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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

3月1日が誕生日ということで先週はロン・ウィーズリーを取り上げましたが、今週はそれに関連してロンがダンブルドアから形見として遺贈された「この魔法道具」を取り上げてみることにしました。7巻で大活躍したのは周知の事実ですが7巻以前でも回数は少ないものの要所要所で登場して使われています。(全3項目)

3-1.初登場シーン
まあ今さらという感じがしないでもないですが、一応改めて紹介してみると第1巻「賢者の石」の冒頭章でアルバス・ダンブルドアとほぼ同時に初登場していますね。プリベット通りに現れたダンブルドアが・・・

通りの向こうから自分を見つめているマクゴナガル先生を見つけてクスクス笑いをしながらマントの中から取り出したのが銀のライターのような物つまりそれが「灯消しライター」だったというわけなんですよね。

ダンブルドアが高くかざして「カチッ」と鳴らすと一番近くの街灯が「ポッ」と小さな音を立てて消えたのでした。もう1回カチッと鳴らすと次の街灯が揺らめいて闇の中に消えていったのでした。こうして・・・

「灯消しライター」を12回カチカチと鳴らすと12個の街灯が次々と消えて残る灯りは遠くの針の先でつついたような2つの点だけになったというわけです。それは猫に変身したマクゴナガル先生の目だったのでした。

そして全ての事が済んでダンブルドアにマクゴナガル先生にハグリッドの3人がプリベット通りを離れる時にダンブルドアが再び「灯消しライター」を取り出して「カチッ」と1回だけ鳴らすと12個の街灯が一斉に・・・

12個の街灯が一斉に点りプリベット通りは急にオレンジ色に照らし出されたというわけなんですよね。ダンブルドアはハリーに囁くように「幸運を祈るよ、ハリー」と呟いた後にプリベット通りを離れたのでした。

3-2.それ以降6巻までの登場シーン
この後「灯消しライター」は私の記憶に間違いがなければ第5巻「不死鳥の騎士団」と第6巻「謎のプリンス」でそれぞれ1回ずつ街灯の灯りを消すために登場しているんですよね。まず第5巻「不死鳥の騎士団」では・・・

上巻97ページでハリーが先発護衛隊に囲まれてプリベット通り4番地を出発してロンドンのグリモールド・プレイス12番地に到着した時にマッド・アイ・ムーディがマントの中から取り出して使っていますね。

ムーディが取り出した「灯消しライター」を掲げてカチッと鳴らすと一番近くの街灯がポンと消えたのでした。そして広場の街灯が全て消えるまでムーディは「カチッ」を繰り返したのでした。こうして・・・

残る明かりはカーテンから漏れる窓明かりと頭上の空の三日月だけになったのでした。そしてムーディは灯消しライターをポケットにしまいながら「ダンブルドアから借りた」とハリーに唸るように言ったのでした。

そしてムーディは「これで窓からマグルが覗いても大丈夫だろうが?」と言ってハリーの腕を掴むと芝生から道路を横切って歩道へと引っ張っていったのでした。そしてハリーと先発護衛隊が家の中に入ると・・・

ムーディは階段の一番上に立ち「灯消しライター」で盗み取った街灯の明かりを元に戻したのでした。明かりが街灯の電球に飛び込むと広場は一瞬の内にオレンジ色に輝いたというわけなんですよね。

第6巻「謎のプリンス」では上巻67ページで夏休みに入ってから2週間後にダンブルドアがやはりプリベット通り4番地にハリーを迎えに来る時に使っていますね。前述のように前年度の夏休みにマッド・アイが・・・

「ダンブルドアから借りた」と言って灯消しライターを使っているのを見ているのでハリーは目覚まし時計の時刻が「11時」になって窓の外の街灯が消えるのを合図に起き出してダンブルドアが長いマントを・・・

長いマントを翻して庭の小道を歩いて来るのを確認した後にようやく荷造りを始めたというわけなんですよね。自分を迎えに来るダンブルドアの姿を確認しないことには荷造りを始める気にはなれなかったというわけです。

3-3.アルバス・ダンブルドアからロンへ
今回改めて「灯消しライター」の登場シーンを読み返してみて頭に浮かんだ疑問点があったんですよね。それは「明かりを消すのか点すのかの切り替えはどうやってしているんだろう?」ということです。

最初に思ったことは「消す時用と点す時用の2つのスイッチがあるのかな?」ということでした。しかしいずれの場面にも「スイッチが2つある」といった記述や表現は出て来ませんでした。ということは?

多分何と云ってもダンブルドアが発明した物ですから「スイッチを入れる人物の意思や気持ちを読み取って作動する」ということのようですね。この場面では「明かりを点けたいのか消したいのか?」を・・・

「灯消しライター」が感じ取って作動する仕組みになっているみたいですね。こうして7巻以前では第1巻「賢者の石」と第5巻「不死鳥の騎士団」とそれに第6巻「謎のプリンス」にそれぞれ1回ずつの合計3回・・・

登場した「灯消しライター」だったのですが、アルバス・ダンブルドアの死後は遺言書に記されていたのでロンことロナルド・ビリウス・ウィーズリーに遺贈されたというわけなんですよね。しかしそれにしても・・・

私は当初は「ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人だけじゃなくて他の人にも遺贈品を残せばよかったのに」と思ったりもしたんですが、おそらくダンブルドアはそういうことをしたりすればハリーたち3人が・・・

「自分たちが貰った物だって実は意味の全くない物かもしれない」と思うのを恐れたからでしょうね。だからこそスクリムジョールも「何らかのメッセージが込められているに違いない!」と考えたというわけです。

今日の最後に
魔法大臣ルーファス・スクリムジョールもダンブルドアが個人に遺贈した物品がハリー、ロン、ハーマイオニーの3人のみに対してだったので「きっと何か意味があるに違いない!」と考えて1ヵ月間に渡って・・・

その意味を考え続けていたのですが、結局遺贈された当のハリー、ロン、ハーマイオニーたちでさえ「どうしてダンブルドアはこれを?」それぞれ3人に遺贈したのか?の意味は全く分らなかったというわけなんですよね。

そんなわけで当然最初は明かりを消したり点けたりすることのみに使われていたのですが・・・

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