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ダンブルドアもいなくなったことだし「ちょっとした大混乱こそ親愛なる新校長にふさわしい」ということでドローレス・アンブリッジがホグワーツの校長職に就任したことを記念して(?)フレッドとジョージは学校全体を舞台にした超一大イベントショーを企画・実行したのでした。2人が学校に放った野獣とは?(全3項目)

3-1.野獣は野に放たれた
フレッドとジョージの「退学を覚悟した?」とも受け取れる発言にハーマイオニーは「あなたたちを追い出す口実ならアンブリッジを大喜びさせるだけだからダメよ!」と言ったのですが、そんなハーマイオニーに・・・

フレッドは笑顔も見せながら「分ってないなぁ」と言ったのでした。自分たちはもはや「ここにいられるかどうか?なんて気にしていない」と言うのです。ダンブルドアがいなくなってしまった今に至っては俺たちは・・・

今すぐにでも学校を出て行きたいところだが、ダンブルドアのために自分たちの役目を果たす決意だとフレッドは言ったのでした。そしてフレッドは腕時計を確かめながら「第1幕がまもなく始まる」と告げたのでした。

だから悪いことは言わないから昼食を食べに大広間に入ったほうがいいと言うのです。そうすれば先生方には無関係だと判るからと言うフレッドにハーマイオニーは心配そうに「何に無関係なの?」と訊きましたが・・・

ジョージは「今に判る」だから大広間に早く入れと言うのです。

みんなにそう告げるとフレッドとジョージは背を向けて昼食を食べに階段を下りて来る人混みの中へと姿を消したのでした。こうしていよいよホグワーツを舞台にした一大イベントショーの幕が切って落とされたのでした。

野獣が野に放たれる時がついにやって来たというわけです。

3-2.ウィーズリーの暴れバンバン花火
フレッドとジョージが事を起こした時ハリーはアンブリッジの部屋にいました。アンブリッジが真実薬で色々吐かせようとハリーを呼び出したからです。「ドーン」という音が響いて部屋の床が揺れるとアンブリッジは?

アンブリッジは横滑りして机にしがみつきショックを受けた顔をして扉のほうを見つめていました。数階下のほうから走り回る音や悲鳴が聞こえて来たのでした。アンブリッジに続いてハリーが部屋を出ると大騒ぎの原因は?

それはいとも簡単に見つかったのでした。一階下は破裂した伏魔殿状態でした。フレッドとジョージは何か巨大な魔法の仕掛け花火のようなものを爆発させたようでした。全身が緑と金色の火花でできたドラゴンが・・・

何匹も階段を往ったり来たりしながら火の粉を撒き散らしてバンバンと大きな音を立てていました。直径が1.5メートルもあろうかというショッキングピンクのネズミ花火がビュンビュンと破壊的に飛び回っていたのでした。

ロケット花火がキラキラ輝く銀色の星を長々と噴射しながら壁に当たって跳ね返っていました。線香花火は勝手に空中に文字を書いて悪態をついていました。爆竹はハリーの目の届く全ての所に地雷のように爆発していました。

普通なら燃え尽きたり消えたり動きを止めるハズなのに2人が放ったこの奇跡の仕掛け花火はハリーの視線をもエネルギー源にしているようでした。ハリーより先に部屋を出たアンブリッジと管理人のフィルチはと云えば・・・

2人は恐怖で身動きできないようで階段の途中で立ち尽くしていました。ハリーの目前で大きめのネズミ花火が「もっと広い場所で動こう」と決めたらしくアンブリッジとフィルチに向かってシュルシュルシュルシュルと・・・

不気味な音を立てながら回転して2人に向かって突撃して来たのでした。2人とも恐怖の悲鳴を上げて身をかわしたのでした。するとそのネズミ花火はそのまま進んで2人の背後の窓から飛び出して校庭に出て行ったのでした。

さらにドラゴンが数匹と不気味な煙を吐いていた大きな紫のコウモリが廊下の突き当たりの扉が開いているのを「これ幸い」とばかりに三階に抜け出して行ったのでした。このまま放置すれば学校中に広がるということで・・・

