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「今年が俺の最後の年で最後のチャンスなんだ!」ということで背水の陣で臨んだクィディッチ・シーズンだったのですが、最終戦の相手がスリザリンということで今まで誰も経験したことのない緊張感の中で試合は始まったのでした。そしてホグワーツ卒業後のオリバー・ウッドは?(全3項目)

3-1.かつてない緊張感
知っている人はよくよくご存知のようにホグワーツのクィディッチ試合というのは毎年全く同じ日程と組み合わせで行われるので開幕戦はグリフィンドール対スリザリン戦と決まっています。ところがハリー3年生の時は・・・

「その試合」が優勝杯を賭ける最終戦に回ってしまったために今まで誰の記憶にもないほどに寮同士の緊張が爆発寸前にまで高まったのでした。ウッドが「ハリーを決して1人にはしないように」と指令を出していたため・・・

グリフィンドールは寮を挙げてウッドの「この使命」を熱く受け止めたので、ハリーはいつも大勢に取り囲まれてしまい各科目の授業に時間通りに着くことさえできませんでした。さらにハリーは毎日続く練習に加えて・・・

ウッドとの果てしない作戦会議の合間に宿題をやらなければならなかったのでした。しかし作戦会議といってもウッドがハリーに繰り返し説くのはハリーがシーカーであるが故の「このこと」ばかりだったのです。それは?

「いいか。スニッチを掴むのは必ずチームが50点以上、差をつけた後だぞ」

「俺たちが50点以上取ったらだ。さもないと試合に勝っても優勝杯は逃してしまう。判るか。判るな?スニッチを掴むのは必ず俺たちが」

とウッドが同じことを何度も何度も言うので・・・

ハリーはついに切れてこう叫んだのでした。

「判ってるったら、オリバー!」

3-2.悲願の初優勝!
そんなわけで試合前夜には緊張が高まる余りグリフィンドール寮の談話室では通常の活動が全て放棄されたのでした。ハーマイオニーでさえ本を手放したのでした。オリバー・ウッドは「何をしていたのか?」と云えば・・・

隅のほうでクィディッチ・ピッチの模型の上に屈み込み杖で選手の人形を突きながら1人でブツブツ呟いていたのでした。そして突然立ち上がると一声「選手!寝ろ!」と叫んだのでした。そして試合当日朝のウッドは?

ウッドは朝食の間はずっと選手に「食え、食え」と勧めウッド自身は何にも口にしなかったのでした。その後は他のグリフィンドール生が誰もまだ食べ終わっていないのに状態を把握するためにピッチに行けと・・・

選手を急かしたのでした。競技場に入るとウッドは「風らしい風はないし太陽は少し眩しいから用心しろよ」などと言ってチーム全員を引き連れてピッチをしっかり確認しながら試合開始時刻が来るのを待ったのでした。

こうして始まった試合はグリフィンドールが早々とリードを奪ったことでハリーが参加した試合の中では最悪の泥試合になってしまったのでした。リードを奪われて頭に来たスリザリンはクアッフルを奪うためには・・・

手段を選ばないという戦法に打って出て来たのです。そのためグリフィンドールもスリザリンも反則の連続でペナルティ・ゴールの応酬ということになったのでした。つまりはそのしわ寄せはゴールキーパーに行ったのでした。

しかしウッドはそのたびにファインセーブでゴールを死守してグリフィンドールはリードを広げていったのでした。ところがスコアが「80対20」となった所でハリーは心臓が止まるようなものを見たのでした。マルフォイが!

ドラコ・マルフォイが勝ち誇った顔で急降下していたのです。その先には金色に煌くスニッチがあったのです。ハリーはファイアボルトを急き立ててマルフォイを追って降下しましたがマルフォイのほうが遥かにリードを・・・

「行け!行け!行け!」

マルフォイに近づいて行く。マルフォイの踵まで追いついた。マルフォイに並んだ。

ハリーは両手を箒から放し思いっきり身を乗り出してマルフォイの手を払いのけてスニッチを掴んだのでした。そして一番にハリーの元に飛んで来たのは涙でほとんど目が見えなくなっていたウッドだったのでした。

オリバー・ウッドはハリーの首を抱き締めハリーの肩に顔を埋めて止めどなく泣きに泣いたのでした。最終学年の最後のシーズンでオリバー・ウッドは念願のクィディッチ優勝杯をついに獲得したのでした。

3-3.ホグワーツ卒業後は?
そんなわけでやっとこさ最終学年の最後のシーズンにクィディッチ優勝杯を獲得することができたオリバー・ウッドだったのですがハリーとはクィディッチ・ワールドカップ決勝戦のキャンプ場で顔を会わせていますね。

ホグワーツを卒業した直後のウッドは自分のテントにハリーを引っ張って行って両親にハリーを紹介した後にプロチームのパドルミア・ユナイテッドと二軍入りの契約を交わしたばかりだと興奮してハリーに告げていますね。

さらにはホグワーツの戦いにもフレッド・ジョージの呼びかけに応じてアンジェリーナ・ジョンソン、ケイティ・ベル、アリシア・スピネットらのかつてのグリフィンドールのチームメートと共に参加していますね。

ただハリーがスネイプの記憶を見て自分の「死ななければならない運命」を知った後に「禁じられた森」に向かう途中ではネビルと一緒に戦いで死んだ犠牲者の遺体を運ぶ仕事をしています。しかしここで1つ言えるのは・・・

「この時点」で生き残っていたのですからオリバー・ウッドもおそらくホグワーツの戦いでは戦死を免れて生き残ったんでしょうね。

最後に
今回改めてオリバー・ウッドを中心にクィディッチを振り返ってみて「どれだけ多くの困難やアクシデントを乗り越えての優勝杯獲得だったのか!」ということを知ってウッドの気持ちが痛いほどよく判りましたね。

さて!ずっとずっと今月はロン・ウィーズリー絡みの記事をお届けして来ましたが本日でそれは終了ということになります。来週からはまた選手交替といった感じで4月1日が誕生日の「あの2人」が登場します。
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