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先週と先々週に引き続き今週も映画関連の記事をお届けしてみたいと思います。シビル・トレローニーのヴォルデモートに関する予言を聞いてセブルス・スネイプは「ご主人様の一大事」ということで急いでヴォルデモート卿に予言の内容を知らせたのでした。ところが!その結果闇の帝王は・・・(全3項目)

3-1.シビル・トレローニーの最初の予言
闇の帝王を打ち破る力を持った者が近づいている。そして闇の帝王はその者を自分に比肩する者として印すであろう。しかし彼は闇の帝王の知らぬ力を持つであろう。一方が生きる限り他方は生きられぬ。

このシビル・トレローニーの予言の前半部分を聞いた当時はまだ死喰い人だったセブルス・スネイプが「ご主人様の一大事だ」ということでヴォルデモート卿に急いで知らせたというわけなんですよね。ところがそれが・・・

熟慮に熟慮を重ねた結果ヴォルデモート卿が狙いを定めたのがスネイプが愛するリリーを含めたポッター一家だった。そこでスネイプはヴォルデモート卿に「リリーの命だけは助けて欲しい」と助命嘆願をする一方で・・・

敵方のダンブルドアの所にも駆け込んで「リリーが助かるよう取り計らって欲しい」と懇願したというわけです。ところがポッター夫妻の「秘密の守人」が裏切ってヴォルデモートに夫妻の居場所を教えてしまったため・・・

ヴォルデモートは当初はスネイプに言われていたのでリリーを助けようとしていたのですが、リリーが自らの命を投げ出してハリーを護ろうとしたため結局リリーはヴォルデモートに殺されてしまったのでした。

しかし!その一方でヴォルデモート卿は予言の後半部分「彼は闇の帝王の知らぬ力を持つであろう」を知らなかったためハリーに放った「死の呪文」はヴォルデモート自身に撥ね返りその結果ハリーは生き残り・・・

ヴォルデモート卿は凋落して次に復活して肉体を取り戻すまでの約13年間に渡って沈黙することを余儀なくされたのでした。そこで今日の記事ではハリーの持つ「闇の帝王が知らない力」について考えてみることにします。

3-2.闇の帝王が知らない力、その1
13年ぶりに復活し肉体を取り戻したヴォルデモート卿と直接対峙するに及んでハリーは最期が来たことを悟ったのでした。望みはない。助けは来ない。ヴォルデモートがさらに近づく気配を感じながらハリーがその場で・・・

一途に思い詰めていたこととは?

恐れも理性をも超えた1つだけのことだったのです。ヴォルデモートの足下にひざまずいて死んだりなんかするもんか!父さんのように堂々と立ち上がって死ぬのだ!防衛が不可能でも僕は身を護るために戦って死ぬのだ。

ヴォルデモートが墓石の向こうから覗き込む前にハリーは立ち上がり杖をしっかりと握り締めて体の前に構え墓石をくるりと回り込むとヴォルデモートと向かい合って「エクスペリアームス!」と叫んだのでした。ところが!

その時ハリーの柊と不死鳥の杖は・・・

ハリーがヴォルデモートから「2度目」となる「死の呪文」を受けてダンブルドアとの再会を果たした時ハリーの「僕の杖はどうしてあいつの借り物の杖を折ったのでしょう?」という疑問に対してダンブルドアは・・・

それについては定かには分らないし最初に理解しておかなければならないのは、ハリーとヴォルデモート卿が前人未到の魔法の分野を共に旅して来たからだと前置きした上で「こんなことが起こったのではないか?」と・・・

前例のないことだったのでオリバンダー翁でさえも予測も説明もできなかったのであろうとダンブルドアは言って「あの時ハリーの柊と不死鳥の杖は何をしたのか?」の推論を話してくれたのでした。それはハリーが・・・

あの復活した夜ハリーよりもヴォルデモート卿のほうが恐れていたというのです。ハリーは「死ぬかもしれない」ということを受け入れたばかりか積極的に迎え入れたというのです。それはヴォルデモート卿には・・・

決してできないことでした。ハリーの勇気が勝った。ハリーの杖がヴォルデモート卿の杖を圧倒したというのです。その結果2本の杖の間に2人の持ち主の関係を反映した何事かが起こった。そこでハリーの杖は・・・

あの夜ハリーの杖はヴォルデモートの杖の力と資質の一部を吸収したというのです。柊と不死鳥の杖はハリーの並外れた勇気とヴォルデモート自身の恐ろしい魔力の両方を兼ね備えていた。そのため借り物の・・・

ルシウス・マルフォイの哀れな棒切れなどでは到底勝ち目がなかったのは当然の結果だとダンブルドアはハリーにそう説明したというわけなんですよね。ハリーの並外れた勇気がヴォルデモート卿を凌駕したと・・・

それがハリーの闇の帝王が知らない力だというわけなんですよね。

3-3.闇の帝王が知らない力、その2
何故ハリーは2度もヴォルデモートから「死の呪文」を受けても生きていられるのか?特に今回の2度目は「誰も僕のために死んでいないのに僕はどうして生きているのですか?」という問いに対してダンブルドアは・・・

「君には判っているはずじゃ。振り返って考えるのじゃ。ヴォルデモートが無知の故に欲望と残酷さの故に何をしたのかを思い出すのじゃ」そうダンブルドアに言われてハリーが考え込んだ末に導き出した結論とは?

「あいつは僕の血を入れた」

ヴォルデモートはハリーの血を採って自分の生身の身体を再生させた。ヴォルデモートの血管に流れる「リリーの護り」がハリーの命を繋ぎ止めているというのです。ハリーが生きているのはヴォルデモート卿が・・・

生きているからだというのです。何故ヴォルデモートが「そんなことをしてしまったのか?」と云えば、ヴォルデモートの知識は情けないほどに不完全なままだからだとダンブルドアはハリーに言ったのでした。それは・・・

ヴォルデモートは自らが価値を認めないものに関しては理解しようという気持ちが全くないのだそうです。屋敷しもべ妖精やお伽噺それに愛や忠誠に無垢など。ヴォルデモートはこれらのものを何も一切知らず・・・

こういったものの全てがヴォルデモートを凌駕する力を持ち「どのような魔法も及ばぬ力を持つ」という真実をヴォルデモートは決して理解できなかったのだそうです。そのためヴォルデモートは自らを強めると信じて・・・

ハリーの血を自身の身体に取り込んだ。それが皮肉にも「ヴォルデモート自身が生きている限りハリーの命を繋ぎ止めている」というヴォルデモート自身にとっては望みと相反する結果を生んでしまったというわけなんですよね。

今日の最後に
何故ヴォルデモートが自身の身体を再生させる時にはハリーの血が必要不可欠だと思ったのか?と云えば、それはハリーが1年生の時に2人が「賢者の石」を巡って直接対決した時のことがあったからなんですよね。

ピーター・ペティグリューことワームテールも「他の魔法使いの血を使えばいいのでは?」と提案したのですがヴォルデモートはあくまでもハリーの血にこだわったというわけです。しかしその結果ハリーを配下の・・・

死喰い人以外では唯一のヴォルデモート復活の目撃者にしてしまいましたし不死鳥フォークスの芯の杖2本つまり双子の杖を無理やり戦わせることにもなってしまいました。ヴォルデモートにとってはハリーを最初に・・・

襲った時のボタンの掛け違いが最後まで修正できなかったことが身を滅ぼす結果になってしまったというわけなんですよね。
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