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今月はウィーズリーおじさんの誕生月ということで2週間に渡って2人の魔法大臣を紹介して来ましたが今週は魔法省の高級官僚の1人の「この人」を取り上げてみることにしました。前半の今日と明日は「何故アンブリッジはこれほどまでの差別主義者になったのか?」について考えてみたいと思います。(全3項目)

3-1.「闇の魔術に対する防衛術」の最初の授業で・・・
ドローレス・アンブリッジが著しく極端に片寄った差別主義者だということをハリーが知ったのはアンブリッジがホグワーツの「闇の魔術に対する防衛術」の教師になって最初の授業を受けた時でした。

アンブリッジは「この学校のやり方を批判したくはありませんが」と言いながら「あなた方はこれまで大変無責任な魔法使いに曝されて来た」と言って過去の教師の中には「非常に危険な半獣もいました」と言って・・・

暗にハリーたちが3年生の時に習ったルーピン先生のことを『半獣呼ばわり』したのでした。さらにシリウスがハリー、ロン、ハーマイオニーの3人に話した所によるとアンブリッジは過去には魔法省において・・・

「反人狼法」という法律を起草した経歴の持ち主だということを明らかにしています。その法律のお陰でリーマス・ルーピンは就職がほとんど不可能になったんだそうです。さらにアンブリッジは狼人間だけではなく・・・

どうやらアンブリッジは半人間を毛嫌いしているらしくハリーたちが4年生の時には水中人を一網打尽にして標識をつけようというキャンペーンもやったんだそうです。反人狼法の起草者だと聞いてハーマイオニーが・・・

シリウスに「狼人間にどうして反感を持つの?」と怒って訊くとシリウスはハーマイオニーの反応を喜ぶように「きっと怖いのさ」と答えたのでした。そのためアンブリッジは半巨人のハグリッドに対しても・・・

そういった差別感情を剥き出しにした態度や対応を取ったというわけなんですよね。

3-2.ハグリッドに対する対応
ハグリッドがダンブルドアの使者として巨人の居住地から帰って来た時ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人の次にハグリッドに会いに小屋に来たのはアンブリッジだったのでした。アンブリッジが小屋の戸口に立って・・・

見上げるような大きな体躯のハグリッドを見て「半巨人」と見るやアンブリッジは自身の持っている差別意識を早々に剥き出しにしてハグリッドに接して来たのでした。そんなアンブリッジが最初にしたこととは?

アンブリッジはまるで耳の遠い人に話しかけるかのようにゆっくりと大きな声で「それであなたがハグリッドなの?」と言ったのでした。そして答えも待たず名前も名乗らないでずかずかと小屋の中に入ると・・・

ハグリッドに「いったいお前さんは誰ですかい?」と問われてようやく自分の名前を名乗ったのでした。そして最後に自分は高等尋問官として同僚の先生方を査察するという義務があるのであなたとは再び会うことに・・・

まもなくあなたにお目にかかることになると申し上げておきますと言ってアンブリッジはハグリッドの小屋を出て行ったのでした。そしてハグリッドが「魔法生物飼育学」の教職に復帰しての最初の授業では・・・

何故か?遅刻して現れたアンブリッジは眉を吊り上げながらクリップボードに「原始的な身振りによる言葉に頼らなければならない」とか「記憶力が弱く直前のことも覚えていないらしい」などと書いてさらには・・・

言うに事欠いてハグリッドが復帰後最初の授業で取り上げたセストラルのことを「魔法省は危険生物に分類している」とケチをつけたのでした。そんなアンブリッジの指摘に対してハグリッドがセストラルのことを・・・

セストラルが危険なものか!そりゃ散々嫌がらせをすれば噛み付くかもしれないがと反論するとアンブリッジは今度はクリップボードに「暴力の行使を楽しむ傾向が見られる」と書いたのでした。その後もアンブリッジは・・・

歩く仕草をして見せたり自分の口を指差して口をパクパクさせるなどハグリッドにはまるで普通の言葉が通じないかのように身振り手振りをして見せたのでした。そして生徒たちにハグリッドのことを訊き始めたのですが?

