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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

魔法大臣コーネリウス・ファッジは確かに頼りない面もあるにはあったのですが「ヴォルデモート卿を消し去ってくれた人」ということでハリーには優しく接してくれていたのでした。それがファッジにとっては到底受け入れ難い「ヴォルデモート卿は復活した」ということをハリーが言い始めると・・・(全3項目)

3-1.何故?魔法大臣になれたのか?
炎のゴブレット下巻258ページ(携帯版724ページ)あたりからハリーたち3人にシリウスが「どうしてバーテミウス・クラウチ氏は魔法大臣になれなかったのか?」の理由と原因を説明していますね。

ヴォルデモートの全盛時代クラウチ氏は魔法省でたちまち頭角を現しヴォルデモートに従う者に極めて厳しい措置を取るようになったのだそうです。闇祓いたちに新しい権力が与えられたのだそうです。例えば・・・

捕まえるのではなく殺してもいいという権力もそうでした。クラウチ氏は暴力には暴力をもって立ち向かい疑わしい者に対して「許されざる呪文」を使用することを許可したんだそうです。つまりクラウチ氏は・・・

多くの闇の陣営の輩と同じように冷酷無情になってしまったということでした。しかしその一方でそんなクラウチ氏のやり方を正しいと支持する人たちも沢山いたそうです。そういった人たちがクラウチ氏を・・・

魔法大臣にせよと叫んでいたのでした。そしてヴォルデモートがいなくなった時クラウチ氏がその最高の地位である魔法大臣の座に就くのは時間の問題だと思われたのだそうです。ところがそんなクラウチ氏にとっては・・・

不幸な事件が起きてしまったのでした。クラウチ氏の息子が死喰い人の一味と一緒に捕まったのです。その一味は言葉巧みにアズカバンを逃れた者たちでヴォルデモート卿を探し出して権力の座に復帰させようとしていました。

自分の評判を傷つけるような奴はそれが息子と云えども容赦はしない。クラウチ氏は息子を裁判にかけましたが決して温情などというものではなくクラウチ氏が「どれだけ自分の息子を憎んでいるのか?」を世間に・・・

公に見せるための口実に過ぎなかったのです。裁判を開いたものの結局クラウチ氏は自分の息子をまっすくアズカバン送りにしたのでした。ところが1年後に「その息子」がアズカバンで死んだという事態を受けて・・・

クラウチ氏は全てをやり遂げたと思った時に全てを失ったのでした。

息子は死に奥方も息子を追うように死んでしまって家名は汚され人気も大きく落ち込んだのでした。れっきとした家柄の立派な若者が何故そこまで大きく道を誤ったのか?やはり原因は父親のクラウチ氏だと・・・

父親が息子をかまってやれなかったからだと思われてしまったのでした。たまには仕事を早く切り上げて自宅に帰るべきだった。自分の息子をよく知る機会を作るべきだったと。だから息子はああなってしまったのだと・・・

こうしてクラウチ氏の敵失に救われる形でコーネリウス・ファッジが魔法大臣の座に就きクラウチ氏は「国際魔法協力部」などという傍流に押しやられてしまったのでした。

3-2.ヴォルデモート卿の復活を受けて
そんなわけで決して魔法界の人たちから強く望まれて魔法大臣に就任したというわけではなく、有力候補のクラウチ氏の敵失やダンブルドアの辞退を受けて大臣になったということで平時の際はそれで良かったのですが・・・

ダンブルドアが事の経緯を説明しながら「ヴォルデモート卿は復活した」と何度言い聞かせてもコーネリウス・ファッジは時には笑みさえ浮かべながら呆れ口調でヴォルデモートが帰って来たことを真っ向から否定したのでした。

さらに魔法大臣コーネリウス・ファッジはシリウス・ブラックだけではなく実はバーテミウス・クラウチ・ジュニアもアズカバンからの脱獄をやり遂げていたという事実が世間に知られてはまずいと思ったらしく・・・

尋問する相手が危険性のある者だから魔法大臣として護衛を連れて行くのかどうかを決めるのは私自身だなどと称してクラウチ・ジュニアのいる部屋に吸魂鬼を付き添わせたのでした。ところが同行させた吸魂鬼は・・・

部屋に入るなり即座にクラウチ・ジュニアに覆い被さって大臣が一言も尋問をしない内に「死の接吻」を施してしまったのでした。これでは最初からクラウチ・ジュニアを葬り去るつもりで来たことは明らかですよね。

クラウチ・ジュニアは口から魂を吸い取られて死よりも酷い状態になってしまいましたが、ファッジ大臣は「クラウチがどうなろうと何の損失にもならない!」とか「どうせ奴は何人も殺しているんだ」などと言って・・・

