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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

7月の上旬にはエルファイアス・ドージによるアルバス・ダンブルドアの追悼文を載せていた日刊予言者新聞だったのですが、それが1ヵ月も経たない8月1日にクーデターが勃発してヴォルデモート卿が政権を握ると予言者新聞は一転してヴォルデモートと死喰い人の御用機関に成り下がってしまったのでした。さらにハリーに対する報道姿勢もまた・・・(全3項目)

3-1.ハリー・ポッター選ばれし者?
ヴォルデモート卿の復活が明らかになった直後の日刊予言者新聞には「ハリー・ポッター選ばれし者?」と題する記事が掲載されて、その記事の中では「魔法省に侵入した死喰い人が予言を盗もうとしたのでは?」と・・・

さらに巷では「その予言とは死の呪文を受けて生き残った唯一の人物で問題の夜に魔法省にいたというハリー・ポッターに関するものでは?」と推測されているのだそうです。さらに一部の魔法使いの間ではハリーは・・・

「選ばれし者」と呼ばれ予言がヴォルデモート卿を排除できる「ただ1人の者としてハリーを名指ししたのではないか?」と考えていると日刊予言者新聞は伝えているんですよね。この記事を読んでハリーが思ったこととは?

この予言者新聞の報道を受けてダンブルドア校長はハリーに「予言の間での君の冒険については情報漏れどころか情報洪水だったことが判るじゃろう?」と言ってハリーも「世間の人たちみんなが知っていること」と・・・

言おうとしたのですが、ダンブルドアは「確かに世間の人々の多くが正しい推量をしたのは事実だが予言の全容を知っているのは自分とハリーの2人だけ」だと言明したのでした。しかしこうして新聞報道されたことが・・・

魔法界の多くの人たちが「ハリー・ポッターは選ばれし者なんだ!」と信じることでヴォルデモート卿と死喰い人が魔法省と魔法界を支配する事態に陥っても唯一の心の支えとなっていったというわけなんですよね。

3-2.アルバス・ダンブルドアの追悼文を載せる一方で・・・
エルファイアス・ドージが寄稿した「アルバス・ダンブルドアを悼む」と題する記事はハリーがプリベット通りに戻って間もない日の予言者新聞の10面に掲載されていたのでした。改めてこの記事を読み返してハリーは・・・

ハリーの今の悲しみには恥じ入る気持ちが混じっていたのです。ハリーはダンブルドアをよく知っているつもりでした。しかしこの追悼文を最初に読んだ時「実はほとんど何も知らなかった」ということに気づかされたのでした。

ダンブルドアの少年時代や若い頃のことなどハリーは一度も想像したことがありませんでした。最初から人格者で銀色の髪をした高齢のハリーが知っているダンブルドアしか頭に思い浮かべたことがなかったのです。

ハリーはダンブルドアの過去を聞こうともしませんでした。それは聞くのは何だかおかしいし無遠慮だと思ったのです。あの有名なグリンデルバルドとの決闘のことや他の数々の功績のことも何も聞かなかったのでした。

しばらく考えに耽った後ハリーは日刊予言者新聞の追悼文を切り取り「実践的防衛術と闇の魔術に対するその使用法」第1巻の中に挟み込んだのでした。ところがその日の朝に届いた日刊予言者新聞の一面の下には・・・

一面の下半分を占める記事には悩ましげな表情のダンブルドアが大股で歩いている写真があり上には小さめの見出しがついていました。ハリーが乱暴に紙面をめくって13面を見るとリータ・スキーターの顔写真がそこに!

ダンブルドア-ついに真相が?

同世代で最も偉大と称された天才魔法使いの欠陥を暴く衝撃の物語、いよいよ来週発売。


宝石縁のメガネに念入りにカールさせたブロンドの魔女が本人は魅力的だと思っているらしい歯を剥き出しにした笑顔でハリーに向かって指をごにょごにょ動かしながら愛想を振り撒いていたのでした。何故か?と云えば!

