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散々迷った挙句にそれでも何とかレストレンジ家の金庫にたどり着くことが出来たハリーたちだったのですが、到着した金庫でも想定外のアクシデントが次々と起きて分霊箱探しは難儀を極めたのでした。それでも「終わり良ければ全て良し!」ということで?(全3項目)

3-1.盗人落としの滝
そしてハリーたちが乗ったトロッコがヘヤピンカーブを高速で曲がった所でした。線路に叩きつけるように落ちる滝が目に飛び込んで来たのでした。トロッコはあっという間に乗せた全員もろとも滝に突っ込んで行ったのでした。

目も口も水で塞がれ何も見えず息もできませんでした。トロッコが恐ろしく傾いたかと思ったら全員が投げ出されたのでした。とっさにハーマイオニーが「クッション呪文」をかけたので全員怪我だけは免れたのですが・・・

そのハーマイオニーを見てハリーは「大変だ!」と思ったのでした。そこにはベラトリックスの姿はなく完全に元の姿に戻ったハーマイオニーがいたのです。ロンも同様に元の赤毛の髭なしに戻っていたのでした。これは?

「盗人落としの滝!」

よろよろと立ち上がったグリップフックが水浸しの線路を見ながら言ったのでした。今になってハリーは滝の水が単なる水ではないことに気づいたのでした。それが「何だったのか?」をグリップフックが説明したのでした。

「呪文も魔法による隠蔽も全て洗い流します!グリンゴッツに偽者が入り込んだことが判って我々に対する防衛手段が発動されたのです!」

「盗人落としの滝」は服従の呪文をも解いてしまうためハリーはボグロッドに再び杖を向けて呪文をかけ直さなくてはなりませんでした。金庫の扉を開けるためにはボグロッドが必要だったからです。そしてついに・・・

両方の後脚に足かせをはめられた獰猛な盲目のドラゴンを切り抜けると、その奥にはレストレンジ家の金庫があるのです。

3-2.分霊箱を発見!
こうしてハリー、ロン、ハーマイオニーにグリップフックの4人はついにレストレンジ家の金庫の中に入ることが出来たのですが、その金庫にはグリップフックがグリンゴッツを去った後に追加されていた魔法があったのです。

レストレンジ家の金庫は天井から床までぎっしり詰まった金貨にゴブレットさらには銀の鎧やら不気味な生き物の皮やら長い棘がついている物やら羽根が垂れ下がった物やら宝石で飾られたフラスコ入りの魔法薬に・・・

冠を被ったままの頭蓋骨もありました。扉が再び現れて金庫内は真っ暗になってしまったため杖灯りで金庫の中を照らすと「例の」あの偽物のグリフィンドールの剣もあったのでした。ところがハーマイオニーが・・・

ハリーが杖灯りを向けるとハーマイオニーの手から宝石を嵌め込んだゴブレットが落ちるところでした。ところが落ちた途端に「そのゴブレット」が分裂したかと思うと同じようなゴブレットが噴き出して来るではありませんか。

増えたゴブレットはあっという間に床を埋め元々のゴブレットが「どれだったのか?」全く区別がつきません。おまけにハーマイオニーはゴブレットを触った指先に火傷を負っていたのです。それを見てグリップフックは・・・

グリップフックがグリンゴッツを去った後レストレンジ家の金庫には「双子の呪文」と「燃焼の呪い」が追加されていたのです。触れる物は全てが増え熱くなるというのです。しかしコピーには価値がないのだそうです。

そのため宝物に触れ続けると最後には増えた宝の重みに押しつぶされて圧死してしまうのだそうです。しかし事の次第が判った時点で「時既に遅し!」といった感じでした。ハリーたち3人はなるべく動かないようにして・・・

ヘルガ・ハッフルパフの金のカップを探しましたが、もはや何にも触れないというのは不可能でした。ハリーはガリオン金貨の滝を作ってしまい、さらに偽の金貨が発する熱で金庫の中はまるで竈(かまど)のようでした。

そして6年間クィディッチのグリフィンドール・チームのシーカーを務めただけのことはあってか?やはりヴォルデモートがヘプジバ・スミスから奪った金のカップを発見したのはハリーだったのでした。ところが・・・

カップが置かれている棚には誰も手が届きません。一番背の高いロンでさえ届きませんでした。そこでハーマイオニーのビーズバックからグリフィンドールの剣を取り出して手近にあった物に触れてみたところ・・・何と!