先入観バリバリでハグリッドのことを正当に評価する気などないことは火を見るより明らかでした。そのためハグリッドはトレローニー先生に続いて2人目の「停職候補」にされてしまったのでした。

3-3.ケンタウルス対ドローレス・アンブリッジ
そのトレローニー先生をクビにしたアンブリッジだったのですが、どういうわけか?後任の「占い学」の教師になったケンタウルスのフィレンツェの授業には一度も査察に来なかったのでした。それは何故か?と云えば・・・

ハリーが「その理由」を知ったのはふくろう試験が終了した後にハーマイオニーとアンブリッジの3人で「禁じられた森」に足を踏み入れた時でした。ハーマイオニーの陽動作戦で3人はケンタウルスに取り囲まれて・・・

空を切って1本の矢が飛んで来たのでした。そしてドスッという恐ろしげな音を立ててハーマイオニーの頭上の木に突き刺さったのでした。沢山の蹄の音がして森の底が揺れるのを感じるようになるとアンブリッジは?

アンブリッジは小さく悲鳴を上げながらハリーを盾にするように自分の前に押し出したのでした。ハリーがそれを振り解いて周囲を見回すと四方八方から50頭余りのケンタウルスが矢を番え弓を構えながら現れたのでした。

ハリーが横目で見るとハーマイオニーは勝ち誇ったような笑顔を浮かべていたのでした。一方アンブリッジは恐怖でヒーヒーと小さく奇妙な声を上げていたのでした。もはやケンタウルスへの恐怖心でアンブリッジは・・・

ハーマイオニーに「図ったわね!」と怒る心の余裕さえないようでした。ハグリッドから「マゴリアン」と呼ばれていた栗毛のケンタウルスがアンブリッジに「誰だと聞いているのだぞ、人間」と荒々しく言うと・・・

アンブリッジはわなわな震える杖をマゴリアンに向けながら恐怖で上ずった声で「私はドローレス・アンブリッジ」と答えたのでした。アンブリッジが魔法省の役人だと名乗るとマゴリアンの周囲のケンタウルスたちは・・・

落ち着かない様子でザワザワと動いたのでした。するとアンブリッジは前にも増して高い声で自分に危害を加えるようなことをすればタダでは済まないという意味の言葉を言ったのでした。ところが!その中の・・・

「お前たちのような半獣がヒトを攻撃すれば」という文言がケンタウルスの逆鱗に触れたようでした。さらにとどめの一言は「ヒトに近い知能」でした。アンブリッジのその言葉を聞いたケンタウルスたちは怒り狂って・・・

マゴリアンがアンブリッジの「ヒトに近い知能」という言葉を繰り返すとベインや他の数頭たちは激怒して唸り蹄で地面を掻いていたのでした。そして怒りに猛り狂ったマゴリアンはアンブリッジにこう言い放ったのでした。

「人間!我々はそれが非常な屈辱だと考える!我々の知能は有り難いことにお前たちのそれを遥かに凌駕している」

さらによせばいいのにアンブリッジは「魔法省が許可しているからお前たちはここに住んでいられるんだ」とか「汚らわしい半獣」などとケンタウルスたちの感情をさらに逆撫でする内容の言葉や発言を連発したために・・・

怒りに叫び吼え哮(たけ)るケンタウルスの集団に「禁じられた森」の奥深くに連れ去られてしまったのでした。結果としてアンブリッジはケンタウルスに対する恐怖心をさらに増幅させることになってしまったのでした。

今日の最後に
今改めて思い至ることは「どうしてアンブリッジはここまでケンタウルスを恐れるようになったんだろう?」ということですよね。ハリーはホグワーツに入学した最初の年度に罰則を通じてケンタウルスと出会って・・・

その時のケンタウルスは当然殺気立ってはいなかったのでハリーはケンタウルスのことを「怖い」などとは微塵も思わなかったというわけです。それじゃあアンブリッジは過去に殺気立ったケンタウルスと出会ったことが・・・

あったのでしょうか?私は決して経験に基づくものではなく間違った内容や曲解された伝聞などが元になってアンブリッジはケンタウルスや数々の生き物などに対して恐怖心を抱くようになったとそう思いますね。
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