信的な純血主義者で弟のレギュラスに至っては「死喰い人」になったんだそうです。

そのためヴォルデモートが本性を現すまではヴォルデモートの考え方が正しいとさえ言っていたんだそうです。そのためシリウスはもちろんのこと。まともな魔法使いが出ると勘当だったんだそうです。

ただそれがためにグリモールド・プレイス12番地の守りを強固にしたとシリウスは説明したのでした。ここは騎士団の本部としては理想的なんだそうです。シリウスの父親が「この12番地」に住んでいた時に・・・

魔法使いが知る限りのあらゆる安全対策を施したんだそうです。位置探知は不可能となっていますしダンブルドアが追加の保護策を講じたため「この屋敷」より安全な場所はどこにもないんだそうです。

それはダンブルドアがグリモールド・プレイス12番地の「秘密の守人」だからなんだそうです。ダンブルドア自身が誰かにここの場所を教えなければ誰も本部を見つけることはできないんだそうです。

ハリーがここに入る時に見たメモはダンブルドア自身が書いたものなんだそうです。だからハリーはグリモールド・プレイス12番地を見つけることができたというわけなんですよね。

3-3.最初で最後の・・・
魔法省から当初は「闇の魔術に対する防衛術」の教師として派遣され、後に初代ホグワーツ高等尋問官に任命されたドローレス・アンブリッジの圧政でホグワーツは重苦しい雰囲気に包まれてしまったのでした。

そのためハリーはホグワーツに入学して以来初めて「クリスマスを学校の外で過ごしたい」と思うようになったのでした。それももちろん!できれば名付け親のシリウスと一緒にできたらいいなと思っていたのですが・・・

ロンが母親のウィーズリーおばさんが「ハリーも招待するように」と言っていたと聞いて、ハリーはクリスマスを「隠れ穴」で過ごせるのでは?と心が躍りましたがシリウスのことを考えると手放しでは喜べなかったのでした。

いっそのことウィーズリーおばさんにシリウスを「隠れ穴」に招待してくれるよう頼もうとも思いましたが、夏休みにはシリウスとおばさんが衝突していたのを目の前で目撃していますし多分ダンブルドアが・・・

シリウスがグリモールド・プレイス12番地を離れることを許すとは到底思えなかったのでクリスマス休暇が近づくにつれてハリーの気持ちは暗く沈んで行くばかりなのでした。ところが意外な形でハリーとシリウスは・・・

クリスマス休暇を一緒に過ごすことができたというわけなんですよね。それはウィーズリーおじさんが騎士団の任務中にヴォルデモートの蛇に襲われて聖マンゴ魔法疾患障害病院に入院したからでした。

病院へは「隠れ穴」よりも同じロンドン市内の12番地のほうが便利だということでハリーにロン、フレッド、ジョージとジニーのウィーズリー家の子供たちはダンブルドアの措置でグリモールド・プレイスに送られたのでした。

こうしてハリーとシリウスはクリスマス休暇を共にグリモールド・プレイス12番地で過ごすことができたのでした。シリウスもまた「あの」忌まわしい屋敷しもべ妖精のクリーチャーと2人だけという・・・

悲惨この上ないクリスマスにならずに済んだのですが・・・

今日の最後に
休暇の前半ハリーは「ヴォルデモートが自分に取り憑いているのでは?」と悩み食事も取らずにヒッポグリフのバックビークと一緒に長いこと部屋に閉じこもってみんなを避けるようになってしまったのでした。

そしてそれが解決したと思ったらクリスマスの25日が過ぎると今度は入れ替わりにシリウスが不機嫌になりバックビークと部屋に閉じこもるようになってしまったのでした。ハリーが学校に戻る日が刻一刻と・・・

迫って来ていたからです。そして休暇が終わりいよいよ「夜の騎士バス」に乗って学校に戻るという時ハリーは胸が締めつけられるような不快な気分だったのでした。12番地に閉じ込められているシリウスが・・・

何かグリモールド・プレイスを抜け出す無鉄砲な旅を計画しているのでは?と心配だったからです。そういうことを「しないように」と言うのはハリーの役目ではないか?と思ったからです。そしてハリーの心配は・・・

現実のものに・・・
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