増えないのです。3人がそんなことをしている間にも金庫の扉の向こうからドラゴンの吼え声と鳴子がガチャガチャ言う音が聞こえて来たのでした。もはやハリーたちは完全に包囲されてしまったようでした。そこで・・・

ハーマイオニーが・・・

3-3.盲目のドラゴンに乗って
ハーマイオニーが杖を上げハリーに向かって「レビコーパス、身体浮上せよ」と唱えるとハリーの体全体が踵から持ち上がって逆さまに宙に浮かんだのでした。途端にハリーは鎧にぶつかり白熱した鎧のコピーで金庫内は?

既に一杯になっている空間をさらに埋めたのでした。ロン、ハーマイオニーに2人の小鬼が押し倒されて他の宝に触れたので宝のコピーがさらに増えて金庫内はもはや増えた宝のコピーで収拾のつかない状態になったのでした。

そんな状況の中でも何とかハリーはグリフィンドールの剣の先にヘルガ・ハッフルパフの金のカップを引っかけることが出来たのですが、ここでグリップフックが本性を顕したのでした。グリフィンドールの剣を・・・

グリップフックは片手でハリーの髪の毛をむんずと掴み、さらにもう一方の手で剣の柄を掴んでハリーに届かないようにと高々と上げたのでした。その時剣の先からカップが離れて宙に舞いハリーはカップを掴んだのでした。

カップがじりじりと肌を焼くのを感じながらも、数え切れないカップのコピーが雨のように降りかかって来てもハリーは決してカップを離しはしなかったのでした。しかしそれが精一杯でグリフィンドールの剣のほうは・・・

その時金庫の入口が開いてハリーたちは膨れ続けた白熱した宝のコピーに押し流されて、なす術もなく金庫の外に投げ出されてグリップフックは金庫の外にいた小鬼の群れの中に姿を消したのでした。こうして剣は・・・

グリフィンドールの剣はグリップフックに奪い去られてしまったのでした。ハリーはもはや脱出するには囲みを破るしかないと覚悟して攻め寄せる小鬼たちに攻撃を始めロンとハーマイオニーもハリーに続いたのでした。

その時でした。繋がれたドラゴンが咆え哮り吐き出す炎が小鬼の頭上を飛び過ぎたのでした。小鬼の援軍に駆け付けていた魔法使いたちは身を屈めて逃げ出し、今来た道を引き返して行ったのでした。するとハリーの脳裏に!

啓示か?狂気か?ハリーはドラゴンを岩盤に繋いでいる鎖に杖を向けると「レラシオ!放せ!」と唱えたのでした。ドラゴンを繋いでいた足枷が爆音を上げて割れたのでした。そしてドラゴンに向かって走り出したのです。

ハーマイオニーは「何をするつもりなの?」と叫びましたが、ハリーはロンとハーマイオニーにドラゴンに乗れと叫んだのでした。ちょうどタイミングよくドラゴンは3人が背中によじ登った瞬間に繋がれていないことに・・・

自分が自由だということに気づいたのでした。ドラゴンは一声吼えると後ろ脚で立ち上がったのでした。両の翼を開き悲鳴を上げる小鬼たちをボウリングのピンのように豪快になぎ倒して舞い上がったのでした。そして・・・

「ディフォディオ!掘れ!」

ハーマイオニーは穴掘り呪文を唱えてドラゴンが逃げ道を作るのを手伝ったのでした。ハリーとロンもハーマイオニーに倣って穴掘り呪文を連発してドラゴンが天井を吹き飛ばすのを援護したのでした。こうして3人は・・・

呪文の力とドラゴンの怪力が重なってハリーたちはグリンゴッツから脱出することに見事成功したのでした。

最後に
今回グリンゴッツの金庫破りの場面を読み返してみて判ったことはグリップフックは最初から「こんな計画では絶対に事は発覚するに決まっている」と思っていただろうということですね。したがってグリップフックは・・・

ハリーと交わした約束を信用する以前に混乱のどさくさに紛れてグリフィンドールの剣を奪うつもりでいたと私はそう思いますね。というのもハリーもロンも計画を立て直して「もう一度出直そうか?」と言っていたのに・・・

グリップフックは決して惑わず迷うことも全くなく事が明らかになったのが明々白々になった後も計画を実行し続けていましたからね。つまりハリーたちはまんまとグリップフックの策略に嵌められたというわけです。(苦笑)

しかしこうして苦労の末に取り戻したグリフィンドールの剣はネビルが組分け帽子の中から取り出して「3日」と持たずに魔法使いの手元に戻ってしまったというわけです。結局グリップフックの奮闘と努力は・・・

骨折り損のくたびれ儲けだったというわけなんですよね。(笑)
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