「アルバス・ダンブルドアの真っ白な人生と真っ赤な嘘」というダンブルドアの伝記小説本をダンブルドア本人の死から僅か4週間で書き終えたというのです。あまりの内容にハリーはインタビュー記事を読み終えた時には?

ハリーはその紙面を睨みつけたまま呆然としたのでした。嫌悪感と怒りが反吐のように込み上げて来たのでした。ハリーはその予言者新聞を丸めると力任せに壁に投げ付けたのでした。ハリーはスキーターへの怒りで・・・

部屋の中を無意識に大股で歩き回ったり空っぽの引き出しを開けたり本を取り上げては元の場所に戻したりしましたがハリー自身は自分が「何をしているのか?」の自覚がないほどに腹を立てていたのでした。

3-3.ヴォルデモート後の報道内容
そんなわけで7月の上旬にはエルファイアス・ドージが寄せたアルバス・ダンブルドアの追悼文を載せていた日刊予言者新聞だったのですが、8月1日にクーデターが勃発してルーファス・スクリムジョールが暗殺され・・・

ヴォルデモートが魔法省を支配下に収めると予言者新聞もまたヴォルデモートと死喰い人に乗っ取られて報道姿勢を180度転換させたというわけなんですよね。そのため一面にはハリーの顔写真が大きく掲載されて・・・

アルバス・ダンブルドアの死にまつわる疑惑
尋問のため指名手配中


この記事が意図する目的とは「ダンブルドアが死んだ今ハリーがヴォルデモートへの抵抗勢力の象徴的存在となり扇動の中心になることは間違いない」しかしハリーが昔の英雄の死に関わったと示唆することで・・・

さらにハリーの首に懸賞金を賭けたばかりではなくハリーを擁護する可能性のある沢山の魔法使いの間に疑いと恐れの種を撒いたことになるとのことでした。つまりこれで反ヴォルデモート派の動きを牽制する狙いも・・・

あるというわけです。こうしてクーデター後の日刊予言者新聞はすっかりヴォルデモートと死喰い人の御用機関に成り下がってしまい「マグル生まれ登録」と題する記事を載せるに至ったのでした。その内容とは?

「魔法省はいわゆる『マグル生まれ』の調査を始めた。彼らは何故魔法の秘術を所有するようになったのかの理解を深めるためだ」ここまでの表現は極めて穏やかでマグル生まれに理解があるように思えるのですが・・・

この後は一転して表現が辛辣・過激になるんですよね。魔法は魔法使いの子孫が生まれることによってのみ受け継がれる。そのため魔法使いの祖先を持たない者は窃盗又は暴力によって得た可能性があると言うのです。

そこで魔法省は「かかる魔法力の不当な強奪者を根絶やしにすることを決意し」その目的のために全てのマグル生まれに対して新設の「マグル生まれ登録委員会」による面接に出頭するよう招請したんだそうです。

さらに9月1日の日刊予言者新聞には・・・

極めつけの最悪の記事が載ったのでした。

セブルス・スネイプ、ホグワーツ校長に確定

日刊予言者新聞は「我が校に於ける最善の魔法の伝統と価値を高揚する機会を我輩は歓迎する」というスネイプ新校長の談話を掲載したのでした。事もあろうに前校長を殺した人物の談話を掲載するなんて予言者新聞も・・・

落ちるところまで落ちたといったところでしょうか?

最後に
そんなわけでエルファイアス・ドージによるアルバス・ダンブルドアの追悼文を掲載していたかと思うと1ヵ月も経たない内にヴォルデモートと死喰い人の御用機関に成り下がったりハリーに関する報道内容もまた・・・

僅か7年の間にも絶賛したりこき下ろしたりを激しく繰り返してハリーはその都度日刊予言者新聞の報道姿勢の変遷に振り回されて来たというわけです。しかしイギリス魔法界に1つしかない新聞がこれでいいんでしょうか?

もう少し骨のある報道機関になってもらいたい!と私も思いますが、多分今も変わっていないような気がしますね。(苦笑)

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