「ステューピファイ!麻痺せよ!」

アンブリッジがロケット花火の1つに「失神呪文」を命中させましたが、花火は空中で固まるどころか大爆発してセンチメンタルな顔の魔女の絵に穴を空けたのでした。魔女は間一髪で逃げ出し隣の絵に避難したのでした。

ハリーは笑いながら頭を低くして駆け出し先の廊下のタペストリーの裏の隠れた扉の中に逃げ込んだのでした。するとそこにフレッドとジョージも隠れていたのでした。アンブリッジとフィルチが叫ぶ声を聞きながら・・・

ハリーはニヤッと笑って2人に言ったのでした。「本当に凄い!君たちのせいでドクター・フィリバスターも商売上がったりだよ。間違いない」そう言うハリーにジョージは笑いすぎて流れた涙を拭きながら言ったのでした。

「あいつが次に消失呪文を使ってくれるといいんだけどな。そのたびに花火が10倍に増えるんだ」

こうして花火は燃え続け学校中に広がったのでした。

すると?先生方は?

3-3.新校長ドローレス・アンブリッジ様の就任初日
マクゴナガル先生は自分の教室の周りにドラゴン花火が1匹舞い上がりバンバンと大きな音を出したり火を吐いたりしているのを見て「おや、まあ」と言った後に茶化すようにラベンダー・ブラウンにこう言ったのでした。

「校長先生の所に行って教室に逃亡した花火がいると報告してくれませんか?」

校長に就任した初日の午後アンブリッジは学校中を飛び回って過ごすことになったのでした。先生方が「何故か?」校長なしでは自分の教室から花火を追い払えないと校長を呼び出したからです。そのためアンブリッジは・・・

最後の終業ベルが鳴りカバンを持ってグリフィンドール塔に戻る途中でハリーはフリットウィック先生の教室から髪の毛は振り乱し煤だらけで汗ばんだ顔のよろよろのアンブリッジを見て大いに満足したのでした。

「先生どうもありがとう!線香花火はもちろん私でも退治できたのですが何しろそんな権限があるかどうか分らなかったので」

フリットウィック先生はこう言って笑うと噛み付きそうなアンブリッジの鼻先で教室の扉を閉めたのでした。因果応報とはまさに「この時」のアンブリッジにピッタリ当てはまるというわけなんですよね。つまりは・・・

あまりにも自分自身に権力や権限を集中させすぎたために「校長の判断を仰がないと何も決められない」という状況に陥ってしまったのです。良かれと思ってしたことが逆に自分の首をしめる結果になってしまったのでした。

その日の夜グリフィンドール寮の談話室ではフレッドとジョージは英雄でした。ハーマイオニーですら興奮した生徒たちを掻き分けて2人に「おめでとう」を言ったのでした。ハーマイオニーにまで花火を賞賛されて2人は?

ハーマイオニーに「素晴らしい花火だったわ」と言われてジョージは「ありがとよ」と言いながら驚いたようなうれしいような顔をしたのでした。当然2人の元には花火の注文をする生徒が殺到したというわけです。

こうしてホグワーツ魔法魔術学校全体を舞台にした一大デモンストレーションは大成功したというわけなんですよね。

今日の最後に
ご存知のようにハリーは2月14日にホグズミード村でインタビューを受けて、それがルーナのお父さんが発行している雑誌「ザ・クィブラー」に載って一大センセーショナルを巻き起こしたというわけなんですよね。

そのためフレッドとジョージもそんなハリーに触発されて「俺たちも何か学校全体を舞台にした大がかりなイベントができないだろうか?」と考えた末に企画されたのがこの花火だったんじゃないかな?と私は思いますね。

それに呼応してホグワーツの先生方も「2人から享受したこのチャンスを逃す手はない!」というわけで、わざわざ来てもらう必要など全くないのに自分の教室に新校長のアンブリッジを呼び出したというわけなんですよね。
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