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フレッドとジョージはホグワーツを去りましたが、ホグワーツ校内では2人の行動に触発されて新たな動きが始まるなど余韻冷めやらぬといった雰囲気だったのでした。一方ロンとハーマイオニーの間では「2人は開店資金をどうやって手に入れたのか?」を巡って議論となりハリーがついに・・・(全3項目)

3-1.フレッドとジョージ逃亡の余波、その1
それから数日間フレッドとジョージの自由への逃亡は何度も繰り返し語られたのでした。ハリーはまもなく2人の話がホグワーツの伝説になることは間違いないと確信するに至ったのでした。何故なら1週間の後には・・・

その場面を目撃した者でさえ「箒に乗った2人が急降下爆撃してアンブリッジにクソ爆弾を浴びせかけた」という話を半分真に受けていたからです。その上2人は誰もが簡単に自分たちを忘れないようにして去っていったのです。

例えば東棟の6階の廊下の「あの」ハリーのためにアンブリッジを自分の部屋から引き離すために作ったという沼地を消す方法を残していかなかったのです。アンブリッジとフィルチが色々な方法を試みてはいましたが・・・

そのいずれもが上手くいっていませんでした。ついにその区域に縄が張り巡らされフィルチは怒りで歯軋りしながら渡し舟で生徒を教室まで運ぶ仕事をさせられたのでした。マクゴナガル先生かフリットウィック先生なら・・・

簡単に沼地を消せただろうとハリーは思いましたが、イースター休暇前の「暴れバンバン花火」と同じで先生方はアンブリッジに格闘させて「高みの見物を決め込んだほうがいい」と判断したようです。さらに箒の件では・・・

フレッドとジョージが自分たちの箒を取り戻すのに「呼び寄せ呪文」を使ったので「また同じ手を使われてはかなわない」とアンブリッジが思ったのか?ハリーのファイアボルトは地下牢に移され警備が強化されたようです。

噂ではアンブリッジが武装したトロールの警備員を置いて見張らせているらしい?とのことでした。しかしアンブリッジの苦労はまだまだこんな程度では済まなかったのでした。フレッドとジョージがいなくなったことで・・・

ホグワーツの校内は・・・

3-2.フレッド、ジョージ逃亡の余波、その2
フレッドとジョージがいなくなったことで大勢の生徒が今や空席になった「悪ガキ大将」の座を目指して競い始めたのでした。フレッドとジョージという二大勢力がいなくなってホグワーツ校内は群雄割拠状態となり・・・

フィルチは乗馬用の鞭を手に悪ガキを捕まえようと血眼になって廊下のパトロールをしましたが、何しろいかんせん数が多いので「どこから手をつければいいのか?」さっぱり分らないという状況になってしまったのでした。

尋問官親衛隊もフィルチを助けようとしましたが隊員に次々と変なことが起きたのでした。例えばパンジー・パーキンソンは鹿の角が生えて来て次の日の授業を全休するハメになったのでハーマイオニーは大喜びしたのでした。

さらにフレッドとジョージが学校を去る前に「ずる休みスナックボックス」をいかに沢山売っていたのかがアンブリッジの授業で明らかにされたのでした。アンブリッジが教室に入って来るだけで生徒たちは多種多様に・・・

気絶するやら吐くやら危険な高熱を出すやら鼻血をどっと出す生徒等が大量発生してアンブリッジは何とか原因を突き止めようとしましたが生徒たちは一様に「アンブリッジ炎です」と主張したのでした。おそらく2人が・・・

フレッドとジョージがスナックボックスを生徒たちに売る際に「アンブリッジに訊かれたらこう答えろ」と入れ知恵したんでしょうね。さらに混乱に拍車をかけたのはフレッドの別れの言葉を深く胸に刻んだビーブズでした。

ビーブズはホグワーツ校内を所狭しと暴れ回りその凄まじさは悪ガキ大将を目指す生徒たちを遥かに凌ぐ勢いでした。何といっても生徒たちとは違ってビーブズの場合は授業に出る必要がないので当然と云えば当然ですよね。

アンブリッジを助ける教職員はフィルチ以外には誰もいませんでした。それどころかクリスタルのシャンデリアを外そうと躍起になっているビーブズのそばをマクゴナガル先生が知らん顔で通り過ぎるのをハリーは見ました。

さらにマクゴナガル先生は口を動かさずにビーブズに「反対に回せば外れます」と教えていたのでした。こうしてフレッドとジョージがいなくなったホグワーツの校内は秩序を取り戻すどころかか混乱に拍車がかかって・・・

かえって混迷の度を増すことになったのでした。

3-3.ついに明かす時が来た
そんなわけでフレッドとジョージがホグワーツを去ったことでロンとハーマイオニーの間で議論になったのが「2人はダイアゴン横丁に店を出す資金をどうやって工面したのか?〕ということでした。それというのも・・・

ハリーは昨年の年度末に三大魔法学校対抗試合の優勝賞金をフレッドとジョージに譲り渡したことをロンとハーマイオニーにすら話していなかったのです。ハーマイオニーはもしダイアゴン横丁に本当に2人の店が・・・

あるのなら前々から計画していたに違いないと言うのです。それに対してロンもダイアゴン横丁なんかに場所を借りるためには莫大な資金が必要なハズだと言ったのでした。そんなに沢山の金貨を手に入れるために2人は・・・

「何をやっていたのか?」自分はもちろんのこと母親のウィーズリーおばさんも知りたいだろうなと言ったのでした。そこでハーマイオニーが言い出したことが昨年の夏休み中にマンダンガス・フレッチャーが手に入れて・・・

ハリーの護衛を途中で辞めて手に入れたという盗品の鍋をフレッドとジョージに売らせていたんじゃないかしら?というものでした。そこで2人に犯罪の嫌疑がかかるのなら沈黙を守る意味がないということでハリーは・・・

「マンダンガスじゃないよ」とハリーが短く言うと・・・

ロンとハーマイオニーは同時に「どうして判るの?」

ハリーは迷いましたが告白する時がついに来たと思ったのでした。優勝賞金を2人にあげたことを告げるとロンは「これで2人が店を出したことは自分じゃなくてハリーの責任ということになる」と大喜びでしたが・・・

ハリーが恐れていたのは当然ハーマイオニーの反応だったというわけです。ハーマイオニーはその時受けていた「呪文学」の授業中ハリーとは一度も口を利かなくなり怒っているのは火を見るより明らかでした。そして・・・

その後の休憩時間中にハリーは「閉心術の訓練を再開するようにスネイプにいつ言いに行くのか?」という話を蒸し返されるというしっぺ返しを食らうことになってしまったのでした。ハリーはロンとハーマイオニーに・・・

シリウスとルーピンの2人が閉心術の訓練の再開を強く望んでいることを話してしまったのです。この時になって2人とりわけハーマイオニーに「そのこと」を告白してしまったことを後悔したハリーだったのでした。

最後に
こうしてダイアゴン横丁93番地に悪戯専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ店」を開店させたフレッドとジョージだったのですが、お店は当然大繁盛のようでロンとハーマイオニーが入院していた病棟には・・・

2人が贈った蛙チョコレートがこんもりと山積みされてロンのベッド脇の机に置かれていたのでした。さらにハリーたちがホグワーツ特急に乗ってキングズ・クロス駅に帰って来た時には2人は駅のプラットホームで・・・

けばけばしい緑色の鱗状の生地で出来た新品のジャケットを着てハリーたちを出迎えたのでした。何でも最高級のドラゴン革なのだそうです。事業が大繁盛しているので自分たちに少しご褒美をくれてやったとのことでした。
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