これではもはや「何故何人も殺したのか?」も証言できないではないかと言うダンブルドアに対してファッジは「そんなことは秘密でも何でもないだろう?」と喚き散らしていたのでした。何故か?と云えばそれは・・・

ファッジ大臣はクラウチ・ジュニアは「支離滅裂だ!」と主張したのでした。マクゴナガル先生やセブルス・スネイプから聞いた話によるとクラウチは全ての行動をヴォルデモートの命令でやったと思い込んでいると・・・

自分で勝手にそう思い込んでいたと言うのです。ヴォルデモートは確かに肉体を取り戻したとダンブルドアに言われた時ファッジ大臣は誰かに重たい物で顔を殴りつけられたような表情を浮かべたのでした。そして・・・

呆然として目を瞬きながら今聞いたことなど即座に信じろとは理解できないといった顔をしてダンブルドアにヴォルデモートが復活なんて「ばかばかしい」と「そんなことは有り得ない」とダンブルドアはファッジに・・・

何度も何度もそして幾つもの根拠を示して「ヴォルデモート卿は復活した」と繰り返し説明したのですが、魔法大臣コーネリウス・ファッジは決してダンブルドアの言うことを信じようとはしなかったのでした。

3-3.コーネリウス・ファッジの偏見と差別意識
まあ「平時ならこの人」といった感じでヴォルデモート卿亡き後の平和が戻った魔法界では「基本的には大らかな性格で周囲にあまり敵を作らない人」ということでファッジ大臣は歓迎されたんでしょうね。

これら「2つ」の偏見と云うか?差別意識は魔法界の多くの人々が抱いていたことだったため就任当時には問題にならなかったのですが、ヴォルデモート卿の復活を受けて大問題に発展することになってしまったのでした。

第1には「巨人」に対する激しい恐怖心と嫌悪感でした。コーネリウス・ファッジは突如としてホグワーツ魔法魔術学校に現れたクラウチ氏が再び消えた「禁じられた森」の袂(たもと)にボーバトンの生徒たちが・・・

滞在していたため「それだけのこと」で半巨人のボーバトンの校長マダム・マクシームが「クラウチを消し去った犯人なのでは?」と疑ったのです。さらにダンブルドアに対してもハグリッドのことを持ち出して・・・

ダンブルドアは身近にハグリッドという存在があるので巨人に対して少々甘いのではないか?連中は全部が全部無害というわけではない。もっとも確かにあれほど怪物好きのハグリッドを無害と云うのか?などと言って・・・

ダンブルドアがヴォルデモート卿は必ず利用しようとするから手遅れにならない内に巨人に使者を送るべきだと進言するとファッジ大臣はそんなことは「狂気の沙汰だ!」と突っぱねたのでした。そんなことをしたら・・・

みんな巨人のことを毛嫌いしているというのに私が巨人と接触しているなどと魔法界に噂が流れたら私の政治生命は終わりだとまで言い放ったのでした。これでは「私は骨が太いだけだ」と言いたくもなりますよね。

第2には「蛇語使い」に対する激しい恐怖心と嫌悪感でした。魔法界の人々は「何より蛇語を操るなんて闇の魔法使いである証拠だ!」と考えたのです。そのため2年生時にハリーが蛇語使いであることが明らかになると・・・

一連の襲撃事件の犯人はハリーなのでは?と疑われることになってしまったのでした。さらにファッジ大臣は「日刊予言者新聞」のリータ・スキーターが書いたハリーに関する記事の内容を鵜呑みにして・・・

ハリーが学校内のいたる所で発作を起こすと思い込んでハリーが言うことの全てを「そんなことは果たして本当のことなのか?」と言って真っ向から否定したのでした。こうしてハリーとファッジ大臣の蜜月関係は・・・

終焉を迎えてしまったというわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーは自分の目の前で起きたことを正直に話しただけなのにコーネリウス・ファッジはハリーが口にした集結した死喰い人の名前さえも「古い裁判記録で見つけたのだろう!」などと言って取り合わなかったのでした。

さらにファッジはマクゴナガル先生やスネイプに向かって「この13年間我々が営々として築いて来たものを全て覆すような大混乱を引き起こそうというつもりだな!」などと言ってヴォルデモート卿の復活を・・・

あくまでも「そんなことは絶対に有り得ない」と繰り返し否定したのでした。ダンブルドアは「ファッジがあのような態度を取るのであれば全てが変わって来る」と言って関係各人に自分のするべきことをするようにと・・・

そう言って即座に動き始めたのでした。

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