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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

先週取り上げたダイアゴン横丁もそうだったんですが、当然のごとくヴォルデモート卿復活の影響はホグズミード村にも強く及んで来たのでした。その結果久しぶりにハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が村を訪れた時には残念ながら・・・(全3項目)

3-1.有り得ない組み合わせ?
チョウとのバレンタイン・デートも「ものの見事に玉砕」ということになり、ハグリッドとの会話も何やら意味深なやり取りに終始して考えに耽(ふけ)っていたハリーだったのですが名前を呼ばれて現実に引き戻されたのでした。

「ハリー!ハリー、こっちよ!」

店の向こう側でハーマイオニーが手を振っていたのでした。ハリーが立ち上がって混雑した「三本の箒」の客を掻き分けながら近づいて行くとハーマイオニーの飲み仲間としては到底考えられない2人が同じテーブルに・・・

それは誰あろうルーナ・ラブグッドとリータ・スキーターの2人だったのです。ハリーにチョウのことを訊ねるスキーターに「これ以上ハリーのプライバシーに触れたら取り引きはなし」と言うハーマイオニーにスキーターは?

「何の取り引き?」と苛立つスキーターだったのですが、ハーマイオニーがスキーターを呼び出した理由はハリーがヴォルデモート復活について話すことを記事にしてもらうためだったのです。驚くハリーにスキーターの2人!

ハリーにスキーターの2人が同時に驚くというのも「この時」が最初で最後だったというわけなんですが、さらに驚くべきことにハーマイオニーはそのスキーターが書いた記事を「ザ・クィブラー」に載せると言うのです。

最終的にはスキーターはハーマイオニーに「未登録の動物もどき」という弱みを握られているので記事を書くことを承知したのですが「ハリーの話がザ・クィブラーに載ったら誰が信じるというの?」という指摘は・・・

極めて至極ごもっともな意見というわけです。そのため雑誌が発売された直後にはハリーの元には「その手」の指摘をする手紙が多数届いたというわけです。しかし真実に勝る説得の方法はなし!ということで・・・

ハリーのインタビュー記事が載った「ザ・クィブラー」3月号は増刷するほどの大ベストセラーになったというわけなんですよね。

3-2.ヴォルデモート復活の余波はここにも
そしてハリー5年生の学期末には魔法省に現れたヴォルデモート卿を魔法大臣コーネリウス・ファッジを筆頭に多数の魔法省の職員が目撃したためヴォルデモートの復活がようやく公になったというわけなんですよね。

こうして存在があからさまになってしまったためヴォルデモートは活動を活発化させロンドンのブロックデール橋を真っ二つに折ってしまったりファッジ大臣に「(大臣の)席を譲らなければマグルを大量虐殺する」と・・・

脅しをかけるようにまでなったのでした。このためホグワーツ魔法魔術学校も今まで以上に城の魔法の防衛が強化されたのでした。そして当然ヴォルデモート復活の余波はホグズミード村にも及ぶことになったのでした。

そういった現実をハリーたちホグワーツの在校生が見せつけられたのは、やはり週末にホグズミード行きが許された時に村に足を運んだ時でした。ハリーは顔の下半分にマフラーを巻きつけて村へと向かいましたが・・・

寒さでかじかんだ肌がひりひりと痛んでそれだけでもホグズミードまでの道程は楽しいとは思えなくなっていたのでした。前述の「ザ・クィブラー」騒動以降ハリーは村に行くことを許されていなかったのですが・・・

にも関わらず「暖かい談話室で過ごしたほうが良かったのでは?」と一度ならず思ったのでした。ようやく村に到着したものの「ゾンゴの悪戯専門店」に板が打ちつけられているのを見て「この遠足は楽しくない」と・・・

思わずにはいられなかったのでした。さらに偶然出くわしたマンダンガス・フレッチャーがグリモールド・プレイス12番地からシリウスの形見の品々を持ち出していることが判り失意の内に城に引き返すことになったのでした。

さらに城への帰り道ではグリフィンドール・チームのメンバーの1人ケィティ・ベルが呪われたネックレスに触って結局は聖マンゴに入院するという事件も起きて落ち込む気持ちにさらに拍車をかけることになったのでした。

3-3.ヴォルデモートの最後の分霊箱を求めて
今にして思えば6年生の時にハリーが最後にホグズミード村に足を踏み入れたのはダンブルドアとヴォルデモートが海辺の洞窟に隠したという「あの」偽物の分霊箱を取りに行く時だったというわけなんですよね。

ヴォルデモートの分霊箱の最後の隠し場所がホグワーツだと判り、一刻も早くということでホグズミード村に到着したハリーたち3人だったのですが当然ヴォルデモートも「そんなことは百も承知」ということで・・・

3人が地上に降り立った次の瞬間には「ギャーッ」という叫び声が響き渡って、パブ「三本の箒」の入口が勢いよく開くとフードを被ったマント姿の10人あまりの死喰い人が杖を構えて道路に躍り出て来たのでした。

「アクシオ!透明マントよ、来い!」

死喰い人が大声で唱えましたがマントは動く気配さえありません。しかし村には「姿くらまし」出来ないように死喰い人があらかじめ呪文をかけておいたようなのです。そのため3人は身動きできない状況に追い込まれて・・・

さらに死喰い人が吸魂鬼を放って来たためハリーは「守護霊の呪文」を使わざる負えなくなり死喰い人たちに居所を知られてしまったのでした。恐怖と衝撃でハリーがどうすべきか決めかねているとそこに声をかける人物が!

「ポッター、こっちへ、早く!」

近くで閂を外す音がして狭い脇道の左手の扉が開くと「その人物」の声はそこから聞こえて来たのでした。ハリーは迷わず従いロンとハーマイオニーも開いた扉から中に飛び込んだのでした。3人が入ったその建物とは?

そこがハリーたち3人は5年生の10月以来久しぶりに足を踏み入れたホッグズ・ヘッドだったというわけなんですよね。ここで「この店」のバーテンがダンブルドアの弟のアバーフォースだということが明らかになったのでした。

アバーフォースは「とんでもないバカ者どもだ」とさらに「のこのこやって来るとはどういう了見だ?」と激怒した後ハリーに「君がしなければならないのは、ここから出来るだけ遠ざかることだ」と言ったのでした。

アバーフォースにとっては「兄」でありハリーたちにとっては校長だったアルバス・ダンブルドアを巡って4人はしばらくの間は激論を交わしていましたがハリーの「この言葉」が最後の決め台詞になったのでした。

「僕たちはホグワーツに入らなければならないんです。もしあなたに助けていただけないのなら僕たちは夜明けまで待ってあなたにはご迷惑をかけずに自分たちで方法を見つけます。もし助けていただけるなら・・・」

「そうですね。今すぐそう言っていただけるといいのですが」

アバーフォースは驚くほど兄アルバスと瓜二つの目でハリーをじっと見つめると「お前はどうすればよいか判っているね」と言って今や敷地の外からホグワーツの城内に入れる唯一の道を3人のために開けてくれたのでした。

こうして3人はホグワーツ入りを果たすことが出来たというわけなんですよね。

最後に
今回こうしてホグズミード村を中心に各巻を読み返してみて気づいたんですけど、ハリーたちは村に行くと必ずといっていいほどパブ「三本の箒」に行っていることが判りましたよね。ハリーにとって「三本の箒」は・・・

いいこともありましたし悪いこともありましたし色んな意味でホグズミード村にある商業施設の中では一番印象深い店ということになりましたよね。しかし行った回数は少なかったものの「ホッグズ・ヘッド」も同様に・・・

ハリーにとっては忘れられない店になりましたよね。

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