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スネイプにとっては真実が明らかになる以前は愛するリリーを死に追いやった憎んでも憎んでも余りある男だったのですが、誤解が解けてからもホグワーツ在学中に殺されかけたことがあるので到底許す気にはなれなかったのでした。しかし最後の最後には?(全3項目)

3-1.シリウス・ブラックとの関係、その1
当時はシリウスがハリーの両親ポッター夫妻の「秘密の守人」だと思われていました。ところがポッター夫妻の「秘密の守人」が実は急遽ピーター・ペティグリューことワームテールに変更されたことを知っていたのは・・・

表向きにはシリウスとペティグリューの当の本人2人だけだったので、当然スネイプはポッター夫妻の居場所を闇の帝王に教えてリリーを死に追いやったのはシリウスだと思っていたというわけなんですよね。

そのため「叫びの屋敷」でシリウスとの再会を果たした時スネイプは「愛するリリーが闇の帝王に殺されたのはこいつのせいだ!」ということでシリウスに対する怒りと憎悪は最高潮に達していたのですが・・・

そのことを知らなかったハリー、ロン、ハーマイオニーの3人はスネイプに対して3人が同時に武装解除の術を唱えてしまったためスネイプは杖どころか体ごとぶっ飛んでしまったというわけです。

つまり今にして思えばスネイプにも同情の余地があったというわけなんですが、皮肉にもヴォルデモート卿を復活させたのは「その」ワームテールだったということで「この件」については・・・

スネイプが復活直後にヴォルデモートの所に遅れて参上した時に直接会ったのか?あるいはどういう形で確認したのか?の詳細については不明ですがシリウスに対する誤解は解けたはずなんですよね。ところが・・・

スネイプにとってはまだまだ「それ以外」にもシリウスを憎んで余りある要素があったというわけです。したがってヴォルデモート卿の復活後も2人が真に和解することはなかったというわけなんですよね。

3-2.シリウス・ブラックとの関係、その2
実は今回よくよく考えてみたらシリウスとハリーのお父さんも『血を裏切る者たち』ということになるんですよね。だって2人とも純血の魔法使いなのに狼人間のリーマス・ルーピンが友達ですし・・・

ジェームズはさらに純粋マグル出身のリリー・エバンズに思いを寄せていたわけですからね。まあシリウスに言わせたら「純血主義だのマグル生まれを排除せよなどという考えはまともじゃない!」そうなんですが・・・

それが人や立場が変わってマルフォイ父子に言わせるとウィーズリー家の奴らは「あいつらときたら純血のくせに穢れた血のハーマイオニー・グレンジャーなんぞと付き合っている」連中の行動を見ていると・・・

本当に純血かどうか怪しいものだという言い方になるわけですから。それに加えてスネイプはかつてホグワーツ在学中には満月の日にシリウスに「暴れ柳の幹のコブを長い棒でつつけば穴に入ることができる」と・・・

教えられて危うく狼に変身したルーピンに出くわしそうになり、シリウスに殺されかけた経験があったので1つぐらい誤解が解けてもシリウスを憎む気持ちを軽減することなど到底できないというわけなんですよね。

そのためハリー5年生のクリスマス休暇明けから閉心術を教えることになってグリモールド・プレイス12番地を訪ねて来たスネイプはハリーが厨房に入って来た時にはシリウスに背を向けて部屋の中には・・・

互いの嫌悪感で重苦しい沈黙が流れていたというわけなんですよね。この場面で注目すべきはスネイプはシリウスのことを「ブラック」と呼び、シリウスもスネイプのことを「スニベルス」と呼んで・・・

互いに決してファーストネームでは呼び合っていないことですよね。ちなみにスネイプはリーマス・ルーピンのことも「ルーピン」と苗字で呼んでいますがルーピンのほうはスネイプのことを「セブルス」と・・・

ファーストネームで呼んでいます。シリウスはハリーを巡る主導権争いからウィーズリーおばさんと言い争いをしたこともありますが2人は「モリー」「シリウス」とファーストネームで呼び合っています。

双方の呼び名からもいかにスネイプとシリウスが互いを嫌い合っているのかということが判りますよね。もっともウィーズリーおばさんの場合は「ウィーズリー」が沢山いるからという事情もあるにはあるのですが・・・

3-3.シリウス・ブラックとの関係、その3
そんな「ひょっとしたらハリー以上なのでは?」と思わせるほどのスネイプのシリウスに対する悪感情と嫌悪感なのですが、スネイプが思わずシリウスの安否を確かめてしまったことがあるんですよね。

それはハリーがシリウスがヴォルデモートに捕えられて魔法省の神秘部にいると思い込んでアンブリッジの部屋に侵入しシリウスがグリモールド・プレイス12番地にいるのかどうか?を確かめようとして・・・

当然「2度目」だったのでアンブリッジに捕まってしまったのですがハリーがちっとも白状しないものだからアンブリッジが真実薬を貰おうとスネイプを呼びつけたのでした。そこでハリーは気づいたのです。

ホグワーツにまだ1人騎士団員が残っていたことを・・・

アンブリッジが「真実薬をもう1瓶欲しい」と言うとスネイプは最後の1瓶を持っていかれましたが、まさかあれを全部使ってしまったということはないでしょうな?3滴で十分だと申し上げましたがと・・・

さらにスネイプが成熟するまでに満月から満月までを要するので作るのには1ヵ月かかると言うとアンブリッジはガマガエルのように膨れ上がって「私は今必要なのよ!」とがなり立てたのでした。

冷たく暗いスネイプの目がハリーを抉(えぐ)るように見据えたのでした。ハリーは怯(ひる)まずに見返しスネイプが自分の心を読んで理解してくれるよう一心に夢で見たことに意識を集中したのでした。

アンブリッジが金切り声でスネイプに停職を言い渡し「部屋から出て行きなさい!」と言うとスネイプは皮肉っぽくお辞儀をして立ち去りかけたのでした。ホグワーツに残った最後の騎士団員が出て行ってしまう!

そこでハリーは・・・

「あの人がパッドフットを捕まえた!あれが隠されている場所で、あの人がパッドフットを捕まえた!」

そうハリーに叫ばれて振り返ったスネイプは不可解な表情でした。スネイプがハリーの言葉の意味を理解できたのかどうか?は分りませんでした。やがてスネイプは「さっぱり分りませんな」と冷たく言って・・・

部屋を出ていってしまったのですが・・・

今日の最後に
実は「この後」スネイプはハリーの言葉の意味をちゃんと理解してグリモールド・プレイス12番地にシリウスがいるかどうかを確かめたんだそうです。すると今度はアンブリッジに捕えられたハリーが・・・

禁じられた森から戻って来ないのでハリーはまだシリウスがヴォルデモート卿に囚われの身になっていると信じ込んでいるのではないか?と心配になり即座に他の騎士団員に警報を発したのだそうです。

スネイプはダンブルドアがまもなく12番地に行くのでシリウスに残るようにと言ったんだそうです。しかしシリウスは他の騎士団のメンバーがハリーを探しに行くというのに1人だけ残りたくなかった。

そこでダンブルドアに知らせる役目を屋敷しもべ妖精のクリーチャーに任せてシリウスは魔法省に向かったのですが、シリウスが再びグリモールド・プレイス12番地に戻って来ることはなかったというわけなんですよね。
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