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バーノン叔父さんも魔法大臣コーネリウス・ファッジも許可証にサインしてくれずマクゴナガル先生にも最後通告を突きつけられてしまったのでホグズミード村に行くことができなくなってしまったハリーだったのですが、そんなハリーを気の毒に思ってフレッドとジョージが助け舟を出してくれたのでした。しかし!(全3項目)

3-1.「忍びの地図」を使って・・・
そんなわけで当サイトでは種々形を変えて何度も取り上げて来た場面なんですが、ハリーは3年生のクリスマス休暇に入る前の日の土曜日にフレッドとジョージから「忍びの地図」を譲り受けて待望のホグズミード村に・・・

行くことが出来たというわけなんですよね。観音開きの撥ね戸を押し開けるとそこはハニーデュークス店の地下倉庫で木箱やケースが沢山置いてあったのでした。そこからハリーは階段を昇り店内へと抜け出たというわけです。

ハニーデュークスの店内は客が一杯で大混雑していて誰もハリーを見咎めませんでした。棚という棚には噛んだら甘い汁がたっぷり出そうな菓子が沢山並んでいました。ハリーは甘いお菓子が大好きなダドリーのことを・・・

ハリーが今どんな所にいるのかを見たら「どんな顔をするだろう?」と思うと笑いが込み上げて来るのでした。ねっとりしたヌガーやピンク色に輝くココナッツ・キャンディに蜂蜜色のぷっくりしたタフィーさらには・・・

整然と並べられた何百種類ものチョコレートに百味ビーンズが入った大きな樽にロンが話していた浮上炭酸キャンディにフィフィ・フィスビーと「どれだけあるんだ?」というほどに幾多の菓子がそこには売られていたのでした。

「特殊効果」と書かれた看板の棚だけでも・・・
「ドルーブル風船ガム」「歯磨き糸楊枝型ミント」「黒胡椒キャンディ」「ブルブル・マウス」「ヒキガエル型ペパーミント」「綿飴羽根ペン」「爆発ボンボン」とここだけでも膨大な種類のお菓子がありますよね。

ハリーは6年生の群れている中をすり抜けて店の一番奥の「異常な味」という看板が掛かっているコーナーにそっと近づいたのでした。そこにロンとハーマイオニーがいてハリーへの土産を品定めしていたからです。

3-2.パブ「三本の箒」にて
血の味がするペロペロ・キャンデイを「こんな物は吸血鬼(ヴァンパイア)用だからハリーは欲しがらないわ」とハーマイオニーが言うのに対してロンが「じゃ、これは?」と言ってゴキブリ・ゴソゴソ豆板の瓶を・・・

ハーマイオニーの鼻先に突きつけた所でハリーが「絶対イヤだよ」と言って2人に声を掛けたので危うくロンは持っていた瓶を落としそうになったのでした。突如現れたハリーに驚いたハーマイオニーは金切り声を上げて・・・

もう一方のロンは「姿現わし術が使えるようになったんだ!」と感心していたのですが、ハリーは「まさか。違うよ」と言ってフレッドとジョージから「忍びの地図」を譲り受けた次第を2人に説明したのでした。すると?

ハーマイオニーは「マクゴナガル先生にお渡しするわよね?」と言うのに対してロンは「こんないい物が渡せるか!」という至極当然な「ある意味」予想通りの2人の反応が返って来たのでした。そして合流した3人は・・・

ハリーは初めてのホグズミード村だったので2人は「あれが郵便局」とか「ゾンゴの店はあそこ」などとハリーに教えてくれていたのですが、マフラーをしていても歯がガチガチいうほど寒かったというのにハリーは・・・

フレッドとジョージに声を掛けられて急遽村に来ることになってしまったので、マントすら着ておらずロンの提案でパブ「三本の箒」に行ってバタービールを飲もうということになったのでした。ところがそこに・・・

マクゴナガル先生とフリットウィック先生さらにはハグリッドと魔法大臣コーネリウス・ファッジの4人が入って来たのです。ロンとハーマイオニーは咄嗟にハリーを頭から押さえつけてテーブルの下に隠したのでした。

さらにハーマイオニーは近くに置いてあったクリスマス・ツリーを動かして自身とロンの2人も4人から見えないように隠してしまったのでした。それが結果として4人の「あの話」を引き出すことになってしまったのです。

まさか同じ店内にハリー、ロン、ハーマイオニーの3人がいるとは夢にも思っていないハグリッドに魔法大臣それに2人の先生方は「ハリーの耳には絶対入れてはいけない」あの話をハリー本人の前でしてしまったのです。

この夏アズカバンを脱獄したシリウス・ブラックの裏切りでハリーの両親がヴォルデモートに殺されたこと。さらにはシリウス・ブラックがハリーのお父さんジェームズ・ポッターの無二の親友だったこと。さらには・・・

シリウス・ブラックがハリーの名付け親だということも・・・

3-3.悪事はいずれ露見する
こうしてフレッドとジョージから譲り受けた「忍びの地図」のお陰でホグズミード村に行くことが出来るようになったハリーだったのですが、回数が重なれば行動が徐々に大胆になりやがては表沙汰になるというわけです。

ドラコ・マルフォイに腰巾着のクラッブとゴイルに泥を投げつけるなんてことをしなければスネイプに決定的な証拠を掴まれることもなかっただろうに。これも回数を重ねた結果というわけなんですよね。こうしてハリーは?

ハリーは「マルフォイは多分幻覚を(見た)」とスネイプに言い逃れをしましたが残念ながら説得力は全くありませんでした。当然のことですが首があれば体の他の部分もあったのです。その結果ハリーは報いを受けて・・・

自分が取った愚かな行動のために「自分で自分の首を絞める」ということになってしまったのでした。暖炉に放り込まれそうになった「忍びの地図」はルーピン先生の機転で難を免れましたが没収されてしまったのでした。

スネイプの部屋を出た後ルーピン先生はハリーに「君の両親は君を生かすために自らの命を捧げたんだよ」それなのに「たかが魔法のおもちゃ一袋のためにご両親の犠牲の賜物を危険にさらすなんて」と言ったのでした。

ルーピン先生の極めて厳しい物言いにハリーはスネイプの部屋にいる時よりもさらに惨めな気持ちになったのでした。寮に帰る途中父親の形見の「透明マント」が隠されている隻眼の魔女像の脇を通りましたがハリーは・・・

到底取りに降りる気にはなれなかったのでした。

当時のハリーにとっては永遠にも感じられる期間だと私は思うのですが、ホグワーツに在学している間はホグズミード村には行けないということにハリーはなってしまったのでした。その事態を受けてロンはこう言ったのでした。

「僕が君に行けって勧めたんだ。ルーピン先生の言う通りだ。バカだったよ。僕たちこんなことすべきじゃなかった」

今日の最後に
こうして3年生の残りの期間はホグズミード村に行けなくなってしまったハリーだったのですが、帰りのホグワーツ特急に乗っている時にシリウスからふくろう便が届いてバックビークと無事逃亡中であることに加えて・・・

クリスマスにファィアボルトを贈ったことなどが手紙には綴られていたのでした。さらに来年のハリーのホグワーツでの生活がより楽しくなるようにと封筒には「もう1枚の羊皮紙」が同封されていたのでした。それには?

「わたくし、シリウス・ブラックはハリー・ポッターの名付け親として、ここに週末のホグズミード行きの許可を与えるものである」

ハリーはまるでバタービール1本を一気飲みしたかのように急に温かく満ち足りた気分になったのでした。これで秘密の抜け穴を通ってこそこそ行かなくとも堂々とホグズミード村に行けるようになったというわけです。
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