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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

2010.12.08

守護霊(前編)

今週の前半は吸魂鬼を取り上げたので後半の今日と明日は「この魔法」を紹介してみることにしました。3年生の時にリーマス・ルーピンから守護霊の呪文を習って以来、要所要所で使う機会があったハリーだったのですが余裕がある時もあれば追い込まれてから使う時もあったというわけなんですよね。(全2項目)

2-1.そもそも守護霊とは?
第3巻「アズカバンの囚人」つまり3年生の時にハリーはリーマス・ルーピンから指導を受けて「守護霊の呪文」を習得するわけなんですが、ルーピン先生の説明によるとそもそも守護霊とは?

守護霊とは希望、幸福、生きようとする意欲などの一種のプラスのエネルギーで吸魂鬼はまさにそれを貪り食って生きるのだそうです。しかし守護霊は本物の人間なら感じる絶望というものを感じることができない。

そのため吸魂鬼は守護霊を傷つけることができないのだそうです。その守護霊が吸魂鬼との間に立って盾になってくれるのだそうです。ただ「この呪文」は極めて高度な術で大人の魔法使いでさえ・・・

この魔法は5年生で受ける「ふくろう試験」のレベルを遥かに越えるものなので、果たして3年生のハリーに習得できるのかどうか?ルーピン先生は不安の言葉を口にしたのでした。そして守護霊を創り出すには・・・

何か1つ一番幸せだった想い出を渾身の力で思いつめた時に初めて「この呪文」が効くのだそうです。さらに守護霊の姿というのは創り出す魔法使いによって1人1人姿が変わるとのことでした。

2-2.ハリーが守護霊を創り出したのは?
さて!ここではハリーがルーピン先生の課外授業以外の時に守護霊を創り出した場面を改めて振り返ってみることにします。

●アズカバンの囚人340ページ(携帯版377ページ)
ハリーがルーピン先生の課外授業以外の時に初めて守護霊を創り出すことに成功したのは、クィディッチのグリフィンドール対レイブンクロー戦の最中でした。チョウ・チャンが指差す方に吸魂鬼がいたので・・・

ハリーがあらかじめ用意しておいた杖を取り出して呪文を唱えると、杖先から何か白銀色の大きなものが噴き出したのでした。実は吸魂鬼は本物ではなくドラコ・マルフォイに腰巾着のクラッブにゴイルさらには・・・

スリザリン・チームのキャプテンのマーカス・フリントの4人だったのですが、結果としてはハリーのいい練習台になってしまったのでした。この時ハリーの守護霊を見てルーピン先生は混乱したような気持ち半分・・・

うれしい気持ち半分といった感じの複雑な表情を浮かべながら「立派な守護霊だったよ」と言ったのでした。

●アズカバンの囚人537ページ(携帯版604ページ)
ハーマイオニーが持っていた逆転時計で3時間前に戻りヒッポグリフのバックビークを救出したハリーは今度は守護霊を創り出して自分自身とシリウスを助けたのでした。ハリーが呪文を唱えると杖の先からは・・・

ぼんやりした霞などではなく目も眩むほどにまぶしい銀色の牡鹿が飛び出したのでした。ハーマイオニーはハリーが100人もの吸魂鬼を追い払う守護霊を創ったと聞いて「信じられない!」と感嘆の声を漏らしたのでした。

●炎のゴブレット下巻411ページ(携帯版856ページ)
三大魔法学校対抗試合の「第3の課題」の迷路の中でハリーは吸魂鬼に出会ったので守護霊の呪文を唱えたのでした。しかしそれは本物の吸魂鬼ではなく「まね妖怪」だったのです。そこで正体を見抜いたハリーが・・・

「リディクラス!」と叫ぶと「ポン」と大きな音がして形態模写妖怪は爆発して消えた後には霞が残ったのでした。しかし同時に役目を終えた銀色の牡鹿も消えてしまったでした。

●不死鳥の騎士団上巻31ページ
「このリトル・ウィンジングに吸魂鬼が?」という信じられない思いでハリーは不意を衝かれたので、最初は上手く守護霊を創り出すことができず「3度目」でようやく銀色の牡鹿を出すことができたのでした。

自分のほうの吸魂鬼を追い払ってダドリーのほうに駆け寄った時には、ダドリーを襲っていた吸魂鬼はキスをする寸前でダドリーはあやうく魂を吸い取られるところだったのでした。

●不死鳥の騎士団下巻459ページ
ふくろう試験の「闇の魔術に対する防衛術」の実技の時にハリーの試験官をしていたトフティ教授が「親友のチベリウス・オグデンから聞いた」ので「特別点はどうじゃな?」と言われたので・・・

ハリーがトフティ教授のリクエストに応えて守護霊を創って見せたのでした。創る際にハリーが頭に思い浮かべた「一番幸せな思い」は目の前にいるアンブリッジがクビになることでした。

●死の秘宝上巻379ページ
守護霊で裁判官席を護っていたアンブリッジをハリーが失神呪文で倒してしまい、アンブリッジの守護霊が消えてしまったので抑制を失った吸魂鬼がカターモール夫人に襲いかかったのでした。

ハリーが呪文を唱えて守護霊を創り出すと銀色の牡鹿は地下牢を何度も駆け回ってアンブリッジの守護霊よりずっと力強く暖かい光で部屋全体を満たしたのでした。それだけ力の差が歴然としていたというわけです。

●死の秘宝下巻251ページ
ヴォルデモートの分霊箱の最後の隠し場所が「ホグワーツ」だと判りハリー、ロン、ハーマイオニーの3人はホグズミード村にやって来たのですが、当然死喰い人たちが待ち構えていたのでした。そして・・・

「透明マント」に隠れている3人に死喰い人たちは吸魂鬼を仕掛けて来たのでした。やむなくハリーは守護霊を創り出したのですが居所を知られてしまったのでした。しかしその最大のピンチを救ったのは?

アルバス・ダンブルドアの弟でホッグズ・ヘッドのアバーフォースだったのでした。

●死の秘宝下巻392ページ
フレッドを失った悲しみと絶望感で守護霊を創り出す気力が全く湧かなかったハリーだったのですが、そこに現れたのがルーナ、アーニー・マクミラン、シェーマス・フィネガンの3人だったのでした。

ルーナに励まされてハリーは今までこれほど大変な思いをしたことはないというほどの力を振り絞り杖先から銀色の牡鹿を飛び出させたのでした。吸魂鬼はハリーの守護霊で雲散霧消したのでした。

今日の最後に
前述のルーピン先生が課外授業の最初の時にも説明していたように「守護霊の呪文」は大人の魔法使いでさえ覚えるのが難しい高度な魔法なんですよね。にも関わらずハリーが3年生の時に習得できたのは・・・

やはりハリーは純粋マグルのダーズリー夫妻に育てられたので「この魔法は覚えるのが非常に難しい」という先入観がなかったというのも大きかったと私は思いますね。

不死鳥の騎士団上巻538ページではハリーが有体の守護霊を創れると聞いてリー・ジョーダンが「すげえぞ!」と心底感心したように言っているんですよね。つまり15才の魔法使いが守護霊を創り出せるというのは・・・

それだけ凄いことなんだということなんですよね。したがってアンブリッジも15才のハリーが守護霊を創れるとは夢にも思わなかったので吸魂鬼を差し向けたというわけなんですよね。

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