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ダンブルドアは「この記憶」こそが自分とハリーにとって一番重要なものだと言っていたのですが、実際に見てみると「その記憶」には記憶を差し出した本人が手を加えていたのです。どうして記憶を修正したのか?そして「その事態」を受けてダンブルドアがハリーに出した課題とは?(全3項目)

3-1.三度目の授業でハリーが見た光景
クリスマス休暇が終わった直後に行われたダンブルドア校長の三度目の授業でハリーが見た光景はトム・リドルが自分の母メローピーの兄で伯父にあたるモーフィン・ゴーントに会った時の光景でした。

ホグワーツに入学したトム・リドルは父親が学校に入った痕跡を探し出すためにトロフィー室に置かれた盾や監督生の古い記録さらには魔法史の本に至るまで探しましたが全て徒労に終わったのでした。

父親がホグワーツ魔法魔術学校に一度も足を踏み入れていないという事実をついにトム・リドルは受け入れざる負えない状況に追い込まれたのでした。何故トム・リドルが父親が魔法使いで母親が魔女ではないと・・・

考えたのか?と云えばそれは人間の恥ずべき弱みである「死」に屈した自分の母親が魔女であるはずがないと考えていたからでした。そこでトム・リドルは今度は軽蔑していた母親の家族を調べ始めたのでした。

トム・リドルには「マールヴォロ」という自分のミドルネームしか手がかりがありませんでした。魔法族の家系に関する古い本をつぶさに調べトム・リドルは16才の時にスリザリンの末裔が生きていることを突き止めたのでした。

そこでトム・リドルは毎年夏に戻っていた孤児院を抜け出しリトル・ハングルトンのゴーントの家を訪ねて行ったのでした。そしてそこでトム・リドルが見た光景は目を覆いたくなるほどの悲惨なものだったのです。

3-2.ゴーントの家で・・・
トム・リドルが訪ねて行った時ゴーントの家はもはや形容し難いほどに汚れていました。天井には蜘蛛の巣がはびこり床はべっとりと汚れテーブルにはカビだらけの腐った食べ物が汚れのこびりついた深鍋の山の間に・・・

転がっていたのでした。灯りといえば溶けた蝋燭が1本だけモーフィンの足元に置かれていたのでした。モーフィンは髪の毛も髭も伸び放題でモーフィンの目も口も全てを覆い隠していたのでした。

暖炉のそばの肘掛椅子でぐったりしているモーフィンは身動き1つしないため「死んでいるのでは?」と思わせるほどでした。しかしそこにトム・リドルが入って行くとモーフィンはよろめきながらも立ち上がったのでした。

モーフィンは右手に杖を掲げて左手には小刀を握ると、2つの武器を大上段に振りかぶりながら酔った足をもつれさせながらトム・リドルに突進していったのでした。そんなモーフィンに対してトム・リドルは・・・

蛇語で「マールヴォロはどこだ?」と訊いたのでした。それに対してモーフィンは「もう何年も前に死んだ」と答えたのでした。父親のマグルにそっくりなトム・リドルを見てモーフィンはこう言ったのでした。

「お前はあのマグルにそっくりだ」

トム・リドルがさらに「どのマグルだ?」と訊くとモーフィンは妹のメローピーが惚れたマグルで山の向こうの大きい屋敷に住んでいるマグルだと答えたのでした。モーフィンは妹メローピーのことを腐れ野郎の・・・

マグルなんぞと結婚したから死んだんだと罵倒したのでした。そして突然現れた自分の甥に「スリザリンのロケットはどこにやった?」と訊いたのでした。しかしメローピーはトム・リドルを産む時には既にもう・・・

スリザリンのロケットを持ってはいなかったのです。トム・リドルを生むまでの僅かな時間自分の命を繋ぐためにと手放してしまっていたのです。そのスリザリンのロケットは「今どこにあるのか?」と云えば・・・

3-3.核心に迫る?記憶
クリスマス休暇明けの「この日」の授業でハリーは2つの記憶を見ることとなったのでした。ダンブルドアは特に「この2つ目の記憶は非常に大事なものだ」と言っていたのでした。ところが実際に見てみると・・・

そこにいたのは今よりずっと若いホラス・スラグホーンでした。頭の上には艶のある豊かな麦わら色の髪の毛がありました。現在の禿頭とは全く違っているので相当昔のことのようでした。そこはスラグホーンの部屋で・・・

スラグホーンは6人ほどの男子生徒に囲まれていました。当然その1人がトム・リドルだったというわけなんですよね。そのトム・リドルの右手にはマールヴォロの金と黒の指輪がはめられていたのでした。

前項の16才の夏休みにゴーントの家に行った時にトム・リドルが伯父のモーフィンから奪った物だったのです。トム・リドルがスラグホーンに「メリィソート先生が退職なさるというのは本当ですか?」と訊くと・・・

スラグホーンは「全く君って子はどこから情報を仕入れて来るのか?」と半ば呆れたように残りの半分は感心したように言ったのでした。それを聞いて残りの生徒たちはトム・リドルを賞賛の眼差しで見つめたのでした。

ところが「その直後」にとても奇妙なことが起きたのでした。部屋全体が突然濃くて白い霧に覆われハリーには隣にいるダンブルドアしか見えなくなったのでした。そして霧の中からは不自然に大きなスラグホーンの声が・・・

「君は悪の道にはまるだろう、いいかね、わたしの言葉を憶えておきなさい」

さらに・・・

「ホークラックスのことは何も知らんし、知っていても君に教えたりはせん!さあすぐにここを出て行くんだ。そんな話は二度と聞きたくはない!」

ダンブルドアが言うには『あの謎の白くて濃い霧』はスラグホーン先生が自分の記憶に干渉したのだそうです。ダンブルドアに見られたくない部分を極めて粗雑なやり方で修正しているのだそうです。そこで・・・

ダンブルドアはハリーに初めて宿題を出したのでした。修正されていないスラグホーンの記憶を回収するというものでした。ハリーは自分がやらなくとも開心術とか真実薬を使えばいいのでは?と言ったのですが・・・

ダンブルドアはスラグホーン先生はモーフィン・ゴーントなんかより閉心術に長けているし、自分がこうして記憶を差し出させようとしたからには真実薬の解毒剤を常に持ち歩いているに違いないと言って・・・

この「記憶」を回収できるのはハリーの他にはいないと言って「この日」の授業の終了を宣言したのでした。

今日の最後に
こうしてトム・リドルことヴォルデモート卿は伯父のモーフィンから奪ったペベレル家の紋章すなわち今にして思えば「死の秘宝」の1つである「蘇りの石」がはまった指輪を分霊箱にして分霊箱にしてしまった後は・・・

もはや持ち続ける意味がなくなったということで、既に誰も住む者がいなくなったリトル・ハングルトンのゴーントの家に幾重にも呪いをかけて何人も奪えないようにして隠したというわけなんですよね。

しかし!ダンブルドアはそれを見つけ出して破壊したというわけなんですよね。
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